「Lattice Diamond」の版間の差分
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2016年7月18日 (月) 18:36時点における版
公式には Lattice Diamond は Arch Linux をサポートしていませんが、Xilinx ISE WebPACK や Xilinx Vivado などの他の HDL スイートと同じように、多少の修正で Lattice Diamond のほとんどの機能を使うことができます。
要件
現在、AUR にあるパッケージは、64ビット版のスイートでしか使うことができません。そのため、Arch Linux の64ビット環境をインストールする必要があります。
インストール
lattice-diamondAUR をインストールしてください。インストール容量がかなり大きいため (4 GB)、パッケージの圧縮時にかなり時間がかかります。PKGBUILD ファイルを編集して圧縮を無効にすることでパッケージの生成を速くすることができます。
ライセンス
Lattice Semiconductor からフリーライセンスを得ることができます (登録が必要です)。ノードロックライセンスです (MAC やイーサネットカードに紐付けられます)。ライセンスファイルを入手したら、/usr/local/diamond/3.7_x64/license/license.dat
にコピーすることで、スイートが起動できるようになります。
トラブルシューティング
Place & Route が失敗する
Place & Route が ERROR - par: Switch "-msgsegset" is not allowed.
というメッセージを残して失敗する場合、プロジェクトのルートディレクトリに存在する promote.xml
ファイルを削除して、再度実行してみてください。それで通常通り実行されるはずです。
FTDI ケーブルを使ってプログラミングできない
ftdi_sio
カーネルモジュールがロードされていない場合、FTDI チップが載ったケーブルを使って FPGA をプログラミングすることはできません。プログラマを接続してから、以下を実行してください:
# rmmod ftdi_sio
接続を解除するまでプログラマが正しく動作するようになります (プログラマを接続するたびに上のコマンドを実行してください)。