Stata
STATA は *nix, Windows, Mac 向けの汎用統計ソフトウェアパッケージです。以下では STATA のインストール方法を説明します。
必要なライブラリ
Stata を実行するにはライブラリのインストールが必要です。Stata は GTK+ フレームワークを使っています。
GNOME を使用している場合 libgtksourceviewmm2 と libgnomeprintAUR をインストールしてください。
STATA 14 を使用する場合、libncurses.so.5
についてのエラーメッセージが表示されるので ncurses5-compat-libsAUR をインストールしてください。
Stata のインストール
ライブラリをインストールしたら、STATA の DVD を挿入してマウントしてください。
物理的な DVD ではなく ISO を使用する場合、以下のコマンドでマウントできます:
# mount -o loop /path/to/file.iso /mnt
DVD を使用する場合、以下のコマンドで /mnt
にマウントできます:
# mount -t iso9660 -o ro /dev/cdrom /mnt
Stata 用にディレクトリを作成する必要があります。Stata は /usr/local/
にインストールすることが推奨されています:
# mkdir /usr/local/stata12
ディレクトリを作成したら、移動してください:
$ cd /usr/local/stata12
CD をマウントしたディレクトリからインストーラーを起動してください:
# /mnt/installer
後は指示に従えば Stata がインストールされます。
Stata をインストールしたら /usr/local/stata12
のパーミッションを変更して通常ユーザーで起動できるようにしてください:
# chmod -R 755 /usr/local/stata12
Tips and tricks
Stata にパスを通すには bashrc の末尾に以下を追加:
~/.bashrc
PATH=$PATH:/usr/local/stata12/
トラブルシューティング
Stata 12 や 13 は古いバージョンの libpng と zlib を使っています。グラフィカルインターフェイスの Xstata を起動した時にアイコンが表示されない場合があります。システムのライブラリをダウングレードすることは推奨されません。StataCorp の技術部によって推奨されている手順に従ってください [1]。具体的には古いバージョンの libpng と zlib をコンパイルしてシステムと干渉しないフォルダに配置します。それから Stata のラッパーを作成します。こちら にあるスクリプトを使うことで自動的にフィックスを適用できます。