「Rclone」の版間の差分

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[https://rclone.org/Rclone] は、クラウドストレージプロバイダーなどのリモートファイルシステム上のファイルを管理するコマンドラインプログラムです。これは、クラウドベンダーの Web ストレージインターフェイスに代わる機能が豊富で、代替手段になりえます。UNIX コマンドの rsync、cp、mv、mount、ls、ncdu、tree、rm、cat に相当する強力なクラウド機能を備えています。
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[https://rclone.org/ Rclone] は、クラウドストレージプロバイダーなどのリモートファイルシステム上のファイルを管理するコマンドラインプログラムです。これは、クラウドベンダーの Web ストレージインターフェイスに代わる機能が豊富で、代替手段になりえます。UNIX コマンドの rsync、cp、mv、mount、ls、ncdu、tree、rm、cat に相当する強力なクラウド機能を備えています。
   
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次の用途に使用できます。
== 使用例 ==
 
   
* ファイルをクラウドストレージバックアップ (および暗号化)
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* クラウドストレージへのファイルのバックアップ、復元、暗号化、復号化
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* 他のクラウドサービスやローカルとの間でデータのミラーリングや移行を行うことができます。
* クラウドストレージからファイルを復元 (および復号化)
 
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* 複数の、暗号化された、キャッシュされた、または多様なクラウド (またはローカル) ストレージをマウントまたは結合し、''lsf''、''ljson''、''size''、''ncdu'' の使用を可能にします。
* クラウドデータを他のクラウドサービスまたはローカルにミラーリングします
 
* クラウドへの、またはクラウドストレージベンダー間でのデータの移行
 
* 複数の暗号化、キャッシュ化された、または多様なクラウドストレージをディスクとしてマウント
 
* lsf、ljson、size、ncdu を使用してクラウドストレージに保持されているデータを分析および説明します
 
* ファイルシステムを統合して、複数のローカルファイルシステムやクラウドファイルシステムを 1 つとして表示します
 
   
== 特徴 ==
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== インストール ==
   
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{{Pkg|rclone}} パッケージを [[インストール]] します。
* 転送
 
* MD5、SHA1 ハッシュは常にファイルの整合性をチェックします。
 
* ファイルにはタイムスタンプが保存されます。
 
* いつでも再稼働が可能
 
* 2つの異なるクラウドプロバイダーなど、ネットワークとの行き来が可能です。
 
* ローカルディスクへのマルチスレッドダウンロードが可能。
 
* 新しいファイルや変更されたファイルをクラウドストレージにコピーする
 
* ディレクトリを同一にするための同期(片道)機能
 
* クラウドストレージにファイルを移動し、検証後にローカルを削除する
 
* ハッシュのチェックと欠落・余分なファイルのチェック
 
* クラウドストレージをネットワークディスクとしてマウント
 
* HTTP/WebDav/FTP/SFTP/DLNA でローカルまたはリモートのファイルを提供する。
 
* 実験的な Web ベースの GUI
 
   
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== 使い方 ==
Rclone は、多数のバックエンドプロトコルとクラウドストレージプロバイダーをサポートしています。完全なリストは Web サイト [https://rclone.org/] を参照して下さい。
 
   
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Rclone は、ガイド付き設定スクリプトと使用する多数のコマンドを提供します。
== Installation ==
 
   
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=== 設定 ===
[[Install]] the {{Pkg|rclone}} package.
 
   
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リモートストレージを構成するには、次のようなガイド付きセットアップを実行するだけです。
== Usage ==
 
   
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rclone config
Rclone provides a guided configuration script as well as a large number of commands to be used.
 
   
=== Configuration ===
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=== コマンド ===
   
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リモートストレージを構成すると、サブコマンドを使用してアクセスできるようになります。
To configure a remote storage, simply run the guided setup like this
 
   
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リモートの一覧表示:
rclone config
 
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  +
$ rclone ls remote:path
  +
  +
{{ic|/local/path}} をリモートにコピーします。
   
  +
$ rclone copy /local/path remote:path
=== Commands ===
 
   
  +
{{ic|/local/path}} をリモートに同期しています:
Once a remote storage is configured, it is possible to access it using subcommands:
 
   
rclone ls remote:path # lists a remote
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$ rclone sync --interactive /local/path remote:path
rclone copy /local/path remote:path # copies /local/path to the remote
 
rclone sync --interactive /local/path remote:path # syncs /local/path to the remote
 
   
For a full list of available subcommands see the [https://rclone.org/docs/#subcommands documentation]
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使用可能なサブコマンドの完全なリストについては、[https://rclone.org/docs/#subcommands ドキュメント] を参照してください。
   
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=== リモートを FUSE ベースのファイルシステムとしてマウントする ===
=== Mount remote as FUSE-based filesystem ===
 
   
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Rclone は、マウントオプションを使用して [[FUSE]] と簡単に統合できます。
Rclone offers easy integration with [[FUSE]] by using the mount option
 
   
 
rclone mount remote:path/to/files /path/to/local/mount
 
rclone mount remote:path/to/files /path/to/local/mount

2023年5月20日 (土) 17:26時点における最新版

Rclone は、クラウドストレージプロバイダーなどのリモートファイルシステム上のファイルを管理するコマンドラインプログラムです。これは、クラウドベンダーの Web ストレージインターフェイスに代わる機能が豊富で、代替手段になりえます。UNIX コマンドの rsync、cp、mv、mount、ls、ncdu、tree、rm、cat に相当する強力なクラウド機能を備えています。

次の用途に使用できます。

  • クラウドストレージへのファイルのバックアップ、復元、暗号化、復号化
  • 他のクラウドサービスやローカルとの間でデータのミラーリングや移行を行うことができます。
  • 複数の、暗号化された、キャッシュされた、または多様なクラウド (またはローカル) ストレージをマウントまたは結合し、lsfljsonsizencdu の使用を可能にします。

インストール

rclone パッケージを インストール します。

使い方

Rclone は、ガイド付き設定スクリプトと使用する多数のコマンドを提供します。

設定

リモートストレージを構成するには、次のようなガイド付きセットアップを実行するだけです。

rclone config

コマンド

リモートストレージを構成すると、サブコマンドを使用してアクセスできるようになります。

リモートの一覧表示:

$ rclone ls remote:path

/local/path をリモートにコピーします。

$ rclone copy /local/path remote:path

/local/path をリモートに同期しています:

$ rclone sync --interactive /local/path remote:path

使用可能なサブコマンドの完全なリストについては、ドキュメント を参照してください。

リモートを FUSE ベースのファイルシステムとしてマウントする

Rclone は、マウントオプションを使用して FUSE と簡単に統合できます。

rclone mount remote:path/to/files /path/to/local/mount