Reflector

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ReflectorArch Linux Mirror Status ページから最新のミラーリストを取得して、フィルタリングおよび速度でソートし、/etc/pacman.d/mirrorlist ファイルを上書きする Python スクリプトです。

インストール

reflector パッケージをインストールしてください。

使用方法

警告:
  • 最初に /etc/pacman.d/mirrorlist ファイルをバックアップしておいてください。
  • Pacman で同期とアップデートをする前に /etc/pacman.d/mirrorlist には信頼できないエントリが含まれていないようにしてください。

利用できるコマンドを表示するには、次のコマンドを実行:

# reflector --help

サンプル

reflector(1) § EXAMPLES を参照してください。サンプルは /etc/pacman.d/mirrorlist を上書きします。root として実行する必要があります。​

ヒント: ワールドワイドサーバーを含めるには、country フラグに空の文字列を渡します。例えば、フランス、ドイツおよびワールドワイドミラーを含めるには、--country 'France,Germany,' を使用します。[1]

自動化

Systemd サービス

サービスは、/etc/xdg/reflector/reflector.conf で指定されたパラメータを使用し Reflector を実行します。このファイルのデフォルトのオプションは、例として示しています。

たとえば、HTTPS をサポートし、上書き /etc/pacman.d/mirrorlist する最新の5つのミラーを日本とオーストラリアから選択するには、次のコマンドを使用します。

/etc/xdg/reflector/reflector.conf
--save /etc/pacman.d/mirrorlist
--country Japan,Australia
--protocol https
--latest 5

reflector.service有効化 すればミラーリストが起動時に更新されます。

ノート: reflector.service は、network-online.target を介して設定されるネットワーク待機サービスに依存します。

Systemd タイマー

バージョン2020.8 以降、Reflector は systemd/タイマー (reflector.timer) を提供しており、 Reflector#Systemd サービス reflector.service を毎週開始します。スケジュールは reflector.timer編集 することで変更できます。

まず、Reflector#Systemd サービス の説明に従って、設定ファイルを編集します。設定ファイルを更新した後、reflector.timer有効化 してください。

ミラーリストをスケジュールより先に更新するには、reflector.servicestart してください。

Pacman フック

pacman-mirrorlist は定期的に更新されず、世界の一部のミラーが追加または削除されたという理由だけで reflector を呼び出します。代わりにタイマーベースの自動化を使いましょう。もし mirrorlist.pacnew を全くインストールしたくない場合は、pacman.confNoExtract を使って下さい。

参照