PS3 Mediaserver

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Java で実装されたサーバーです。様々なクライアントに対応したトランスコードプロファイルをデフォルトで内蔵していますが、ヘッドレスサーバーとして使うための情報はあまりありません。

インストール

AUR から pmsAUR をインストールしてください。

設定

デフォルトのインストール場所は /opt/pms で、設定ファイルは /opt/pms/PMS.conf です。設定ファイル内にそれぞれのオプションの説明が書かれています。

ヘッドレスのサーバーで動かす場合

Operating Mode
minimized = true

ファイルシステム全体から表示する場所を絞りたい場合

Media Locations
folders = /directory.you.want.shareuser name to run it asd/,/another.directory

オーディオトラックが間違っている場合 (例: 英語)

Audio language priority
mencoder_audiolangs = eng,und

英語の動画ではサブタイトルを出さず、それ以外では英語のサブタイトルを表示する場合

Subtitle language priority
mencoder_sublangs = loc,eng,und

全てのオプションの一覧はここにあります。

システム全体の設定ファイルを編集してください:

/etc/conf.d/pms
PMS_USER='<pms を実行するユーザー名>'

設定ファイルは /home/<pms を実行するユーザー名>/.config/PMS/PMS.conf に置くようにしてください。

以下の作業はシステムによっては必要ありません
# mkdir /opt/pms/database
# chown <ユーザー名> /opt/pms/database

デーモンとして実行

SysVinit

以下の修正デーモンスクリプト (オリジナルは pms-svn) を使って下さい。

/etc/rc.d/pms
#!/bin/bash

. /etc/rc.conf
. /etc/rc.d/functions
. /etc/conf.d/pms

PID=`cat /var/run/pms.pid 2> /dev/null`
[ -z "$PID" ] && PID=`ps -Ao pid,command | grep java | grep pms.jar | awk '{print $1}'`

case "$1" in
	start)
		stat_busy "Starting PS3 Media Server"
		if [ -z "$PID" ]; then
			if [ -n "$PMS_USER" ]; then
				su -s '/bin/sh' $PMS_USER -c "/usr/bin/ps3mediaserver &>> /var/log/pms.log" &
			else
				/usr/bin/ps3mediaserver &>> /var/log/pms.log &
			fi
			PID=$!
			if [ $? -gt 0 ]; then
				stat_fail
			else
				echo $PID > /var/run/pms.pid
				add_daemon pms
				stat_done
			fi
		fi
		;;
	stop)
		stat_busy "Stopping PS3 Media Server"
		[ ! -z "$PID" ]  && kill $PID &> /dev/null
		while ps -p $PID &> /dev/null; do sleep 1; done
		if [ $? -gt 0 ]; then
			stat_fail
		else
			rm /var/run/pms.pid 2> /dev/null
			rm_daemon pms
			stat_done
		fi
		;;
	restart)
		$0 stop
		sleep 1
		$0 start
		;;
	*)
		echo "usage: $0 {start|stop|restart}"
		;;
esac
exit 0
# /etc/rc.d/pms start
  • (任意) 'tail -f /var/log/pms.log' や 'tail -f /opt/pms/debug.log' で問題が起こった時に出力が見れます。

systemd

現在 (1.71.0-2 から) パッケージには systemd のユニットファイルがデフォルトで含まれています。インストール後に以下を実行してください:

# systemctl daemon-reload
# systemctl start pms@<ユーザー名> # pms を実行
# systemctl enable pms@<ユーザー名> # 起動時に自動実行
# journalctl -u pms@<ユーザー名> # ログファイルにデバッグ出力

インデックス化(索引付け)

  • ウェブブラウザを使って次のページに行き: http://<サーバーの ip アドレス>:5001/console/home
  • 'index files and folders' をクリック
  • それでインデックスが作られます。