「XAMPP」の版間の差分

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[https://www.apachefriends.org/index.html XAMPP] は、[[MariaDB]]、[[PHP]]、[[Perl]]、[[Proftpd|ProFTPD]] を含む、インストールが簡単な [[Apache HTTP Server|Apache]] ディストリビューションです。以下のものが含まれています: Apache、MariaDB、PHP & PEAR、Perl、ProFTPD、phpMyAdmin、OpenSSL、GD、Freetype2、libjpeg、libpng、gdbm、zlib、expat、Sablotron、libxml、Ming、Webalizer、pdf class、ncurses、mod_perl、FreeTDS、 gettext、mcrypt、mhash、eAccelerator、SQLite、および IMAP C-Client。
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[[ru:Xampp]]
 
[http://www.apachefriends.org/en/xampp.html XAMPP] は MySQL, PHP, Perl などが含まれた簡単にインストールできる Apache のディストリビューションです。以下のものが含まれています: Apache, MySQL, PHP & PEAR, Perl, ProFTPD, phpMyAdmin, OpenSSL, GD, Freetype2, libjpeg, libpng, gdbm, zlib, expat, Sablotron, libxml, Ming, Webalizer, pdf class, ncurses, mod_perl, FreeTDS, gettext, mcrypt, mhash, eAccelerator, SQLite, IMAP C-Client。
 
   
 
== インストール ==
 
== インストール ==
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Listen 80
 
Listen 80
   
して以下のように置き換えてください:
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れらを次のように置き換えます
   
 
Listen 127.0.0.1:80
 
Listen 127.0.0.1:80
   
MySQL の設定は、{{ic|xampp\mysql\bin\my.cnf}} ファイルを開いて "[mysqld]" セクションを探し、以下の行を追加してください:
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MySQL の場合、{{ic|/opt/lampp/etc/my.cnf}} ファイルを開き、"[mysqld]" セクションを見つけの行を追加します
   
 
bind-address=localhost
 
bind-address=localhost
   
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ProFTPD の場合、"DefaultServer" セクションの {{ic|/opt/lampp/etc/proftpd.conf}} に次の行を追加します。
サービスの起動後、コマンドウィンドウを開いて以下のコマンドを実行することでセキュリティの確認ができます:
 
   
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DefaultAddress 127.0.0.1
netstat -a -n
 
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SocketBindTight on
   
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サービスを開始した後、コマンドウィンドウに移動して結果を確認し、開始して実行します:
最後のカラムが LISTEN になっているエントリの、Listen カラムを見て下さい。0.0.0.0 ではなく 127.0.0.1 や ::1 で始まっているはずです。
 
   
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$ ss -tln
=== Manual installation ===
 
   
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ローカルアドレス列は常に 127.0.0.1 または ::1 で始める必要があり、0.0.0.0 で始めることはできません。
To install XAMPP manually instead of following [[#Installation]], download the installer from [https://www.apachefriends.org/index.html the website], make it [[executable]] and run it by typing:
 
  +
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=== 手動インストール ===
  +
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[[#インストール]] に従う代わりに XAMPP を手動でインストールするには、[https://www.apachefriends.org/index.html Web サイト] からインストーラーをダウンロードし、それを [[ヘルプ:読み方#実行可能属性の付与|実行可能ファイル]] にして、次のように入力して実行します。
   
 
# ./xampp-linux-x64-''version''-installer.run
 
# ./xampp-linux-x64-''version''-installer.run
   
{{Note|The {{Pkg|libxcrypt-compat}}, {{Pkg|net-tools}} and {{Pkg|inetutils}} packages are required dependencies, so make sure they are installed before launching XAMPP.}}
+
{{Note|{{Pkg|libxcrypt-compat}}{{Pkg|net-tools}}、および {{Pkg|inetutils}} パッケージは必須の依存関係であるため、XAMPP を起動する前にインストールされていることを確認してください。}}
   
  +
{{Tip|デフォルトでは、インストーラーは UI に Qt バックエンドを使用します。代わりに GTK バックエンドを使用したい場合は、以下を起動します:
{{Tip|By default the installer uses the Qt backend for its UI. If you want it to use the GTK backend instead, launch:
 
   
 
{{bc|# ./xampp-linux-x64-''version''-installer.run --mode gtk}}
 
{{bc|# ./xampp-linux-x64-''version''-installer.run --mode gtk}}
   
  +
グラフィカルインターフェイスを使用せず、ターミナルから XAMPP を直接インストールしたい場合は、次のコマンドを実行します:
If you do not want to use any graphical interface and prefer to install XAMPP directly from the terminal, launch:
 
   
 
{{bc|# ./xampp-linux-x64-''version''-installer.run --mode text}}
 
{{bc|# ./xampp-linux-x64-''version''-installer.run --mode text}}
   
  +
さらにオプションを使用するには、通常のユーザーとして起動します:
For further options, launch as normal user:
 
   
 
{{bc|$ ./xampp-linux-x64-''version''-installer.run --help}}}}
 
{{bc|$ ./xampp-linux-x64-''version''-installer.run --help}}}}
   
  +
これで、XAMPP の [[systemd]] サービスを作成できるようになりました:
You can now create a [[systemd]] service for XAMPP:
 
   
 
{{hc|/etc/systemd/system/xampp.service|2=
 
{{hc|/etc/systemd/system/xampp.service|2=
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}}
 
}}
   
==== Manual removal ====
+
==== 手動で削除 ====
   
  +
XAMPP を手動でインストールした場合は、削除する時も手動で行う必要があります。必ずすべての XAMPP サービスを停止してください。
If you have installed XAMPP manually you will need to remove it manually as well. Be sure to stop all XAMPP services.
 
   
 
# /opt/lampp/xampp stop
 
# /opt/lampp/xampp stop
   
  +
XAMPP のインストールに必要なファイルはすべて、前の {{ic|/opt/lampp}} フォルダーにあります。したがって、XAMPP をアンインストールするには、次のようにします:
All the files needed by XAMPP to be installed are located in the previous {{ic|/opt/lampp}} folder. So, to uninstall XAMPP:
 
   
 
# rm /etc/systemd/system/xampp.service
 
# rm /etc/systemd/system/xampp.service
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{{Note|
 
{{Note|
  +
* これを行う前に必ずファイルをバックアップしてください ({{ic|/opt/lampp/htdocs}} 内のファイルなど)
* Be sure to backup your files before doing this (such as files in {{ic|/opt/lampp/htdocs}}).
 
  +
* シンボリックリンクを作成した場合は、それらも破棄する必要がある場合があります。
* If you created symlinks, you may need to destroy them too.
 
  +
* [[#インストール|パッケージをインストールした]] 場合は、この方法を使用しないでください。代わりにパッケージを [[アンインストール]] してください。
* Do not use this method if you have [[#Installation|installed the package]]; [[uninstall]] the package instead.
 
 
}}
 
}}
   

2024年4月8日 (月) 20:13時点における最新版

XAMPP は、MariaDBPHPPerlProFTPD を含む、インストールが簡単な Apache ディストリビューションです。以下のものが含まれています: Apache、MariaDB、PHP & PEAR、Perl、ProFTPD、phpMyAdmin、OpenSSL、GD、Freetype2、libjpeg、libpng、gdbm、zlib、expat、Sablotron、libxml、Ming、Webalizer、pdf class、ncurses、mod_perl、FreeTDS、 gettext、mcrypt、mhash、eAccelerator、SQLite、および IMAP C-Client。

インストール

xamppAUR パッケージをインストールして下さい。

設定

デフォルト設定をそのまま使用できます。XAMPP の各部分の設定は、次のファイルを編集することで行うことができます:

/opt/lampp/etc/httpd.conf - Apache の設定。例えば、ウェブページのソースファイルのフォルダを変更できます。

/opt/lampp/etc/php.ini - PHP の設定。

/opt/lampp/phpmyadmin/config.inc.php - phpMyAdmin の設定。

/opt/lampp/etc/proftpd.conf - proFTPD の設定。

/opt/lampp/etc/my.cnf - MySQL の設定。

サーバーのセキュリティをセットアップしたいときは、次のコマンドを実行するだけで設定できます:

# /opt/lampp/lampp security

ウェブページにアクセスするのに必要なパスワード、phpMyAdmin のユーザー "pma"、MySQL の場合はユーザー "root"、ProFTPD の場合はユーザー "daemon" を選択するよう段階的に求められます。

使用方法

XAMPP の制御は以下のコマンドを使います:

# /opt/lampp/lampp start,stop,restart

もしくは、xampp.service開始停止または再起動します。

ブート時に自動起動する

ブート時に XAMPP を起動するには、xampp.service有効化します。

ヒントとテクニック

htdocs ディレクトリの外のファイルをホスト

ドキュメントのルートディレクトリ (ウェブルート) は /opt/lampp/htdocs/ です。このディレクトリに置いたファイルは全てウェブサーバーによって扱われます。

システムの他のファイルを XAMPP でホストするには、apache でエイリアスを設定します。

  • Apache の /opt/lampp/etc/httpd.conf を好みのエディタで編集します。
  • DocumentRoot を検索すると、次のような内容が表示されます:
DocumentRoot "/opt/lampp/htdocs"
<Directory "/opt/lampp/htdocs">
    ...    
    ...

</Directory>
  • 次の行の </Directory> の後にこれを貼り付けます。
<IfModule alias_module>

    #
    # Redirect: Allows you to tell clients about documents that used to 
    # exist in your server's namespace, but do not anymore. The client 
    # will make a new request for the document at its new location.
    # Example:
    # Redirect permanent /foo http://www.example.com/bar
  ...
</IfModule>
  • </IfModule> の前にこれを貼り付けます:
Alias /yourAlias /yourDirectory/
  • 次に、<IfModule unixd_module> を見つけます:
<IfModule unixd_module>

  ...  
  ...
    User daemon
    Group daemon
</IfModule>
  • そして、daemonyourUseryourGroup に変更します:
User yourUser
Group yourGroup
  • ここで、Apache を再起動することを忘れないでください:
# /opt/lampp/xampp restart

これにより、XAMPP を使用してホームディレクトリ (または他のディレクトリ) からファイルをホストできるようになります。

上の例では、Web ブラウザで localhost/yourAlias を指定することでファイルにアクセスできます。

Xdebug と Xampp によるデバッグとプロファイル

詳しい方法は こちら を見て下さい。

まず ここ のダウンロードページから Xampp Development Tools をダウンロードしてください。

Xampp ディレクトリに展開します:

# tar xvfz xampp-linux-devel-x.x.x.tar.gz -C /opt

xdebug フォルダで以下のコマンドが実行できるはずです:

/opt/lampp/bin/phpize

ローカルテストサーバーのセキュリティ

Apache と MySQL を設定することで同一のコンピュータからのリクエストだけに受け答えをするようにできます。インターネットからサービスにアクセスできなくなるため、大抵のテストシステムではこれでセキュリティのリスクを大きく減らすことが可能です。

初めて XAMPP を起動する前に、以下のファイルを編集して下さい:

Apache の設定は、xampp\apache\conf\httpd.confxampp\apache\conf\extra\httpd-ssl.conf ファイルを編集してください。以下のように "Listen" から始まる行を探します:

Listen 80

それらを次のように置き換えます

Listen 127.0.0.1:80

MySQL の場合、/opt/lampp/etc/my.cnf ファイルを開き、"[mysqld]" セクションを見つけて次の行を追加します

bind-address=localhost

ProFTPD の場合、"DefaultServer" セクションの /opt/lampp/etc/proftpd.conf に次の行を追加します。

DefaultAddress 127.0.0.1
SocketBindTight on

サービスを開始した後、コマンドウィンドウに移動して結果を確認し、開始して実行します:

$ ss -tln

ローカルアドレス列は常に 127.0.0.1 または ::1 で始める必要があり、0.0.0.0 で始めることはできません。

手動インストール

#インストール に従う代わりに XAMPP を手動でインストールするには、Web サイト からインストーラーをダウンロードし、それを 実行可能ファイル にして、次のように入力して実行します。

# ./xampp-linux-x64-version-installer.run
ノート: libxcrypt-compatnet-tools、および inetutils パッケージは必須の依存関係であるため、XAMPP を起動する前にインストールされていることを確認してください。
ヒント: デフォルトでは、インストーラーは UI に Qt バックエンドを使用します。代わりに GTK バックエンドを使用したい場合は、以下を起動します:
# ./xampp-linux-x64-version-installer.run --mode gtk

グラフィカルインターフェイスを使用せず、ターミナルから XAMPP を直接インストールしたい場合は、次のコマンドを実行します:

# ./xampp-linux-x64-version-installer.run --mode text

さらにオプションを使用するには、通常のユーザーとして起動します:

$ ./xampp-linux-x64-version-installer.run --help

これで、XAMPP の systemd サービスを作成できるようになりました:

/etc/systemd/system/xampp.service
[Unit]
Description=XAMPP

[Service]
ExecStart=/opt/lampp/xampp start
ExecStop=/opt/lampp/xampp stop
Type=forking

[Install]
WantedBy=multi-user.target

手動で削除

XAMPP を手動でインストールした場合は、削除する時も手動で行う必要があります。必ずすべての XAMPP サービスを停止してください。

# /opt/lampp/xampp stop

XAMPP のインストールに必要なファイルはすべて、前の /opt/lampp フォルダーにあります。したがって、XAMPP をアンインストールするには、次のようにします:

# rm /etc/systemd/system/xampp.service
# rm -r /opt/lampp
ノート:
  • これを行う前に必ずファイルをバックアップしてください (/opt/lampp/htdocs 内のファイルなど)
  • シンボリックリンクを作成した場合は、それらも破棄する必要がある場合があります。
  • パッケージをインストールした 場合は、この方法を使用しないでください。代わりにパッケージを アンインストール してください。

トラブルシューティング

PhpMyAdmin 403 Access Forbidden

http://localhost/phpmyadmin にアクセスしたときに "403 Access Forbidden" が返ってくる場合、/opt/lampp/etc/extra/httpd-xampp.conf の以下の設定を編集して下さい:

<Directory "/opt/lampp/phpmyadmin">
	AllowOverride AuthConfig Limit
	#Order allow,deny
	#Allow from all
	Require all granted
</Directory>