「Fzf」の版間の差分
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− | fzf は汎用のコマンドライン曖昧検索ツールです。 |
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== インストール == |
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== 設定 == |
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− | 様々なシェルで fzf のキーバインドや補完を使うことができます。 |
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+ | 様々なシェルで [https://github.com/junegunn/fzf/wiki/Configuring-shell-key-bindings fzf のキーバインド]や補完を使うことができます。 |
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+ | * {{ic|Ctrl+t}} カレントディレクトリのファイルとフォルダを一覧する (例: {{ic|git commit}} に続けて {{ic|Ctrl+t}} を押し、{{ic|Tab}} でファイルを選択し、最後に {{ic|Enter}} で決定) |
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+ | * {{ic|Ctrl+r}} シェルコマンドの履歴を検索 |
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+ | * {{ic|Alt+c}} 曖昧検索で選択したカレントディレクトリを変更 |
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{{ic|.bashrc}} から以下のファイルを [[source]] してください: |
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* {{ic|/usr/share/fzf/completion.bash}} |
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− | === zsh === |
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{{ic|.zshrc}} から以下のファイルを [[source]] してください: |
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* {{ic|/usr/share/fzf/completion.zsh}} |
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− | === fish === |
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fish の場合、キーバインドは以下のファイルに定義されています: |
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− | * {{ic|/usr/share/fish/functions/ |
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fish はデフォルトで source しますがバインドは手動で有効にする必要があります: |
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− | {{hc|~/.config/fish/ |
+ | {{hc|~/.config/fish/functions/fish_user_key_bindings.fish| |
+ | function fish_user_key_bindings |
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− | fzf_key_bindings |
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+ | fzf_key_bindings |
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+ | end |
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}} |
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fish の fzf 補完はカスタム関数で有効にできます: https://github.com/junegunn/fzf/wiki/Examples-(fish) |
fish の fzf 補完はカスタム関数で有効にできます: https://github.com/junegunn/fzf/wiki/Examples-(fish) |
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+ | === Vim === |
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+ | 基本的な [[Vim]] プラグインはパッケージに含まれており、Vim のプラグインディレクトリにインストールされます。そのため、使用するのに {{ic|.vimrc}} に何か追加する必要はありません。ただし、プラグインは FZF コマンドしか提供しません。他の便利な関数を定義している Vim プラグインが fzf の作者によって作られています。https://github.com/junegunn/fzf.vim を見てください。 |
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+ | 利用可能なすべてのパッケージをあいまい検索し、パッケージ情報をプレビューウィンドウに表示してから、選択したパッケージをインストールします。 |
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+ | $ pacman -Slq | fzf --multi --preview 'pacman -Si {1}' | xargs -ro sudo pacman -S |
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+ | $ pacman -Slq | fzf --multi --preview 'cat <(pacman -Si {1}) <(pacman -Fl {1} | awk "{print \$2}")' | xargs -ro sudo pacman -S |
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== 参照 == |
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* https://github.com/junegunn/fzf - 開発ページ |
* https://github.com/junegunn/fzf - 開発ページ |
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− | * https://github.com/junegunn/fzf/wiki - |
+ | * https://github.com/junegunn/fzf/wiki - カスタマイズの例が載っている wiki。 |
2020年8月2日 (日) 22:39時点における版
fzf は汎用のコマンドライン曖昧検索ツールです。
インストール
fzf パッケージをインストールしてください。開発版は fzf-gitAUR でインストールできます。
設定
シェル
様々なシェルで fzf のキーバインドや補完を使うことができます。
Ctrl+t
カレントディレクトリのファイルとフォルダを一覧する (例:git commit
に続けてCtrl+t
を押し、Tab
でファイルを選択し、最後にEnter
で決定)Ctrl+r
シェルコマンドの履歴を検索Alt+c
曖昧検索で選択したカレントディレクトリを変更
bash
.bashrc
から以下のファイルを source してください:
/usr/share/fzf/key-bindings.bash
/usr/share/fzf/completion.bash
zsh
.zshrc
から以下のファイルを source してください:
/usr/share/fzf/key-bindings.zsh
/usr/share/fzf/completion.zsh
fish
fish の場合、キーバインドは以下のファイルに定義されています:
/usr/share/fish/functions/fzf_key_bindings.fish
fish はデフォルトで source しますがバインドは手動で有効にする必要があります:
~/.config/fish/functions/fish_user_key_bindings.fish
function fish_user_key_bindings fzf_key_bindings end
fish の fzf 補完はカスタム関数で有効にできます: https://github.com/junegunn/fzf/wiki/Examples-(fish)
Vim
基本的な Vim プラグインはパッケージに含まれており、Vim のプラグインディレクトリにインストールされます。そのため、使用するのに .vimrc
に何か追加する必要はありません。ただし、プラグインは FZF コマンドしか提供しません。他の便利な関数を定義している Vim プラグインが fzf の作者によって作られています。https://github.com/junegunn/fzf.vim を見てください。
Archでfzfを使用する
Pacman
利用可能なすべてのパッケージをあいまい検索し、パッケージ情報をプレビューウィンドウに表示してから、選択したパッケージをインストールします。
$ pacman -Slq | fzf --multi --preview 'pacman -Si {1}' | xargs -ro sudo pacman -S
プレビューにパッケージファイルリストを追加する場合-プレビューウィンドウの更新が少し遅くなる可能性があります(pacmanファイルデータベースを同期するために呼び出す前に、少なくとも pacman -Fy
を1回実行するようにしてください)
$ pacman -Slq | fzf --multi --preview 'cat <(pacman -Si {1}) <(pacman -Fl {1} | awk "{print \$2}")' | xargs -ro sudo pacman -S
参照
- https://github.com/junegunn/fzf - 開発ページ
- https://github.com/junegunn/fzf/wiki - カスタマイズの例が載っている wiki。