「Logrotate」の版間の差分

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"/var/log/httpd/access_log" 2016-3-20-5:0:0
 
"/var/log/httpd/access_log" 2016-3-20-5:0:0
 
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=== 親ディレクトリに安全でない権限があるためログをスキップする ===
=== Skipping log because parent directory has insecure permission ===
 
   
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どのユーザーとどのグループが {{ic|/etc/logrotate.d/job}} を実行する必要があるかを構成で設定します。
Set in the config which user and which group has to job {{ic|/etc/logrotate.d/job}} to be run with:
 
   
 
{{bc|
 
{{bc|

2022年3月5日 (土) 18:29時点における版

関連記事

https://github.com/logrotate/logrotate より:

ログファイルが大量に生成されるシステムで、ログファイルの管理を簡単にするために logrotate ユーティリティは作られました。Logrotate はログファイルの自動的なローテーション圧縮や削除、メール送信などを可能にします。Logrotate を設定することで、ログファイルを毎日毎周毎月ごとに管理したり、特定のサイズまで達した時の動作を決められます。

logrotate のローテーションでは、既存のログファイルに数字を割り振って名前を変更し、元の空のログファイルを再作成します。例えば、/var/log/syslog.log/var/log/syslog.log.1 に名前が変更されます。/var/log/syslog.log.1 が既に存在する場合、名前は /var/log/syslog.log.2 に変更されます (バックログの数は設定で変えられます)。

インストール

Logrotate は logrotate パッケージでインストールできます。

デフォルトでは、logrotate は systemd タイマーによって毎日動作します: logrotate.timer

日次でlogrotateの実行を有効にするには次のコマンドを利用します。

# systemctl enable logrotate.timer
# systemctl start logrotate.timer
# systemctl status logrotate.timer
● logrotate.timer - Daily rotation of log files
     Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/logrotate.timer; enabled; vendor preset: disabled)
     Active: active (waiting) since Sun 2020-06-08 xx:xx:xx JST; 5s ago
    Trigger: Mon 2020-06-08 00:00:00 JST; 56min left
   Triggers: ● logrotate.service
       Docs: man:logrotate(8)
             man:logrotate.conf(5)
# systemctl list-timers
NEXT                        LEFT     LAST                        PASSED  UNIT                         ACTIVATE
Mon 2020-06-08 00:00:00 JST 12h left n/a                         n/a     logrotate.timer              logrotate.service

設定

logrotate の一番重要な設定ファイルは /etc/logrotate.conf です。また、/etc/logrotate.d ディレクトリには他の設定ファイルが含まれています。

logrotate が正しく動作するか確認するには、以下のコマンドを実行してください。デバッグ出力が生成されます:

# logrotate --debug /etc/logrotate.conf

logrotate スクリプトをテストするには (例えば /etc/logrotate.d ディレクトリの nginx スクリプト)、以下のように実行してみてください:

# logrotate -f -v /etc/logrotate.d/nginx

ログの圧縮

zstdのようなコマンドを使って、ログローテーション時にログを圧縮することが出来ます。

/etc/logrotate.conf
compress
compresscmd /usr/bin/zstd
compressext .zst
compressoptions -T0 --long
uncompresscmd /usr/bin/unzstd

詳細はlogrotate.conf(5)zstd を確認して下さい。

使用方法

logrotate は通常、systemd サービスを介して実行されます。: logrotate.service

logrotate を手動で実行するには:

logrotate /etc/logrotate.conf

単一のログファイルをローテートするには:

logrotate /etc/logrotate.d/mylog

設定ファイルの実行をシミュレーションするには(dry run):

logrotate --debug /etc/logrotate.d/mylog

条件が満されていない場合でも強制的にローテートするには、次のコマンドを実行します:

logrotate -vf /etc/logrotate.d/mylog

詳細については、logrotate(8) を参照してください。

トラブルシューティング

exim のログがローテーションされない

/etc/logrotate.confolddir 変数を設定した場合、以下のようなメッセージが表示されます:

error: failed to rename /var/log/exim/mainlog to /var/log/old/mainlog.1: Permission denied

この問題を修正するには、ユーザー exim をグループ log に追加してください。そして olddir (/var/log/old) のグループをデフォルトの root から log に変更してください。

logrotate の状態を確認

cat /var/lib/logrotate.status を実行することで logroate によってローテートされているファイルを確認できます:

 # cat /var/lib/logrotate.status 
"/var/log/mysql/query.log" 2016-3-20-5:0:0
"/var/log/samba/samba-smbd.log" 2016-3-21-5:0:0
"/var/log/httpd/access_log" 2016-3-20-5:0:0

親ディレクトリに安全でない権限があるためログをスキップする

どのユーザーとどのグループが /etc/logrotate.d/job を実行する必要があるかを構成で設定します。

file-to-be-rotated {
    su user group
    rotate 4
}

参照