「Mosh」の版間の差分

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{{Pkg| mosh}} パッケージを [[インストール]] して下さい、または最新リビジョンの場合は {{AUR|mosh-git}} トゥルーカラーのサポートは後者でのみ利用可能であることに注意してください。
 
{{Pkg| mosh}} パッケージを [[インストール]] して下さい、または最新リビジョンの場合は {{AUR|mosh-git}} トゥルーカラーのサポートは後者でのみ利用可能であることに注意してください。
   
== Usage ==
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== 使い方 ==
   
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{{Note|Mosh は設計上、セッション履歴にアクセスできません。[[tmux]] や [[GNU Screen]] などの端末マルチプレクサのインストールを検討してみてください。}}
{{Note|Mosh by design does not let you access session history, consider installing a terminal multiplexer such as [[tmux]] or [[GNU Screen]].}}
 
   
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Mosh セッションは、デフォルトで 60000〜61000 のランダム UDP ポートを使用するため、サーバーのこのポート範囲にアクセスできる必要があります。
Mosh sessions by default use a random UDP port between 60000 to 61000, so this port range in the server should be accessible.
 
   
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接続するには、次を実行します:
To connect, run:
 
   
 
$ mosh ''user@server-address''
 
$ mosh ''user@server-address''
   
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接続用の ssh オプションを送信するには:
To send ssh options for connecting:
 
   
 
$ mosh --ssh="ssh -p 2222" ''user@server-address''
 
$ mosh --ssh="ssh -p 2222" ''user@server-address''
   
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通常の [[OpenSSH#SSH の設定|SSH の設定]] を使用して、オプションを永続的にすることができます。
You can make options permanent by using the usual [[OpenSSH#Configuration|OpenSSH Client Configuration]].
 
   
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{{Note|Mosh には、ドキュメント化されていないコマンドラインオプション {{ic|1=-predict=experimental}} があります。これはローカルキーストロークのより積極的なエコーを生成します。キーボード入力の低遅延の視覚的確認に関心のあるユーザーは、この予測モードを好むかもしれません。}}
{{Note|Mosh has an undocumented command line option {{ic|1=--predict=experimental}} which produces more aggressive echoing of local keystrokes. Users interested in low-latency visual confirmation of keyboard input may prefer this prediction mode.}}
 

2022年5月23日 (月) 02:19時点における版

Mosh は代替の対話型 SSH 端末です。ローミングとローカルエコーをサポートしています。また、断続的な接続や高遅延の接続での応答性を向上させることを目的としています。

インストール

ノート: Mosh はサーバーとクライアントの両方にインストールする必要があります

mosh パッケージを インストール して下さい、または最新リビジョンの場合は mosh-gitAUR トゥルーカラーのサポートは後者でのみ利用可能であることに注意してください。

使い方

ノート: Mosh は設計上、セッション履歴にアクセスできません。tmuxGNU Screen などの端末マルチプレクサのインストールを検討してみてください。

Mosh セッションは、デフォルトで 60000〜61000 のランダム UDP ポートを使用するため、サーバーのこのポート範囲にアクセスできる必要があります。

接続するには、次を実行します:

$ mosh user@server-address

接続用の ssh オプションを送信するには:

$ mosh --ssh="ssh -p 2222" user@server-address

通常の SSH の設定 を使用して、オプションを永続的にすることができます。

ノート: Mosh には、ドキュメント化されていないコマンドラインオプション -predict=experimental があります。これはローカルキーストロークのより積極的なエコーを生成します。キーボード入力の低遅延の視覚的確認に関心のあるユーザーは、この予測モードを好むかもしれません。