「Borgmatic」の版間の差分

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設定ファイルを使用すると、バックアップリポジトリ、バックアップソース、保持ポリシー、およびその他のパラメータを定義できます。
 
設定ファイルを使用すると、バックアップリポジトリ、バックアップソース、保持ポリシー、およびその他のパラメータを定義できます。
   
== 使用法 ==
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'''borgmatic''' を好みに合わせて設定したら、次のコマンドを使用して実行できます。
 
'''borgmatic''' を好みに合わせて設定したら、次のコマンドを使用して実行できます。

2024年2月9日 (金) 17:25時点における版

borgmaticBorg backup 用の Python ベースのラッパースクリプトで、バックアップを簡素化および自動化するように設計されています。これは、borgbackup を使用してバックアップを作成するための使いやすく柔軟なソリューションを提供することを目的としています。

インストール

borgmatic パッケージを インストール します。

設定

borgmatic の設定ファイルは、次のいずれかにあります。

  • /etc/borgmatic/config.yaml (または /etc/borgmatic.d のドロップイン)
  • ~/.config/borgmatic/config.yaml (または ~/.config/borgmatic.d のドロップイン)

設定ファイルを使用すると、バックアップリポジトリ、バックアップソース、保持ポリシー、およびその他のパラメータを定義できます。

使用方法

borgmatic を好みに合わせて設定したら、次のコマンドを使用して実行できます。

# borgmatic --verbosity 2

これにより、設定ファイルで指定された設定を使用してバックアッププロセスが開始されます。borgmatic には、バックアップ動作をカスタマイズするために使用できるさまざまなオプションとフラグが用意されています。

Borgmatic は、systemd システムとユーザーのユニットとタイマーも提供します。

ヒントとテクニック

systemd-creds を使用して borgmatic.service のパスワードを提供する

まずパスワードを暗号化します

# systemd-ask-password -n | systemd-creds encrypt --name=borgpw -p - -
🔐 Password: *******                 
SetCredentialEncrypted=borgpw: \
        k6iUCUh0RJCQyvL8k8q1UyAAAAABAAAADAAAABAAAABODbSDtNZ8+PtlN3IAAAAAgAAAA \
        AAAAAALACMA8AAAACAAAAAAngAgRKW32QRYMvWeTcwb4SbbvK/QDF4tihGlL8OHlLKa86 \
        AAEHwr8IDsdxBmuRIXWSBGoFu8la+lTclW0/GN3OZwbvfeymJhqSoa3+76kJ1aRumQVul \
        Wvc9KxykzPhVoqFN3adVujhUkfeUmD/IMwzscsOh0hsOd8d1r2v3K8WyVv9ebk0hS1mVC \
        UzSTCNMsuKrPF2wXUP2QK5+WIjL1AE4ACAALAAAAEgAgY9RHOefBR+mMgV/Frr+UzQX1S \
        IsLFItIbfB6Ep76It0AEAAgNyMB30ZJ2HiqikmhgZfvFRZqxNRhXluH/cxMiohBDKRj1E \
        c558FH6YyBX8Wuv5TNBfVIiwsUi0ht8HoSnvoi3QAAAADffR0SV5WlPlCnJtJrhVnIXp3 \
        IO36xjF4iBmXjBfjaWhpFJ6yyY0HzHF9O1J7eNgls5aJX6Skh

次に、提供された borgmatic systemd サービスを 編集 します。

ノート: systemd-creds は認証情報をファイルとして提供するため、BORG_PASSCOMMAND を使用してパスワードを提供する必要があります
/etc/systemd/system/borgmatic.d/drop_in_name.conf
[Service]
SetCredentialEncrypted=borgpw: \
        k6iUCUh0RJCQyvL8k8q1UyAAAAABAAAADAAAABAAAABODbSDtNZ8+PtlN3IAAAAAgAAAA \
        AAAAAALACMA8AAAACAAAAAAngAgRKW32QRYMvWeTcwb4SbbvK/QDF4tihGlL8OHlLKa86 \
        AAEHwr8IDsdxBmuRIXWSBGoFu8la+lTclW0/GN3OZwbvfeymJhqSoa3+76kJ1aRumQVul \
        Wvc9KxykzPhVoqFN3adVujhUkfeUmD/IMwzscsOh0hsOd8d1r2v3K8WyVv9ebk0hS1mVC \
        UzSTCNMsuKrPF2wXUP2QK5+WIjL1AE4ACAALAAAAEgAgY9RHOefBR+mMgV/Frr+UzQX1S \
        IsLFItIbfB6Ep76It0AEAAgNyMB30ZJ2HiqikmhgZfvFRZqxNRhXluH/cxMiohBDKRj1E \
        c558FH6YyBX8Wuv5TNBfVIiwsUi0ht8HoSnvoi3QAAAADffR0SV5WlPlCnJtJrhVnIXp3 \
        IO36xjF4iBmXjBfjaWhpFJ6yyY0HzHF9O1J7eNgls5aJX6Skh
Environment=BORG_PASSCOMMAND="cat %d/borgpw"