Qnix QX2710

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2024年1月26日 (金) 06:07時点におけるKgx (トーク | 投稿記録)による版 (翻訳)
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この記事は、QX2710 を Linux 上で動作させる為の短いチュートリアルです。

Nvidia による X11 の修正

デフォルトでは、一部のグラフィックスドライバーでは、QX2710 はデバッグモードに入り、X を起動すると色が切り替わります。この理由は、ドライバーがモニターから EDID を読み取る際に問題が発生するためです。

EDID の読み取りに関するこの問題は Windows では発生しないため、読み取り EDID はライブ Windows メディアを使用して取得できます。Windows 11 から Monitor Asset Manager を使用してエクスポートされた EDID bin の例は、QX2710.bin からダウンロードできます。

  • edid ファイルを /etc/X11/edid にコピーします (必要に応じてディレクトリを作成します)
  • /etc/X11/xorg.conf.d にある nvidia が生成した xorg 設定を削除します。
  • 次のコマンドでモニターの ID を確認します。
$ nvidia-xconfig --query-gpu-info

もう 1 つの方法は、/var/log/Xorg.0.log ファイルでモニター ID を検索することです。

  • /etc/X11/xorg.conf.d/60-qnix-edid.conf を作成し、次の内容を追加します (DFP-0 をモニター ID に変更することを忘れないでください)
/etc/X11/xorg.conf.d/60-qnix-edid.conf
Section "Device"
     Identifier     "Device0"
     Option         "CustomEDID" "DFP-0:/etc/X11/edid/QX2710.edid"
EndSection
  • ファイルを保存して X を再起動します。これでモニターが動作するはずです。

さらに別の方法としては、EDID/DisplayID Writer を使用して固定 EDID をモニターに書き込むことです。プログラムはチェックサムが EDID が破損していることを検出します。そして問題の解決を提案します。