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*Netscape plugin API (NPAPI): 小型のブラウザで動作するプラグイン ([[Firefox#プラグイン|Firefox は Flash Player プラグインだけをサポート]]しており、[[Chromium]] や [[Opera]] では動作しません)。 |
*Netscape plugin API (NPAPI): 小型のブラウザで動作するプラグイン ([[Firefox#プラグイン|Firefox は Flash Player プラグインだけをサポート]]しており、[[Chromium]] や [[Opera]] では動作しません)。 |
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− | *Pepper plugin API (PPAPI): [[Chromium]] (Chrome) や [[Opera]]、[[Vivaldi]] で動作するプラグイン。 |
+ | *Pepper plugin API (PPAPI): [[Chromium]] (Chrome) や [[Opera]]、[[Vivaldi]] で動作するプラグイン ([[Chromium]] は'''もはや''' これらのプラグインをサポートしていません)。 |
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− | このページに書かれているほとんどのプラグインは NPAPI オンリーです。そうでない場合は特記します。 |
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== Flash Player == |
== Flash Player == |
2023年2月6日 (月) 13:28時点における版
関連記事
ブラウザプラグインには使用しているプラグイン API によって2種類のタイプがあります:
- Netscape plugin API (NPAPI): 小型のブラウザで動作するプラグイン (Firefox は Flash Player プラグインだけをサポートしており、Chromium や Opera では動作しません)。
- Pepper plugin API (PPAPI): Chromium (Chrome) や Opera、Vivaldi で動作するプラグイン (Chromium はもはや これらのプラグインをサポートしていません)。
目次
Flash Player
Adobe Flash Player
古いスタンドアロン版は、flashplayer-standaloneAUR でインストールできます。このパッケージは、ハードコードされた使用期限より前のものなので引き続き動作します。
Gnash
GNU Gnash は Adobe Flash Player のフリー (libre) の代替です。ブラウザプラグインだけでなく、デスクトップコンピュータや携帯デバイスのためのスタンドアロンのプレイヤーとしても利用でき、バージョン7までの SWF フォーマットに対応しています (バージョン8と9は開発中です)。また、ActionScript 2.0 を80%サポートしています。
AUR に複数のパッケージが存在します: gnash-gitAUR。
Lightspark
Lightspark は Adobe Flash のフリーな代替を提供しようとしているもうひとつの試みであり、新しい Flash フォーマットのサポートを目指しています。まだ開発途上ですが、人気のサイトをいくつかサポートしています。
Lightspark は AUR にある lightspark-gitAUR パッケージでインストールできます。
Ruffle
Ruffle は Rust で書かれた Flash Player エミュレータです。スタンドアロンアプリケーションとしてネイティブに実行され、WebAssembly を使用することで最新のすべてのブラウザーで実行されます。現在も開発が活発に行われていますが、基本的な ActionScript 1.0/2.0 のサポートが整備され、改善されています。ActionScript 3.0 のサポートは間もなく開始されます。
Ruffle は ruffle-gitAUR または ruffle-nightly-binAUR パッケージのいずれかで インストール できます。
Java (IcedTea)
ブラウザの Java サポートを有効にする方法は2つあります: オープンソースの OpenJDK (推奨) と Oracle のプロプライエタリバージョンです。OpenJDK がなぜ推奨なのかはこれを見て下さい。
OpenJDK を使うには、IcedTea ブラウザプラグイン icedtea-web をインストールする必要があります。
Oracle の JRE を使いたい場合は、AUR にある jreAUR パッケージをインストールしてください。
マルチメディアの再生
多くのブラウザは GStreamer フレームワークをサポートしており HTML5 の <audio>
や <video>
エレメントでマルチメディアを再生できます。GStreamer がサポートされているかは、ブラウザのパッケージの任意の依存パッケージを確認してください (webkit ベースのブラウザを使っている場合 webkitgtk2AUR または qt5-webkit を確認してください)。それぞれのプラグインの説明は GStreamer#インストール を見て下さい。
- Rosa Media Player Plugin — Qt と MPlayer を利用するブラウザプラグイン。
- VLC Plugin — NPAPI ベースのプラグイン、VLC を使用。
MozPlugger
MozPlugger は、ブラウザー内でさまざまな種類のマルチメディアを表示できる NPAPI プラグインです。これを実現するために、MPlayer、xine、Evince、OpenOffice、TiMidity などの外部プログラムを使用します。
MozPlugger は mozpluggerAUR パッケージでインストールできます。
MozPlugger はブラウザの中で多種のマルチメディアを表示できる Mozilla プラグインです。表示のために MPlayer, xine, Evince, OpenOffice, TiMidity などの外部プログラムを使用します。MozPlugger によって使用するアプリケーションを変更・追加するには /etc/mozpluggerrc
ファイルを修正してください。
PDF ビューア
/etc/mozpluggerrc
ファイルで pdf
を含む行を見つけ、GV()
の後の対応する行を次のように変更します。
repeat noisy swallow(pdf_reader) fill: pdf_reader "$file"
Firefox を使用する場合、about:config
の 2 つの値を変更する必要がある場合があります。
pdfjs.disabled
の値を true に変更します。plugin.disable_full_page_plugin_for_types
の値を空の値に変更します。
次に、Firefox を再起動してプラグインを使用します。
OpenOffice の代わりに LibreOffice を使用する
例えば、doc
ファイルを開くのに MozPlugger はデフォルトで OpenOffice を使います。LibreOffice を使うように変更させるには、OpenOffice のセクションを見て下さい:
/etc/mozpluggerrc
... ### OpenOffice define([OO],[swallow(VCLSalFrame) fill: ooffice2.0 -nologo -norestore -view $1 "$file" swallow(VCLSalFrame) fill: ooffice -nologo -norestore -view $1 "$file" swallow(VCLSalFrame) fill: soffice -nologo $1 "$file"]) ...
そして LibreOffice をリストの一番最初に加えて下さい:
/etc/mozpluggerrc
... ### LibreOffice/OpenOffice define([OO],[swallow(VCLSalFrame) fill: libreoffice --nologo --norestore --view $1 "$file" swallow(VCLSalFrame) fill: ooffice2.0 -nologo -norestore -view $1 "$file" swallow(VCLSalFrame) fill: ooffice -nologo -norestore -view $1 "$file" swallow(VCLSalFrame) fill: soffice -nologo $1 "$file"]) ...
Kate で cpp ファイルを開く
別の簡単な例として、cpp
ファイルをお気に入りのテキストエディター (Kate を使用します) で開き、構文を強調表示する場合は、mozpluggerrc
ファイルに新しいセクションを追加するだけです。
/etc/mozpluggerrc
text/x-c++:cpp:C++ Source File text/x-c++:hpp:C++ Header File repeat noisy swallow(kate) fill: kate -b "$file"
MPlayer の代わりに mpv を使用する
mpv が代わりに使われるようにデフォルトの MPlayer を変更するには、以下のように適切な行を変更してください:
/etc/mozpluggerrc
... ### MPlayer #define(MP_CMD,[mplayer -really-quiet -nojoystick -nofs -zoom -vo xv,x11 -ao esd,alsa,oss,arts,null -osdlevel 0 $1 </dev/null]) define(MP_CMD,[mpv -really-quiet $1 </dev/null]) #define(MP_EMBED,[embed noisy ignore_errors: MP_CMD(-xy $width -wid $window $1)]) define(MP_EMBED,[embed noisy ignore_errors: MP_CMD(--autofit=$width -wid $window $1)]) #define(MP_NOEMBED,[noembed noisy ignore_errors maxaspect swallow(MPlayer): MP_CMD($1)]) define(MP_NOEMBED,[noembed noisy ignore_errors maxaspect swallow(mpv): MP_CMD($1)]) ... #define(MP_AUDIO,[mplayer -quiet -nojoystick $1 </dev/null]) define(MP_AUDIO,[mpv -really-quiet $1 </dev/null]) #define(MP_AUDIO_STREAM,[controls stream noisy ignore_errors: mplayer -quiet -nojoystick $1 "$file" </dev/null]) define(MP_AUDIO_STREAM,[controls stream noisy ignore_errors: mpv -really-quiet $1 "$file" </dev/null]) ...
MozPlugger のオプションの完全なリストは このページ を見て下さい。