「F2FS」の版間の差分

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# mount -t f2fs /dev/sdxY /mnt
 
# mount -t f2fs /dev/sdxY /mnt
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== F2FSファイルシステムの拡大 ==
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ファイルシステムをアンマウント時には、パーティションを拡張すると、ファイルシステムを拡大することができます。[https://www.mail-archive.com/linux-f2fs-devel@lists.sourceforge.net/msg04247.html 縮小は現在サポートされていません ]。
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まず、[[パーティショニング#パーティショニングツール|パーティショニングツール]] を使用してパーティションのサイズを変更します。たとえば、{{ic|parted}} を実行して、{{ic|print}} コマンドを実行した時の出力が次のようになっているとします。
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Number Start End Size File system Name Flag
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1 1049kB 106MB 105MB fat32 EFI system partition boot, esp
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2 106MB 11,0GB 10,9GB ext4
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3 11,0GB 12,3GB 1322MB f2fs
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4 31,0GB 31,3GB 261MB ext4
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{{ic|f2fs}} パーティションのサイズを変更して4番目のスペースまでの全スペースを使用するには、{{ic|resizepart 3 31GB}} と {{ic|exit}} を実行します。次に以下のようにして、ファイルシステムを拡張して新しいパーティションを埋めることができます。
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# resize.f2fs /dev/sdxY
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ここで、{{ic|''/dev/sdxY''}} は変更対象のF2FSボリュームになります。サポートされているオプションについては {{man|8|resize.f2fs}} を参照してください。
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{{Note|GPTを使用している場合、パーティションのGUID( {{ic|/dev/disk/by-partuuid/}} )は変更される可能性がありますが、ファイルシステムのUUID( {{ic|/dev/disk/by-uuid/}} )は変更されません。}}
   
 
== Arch Linux を F2FS パーティション上にインストール ==
 
== Arch Linux を F2FS パーティション上にインストール ==

2019年4月3日 (水) 19:56時点における版

関連記事

F2FS (Flash-Friendly File System) は NAND フラッシュメモリに最適化されたファイルシステムです。F2FS はカーネル 3.8 からサポートされています。

F2FS パーティションの作成

F2FS パーティションを作成するには、公式リポジトリから f2fs-tools パッケージをインストールする必要があります。

パーティションの作成:

# mkfs.f2fs /dev/sdxY

/dev/sdxY の部分は F2FS のフォーマット対象ボリュームです。

警告: F2FS をルートパーティションとして使用する場合、/etc/mkinitcpio.conf ファイルの MODULES 行に次のモジュールを追加する必要があります [1]: MODULES="f2fs crc32 libcrc32c crc32c_generic crc32c-intel crc32-pclmul"

F2FS パーティションのマウント

マウントする前に F2FS カーネルモジュールをロードする必要があるかもしれません。root で次を実行してください:

# modprobe f2fs

これでパーティションをマウントすることができます:

# mount -t f2fs /dev/sdxY /mnt

F2FSファイルシステムの拡大

ファイルシステムをアンマウント時には、パーティションを拡張すると、ファイルシステムを拡大することができます。縮小は現在サポートされていません

まず、パーティショニングツール を使用してパーティションのサイズを変更します。たとえば、parted を実行して、print コマンドを実行した時の出力が次のようになっているとします。

   Number  Start   End     Size        File system     Name                  Flag
    1      1049kB  106MB   105MB       fat32           EFI system partition  boot, esp
    2      106MB   11,0GB  10,9GB      ext4
    3      11,0GB  12,3GB  1322MB      f2fs
    4      31,0GB  31,3GB  261MB       ext4

f2fs パーティションのサイズを変更して4番目のスペースまでの全スペースを使用するには、resizepart 3 31GBexit を実行します。次に以下のようにして、ファイルシステムを拡張して新しいパーティションを埋めることができます。

# resize.f2fs /dev/sdxY

ここで、/dev/sdxY は変更対象のF2FSボリュームになります。サポートされているオプションについては resize.f2fs(8) を参照してください。

ノート: GPTを使用している場合、パーティションのGUID( /dev/disk/by-partuuid/ )は変更される可能性がありますが、ファイルシステムのUUID( /dev/disk/by-uuid/ )は変更されません。

Arch Linux を F2FS パーティション上にインストール

最新のインストールメディア (2013.04.01) では F2FS ファイルシステム上のルートパーティションに Arch Linux をインストールすることが可能です:

  1. F2FS パーティションの作成の記述にそって、F2FS でルートパーティションを作成します
  2. /boot パーティションを ext2 (やその他のサポートされているファイルシステム) として作成。
  3. 公式インストールガイド通りにシステムをマウント・インストール・chroot。
  4. (インストールしたシステムで) f2fs/etc/mkinitcpio.conf の modules セクションに追加。
  5. chroot を終了する前に initramfs イメージを再生成するのを忘れずに:
# mkinitcpio -p linux

カーネル 4.6 以上に含まれているドライバーでは Crypto API を使用して CRC32 を計算しています。起動時に CRC32 モジュールのロードに失敗する場合は /etc/mkinitpcio.confMODULES 配列に crc32_genericcrc32-pclmul を追加して initramfs を再生成してください。

チェックと修復

f2fs パーティションのチェックと修復は f2fs-tools に含まれている fsck.f2fs で行うことができます。詳しくは man ページを見てください。