pkgfile

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2023年11月9日 (木) 22:55時点におけるKgx (トーク | 投稿記録)による版 (→‎"Command not found" フック: 情報を更新)
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pkgfile は特定のファイルを所有しているパッケージはどれか、または特定のパッケージに入っているファイルはどれかを表示するツールです。

ヒント: pacman には類似の機能が内蔵されています。

インストール

公式リポジトリpkgfile パッケージをインストールしてください。あるいは、AURpkgfile-gitAUR パッケージで開発版をインストールしてください。

インストールしたらファイルデータベースを更新してください:

# pkgfile -u

使用方法

"makepkg" という名前のファイルを含んでいるパッケージを検索する例:

$ pkgfile makepkg
core/pacman

検索したファイルは [core] リポジトリの pacman パッケージに含まれていることがわかりました。

また、archlinux-keyring パッケージに入っている全てのファイルを表示する例:

$ pkgfile -l archlinux-keyring
core/archlinux-keyring usr/
core/archlinux-keyring usr/share/
core/archlinux-keyring usr/share/pacman/
core/archlinux-keyring usr/share/pacman/keyrings/
core/archlinux-keyring usr/share/pacman/keyrings/archlinux-revoked
core/archlinux-keyring usr/share/pacman/keyrings/archlinux-trusted
core/archlinux-keyring usr/share/pacman/keyrings/archlinux.gpg

pacman -Ql と同じような機能ですが (pacman#パッケージ・データベースに問い合わせるを参照)、インストールしていないパッケージでも使うことができます。

"Command not found" フック

Bash#Command not foundZsh# pkgfile の "command not found" ハンドラー、および Fish#"command not found" フック を参照してください。

自動アップデート

pkgfile には pkgfile データベースを自動的に同期するための systemd サービスとタイマーが同梱されています。自動アップデートを有効にするには pkgfile-update.timer有効化してください。

デフォルトでは、pkgfile は1日毎にアップデートされます。頻度を変えるにはユニットファイルを編集してください。