Unreal Engine 4
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Unreal Engine 4 は Epic Games が開発したビデオゲームエンジンの最新版です。
この記事の中身は このページ を元にして Arch Linux 向けにアレンジして書かれています。
目次
最小要件
- PC あるいは Mac
- Intel あるいは Amd CPU@2.5GHz Quad Core 64ビット
- GPU: NVIDIA GeForce GTX 470 あるいは AMD Radeon 6870 HD シリーズ
- RAM: 8 GB
インストール
登録してソースコードを入手
まず UnrealEngine.com に登録して、あなたの GitHub アカウントを Epic Games のアカウントにリンクしてください。登録すると、ソースコードが入手 できるようになります。
AUR からインストール
Unreal Engine 4 は AUR の unreal-engineAUR パッケージでインストールできます。
パッケージのインストール容量は 22 GiB ですが、ビルドするには 100 GiB の空き容量が必要です。ダウンロードするソースファイルの容量は約 7 GiB で、コンパイルには数時間かかります。
リポジトリはプライベートであるため、SSH 鍵をセットアップ して GitHub アカウントを使ってソースをダウンロードできるようにする必要があります。
gihub.com にログインしてから リリース版の tar.gz をダウンロード して、PKGBUILD のソースとしてファイルを使用することでダウンロード容量を減らせます。
ソースコードからコンパイル
手動でコンパイルする方法は 公式の Linux 版ビルド手順 を見てください。
トラブルシューティング
コンパイル時の問題
コンパイルが失敗する場合、Debug プロファイルを使って Editor をビルドしてみてください:
$ make UE4Editor-Linux-Debug
実行時の問題
メニューからエディタが起動したい場合、コンソールで起動してみて出力に何かエラーが出てないか確認してください:
$ cd /opt/unreal-engine/Engine/Binaries/Linux/ $ ./UE4Editor
C++ コードプロジェクトの問題
コードプロジェクトを作成した後、UE4Editor ではなくテキストエディタで新しいプロジェクトが開きます。エディタを再起動すると、新しいプロジェクトが表示され開かれますが、最初の実行時にはコンパイルするために時間がかかります。コンパイルはバックグラウンドで実行されるため (GUI は存在しません)、一見何も起こっていないように見えます。CPU の使用量でコンパイル中であることが確認できるはずです。また、コンソールからエディタを起動することで進捗を確認できます。
ツールチップの無効化
UE4 のマウスオーバーツールチップは遅く表示されることがあります。以下を追加することで無効化することが可能です:
Engine/Config/ConsoleVariables.ini
Slate.AllowToolTips=0
追加コンテンツ
スターターコンテンツ
StarterContent プロジェクトは /opt/unreal-engine/Samples/StarterContent/StarterContent.uproject
にインストールされ、ランチャーから開けます。
マーケットプレイスアプリ
Linux ではまだ Unreal Marketplace のランチャーが存在しません [1]。そのため ContentExamples プロジェクトなどのアプリは Linux からインストールできません [2]。
マーケットプレイスアプリは Windows の ランチャー を使うことでダウンロードできます (Mac でも動作します)。ランチャーは以下のディレクトリに保存されます:
/Program Files (x86)/Epic Games/Launcher/VaultCache/