Blueman

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BluemanGTK+ で書かれたフル機能の Bluetooth マネージャです。Blueman のバージョン 1.23 以前は launchpad.net で開発が行われ、現在メンテナンスがされていない、Bluez4 bluetooth スタックが使われていました。2013年11月に、Blueman の開発は github に移行しました。バージョン 2.0 から、Blueman は Bluez5 Bluetooth スタックを完全にサポートしています。

インストール

blueman または blueman-gitAUR (開発版) をインストールしてください。

Bluetooth デーモンを有効にして blueman-applet で Blueman を起動します。グラフィカルな設定パネルは blueman-manager で起動できます。

使用方法

自動起動

Blueman をインストールすると次の autostart ファイルが作成されます: /etc/xdg/autostart/blueman.desktop。このため、ほとんどのデスクトップ環境で、何も設定しなくても Blueman は自動で起動します。自動起動に関する詳細は自動起動の記事や、使用しているデスクトップ環境またはウィンドウマネージャのページを見て下さい。

パーミッション

ファイルを受信するには Blueman のトレイアイコンを右クリックして Local Services > Transfer > File Receiving から "Enabled" の横にあるチェックボックスにチェックを入れて下さい。

ノート: startx コマンドで起動したセッションで Blueman を動かしている場合、GNOME Files がデバイスを表示できるように ~/.xinitrcsource /etc/X11/xinit/xinitrc.d/* を追加してください。

GNOME Files を使わずに Bluetooth デバイスをマウント

デフォルトで Blueman は GNOME Files を使って bluetooth デバイスをマウントするように設定されています。以下では Gnome Files 以外のファイルマネージャで Blueman を使用する方法を説明します。このセクションでは例として Thunar を取り上げています。他のファイルマネージャを使っている場合は、thunar を使用しているファイルマネージャの名前に置き換えて下さい。

obex_thunar.sh
#!/bin/bash
fusermount -u ~/bluetooth
obexfs -b $1 ~/bluetooth
thunar ~/bluetooth

上のスクリプトを適当な場所に置いて下さい (例: /usr/local/bin)。スクリプトを作ったら、実行可能属性を与えます:

# chmod +x /usr/local/bin/obex_thunar.sh

最後に Blueman トレイアイコン > ローカルサービス > 転送 > 高度な設定 の行を obex_thunar.sh %d に変更します。

ヒント: スクリプトを作成したくない場合は、ローカルサービス > 転送 > 高度な設定 でコマンド nautilus --browse obex:// を次のように置き換えて下さい: thunar obex://

Blueman と PulseAudio

PulseAudio で Bluetooth ヘッドセットを使用したいユーザーは Blueman の PulseAudio プラグインを有効にすると良いでしょう。オーディオデバイスが接続された後にプラグインが自動的に PulseAudio の Bluetooth モジュールをロードして、全ての音声を Bluetooth ヘッドセットに再生します。

トラブルシューティング

ファイルを受信できない

Blueman でファイルを受信できない場合、/etc/conf.d/bluetooth ファイルを編集して次の行をアンコメントしてください:

#SDPD_ENABLE="true"

Blueman アプレットが起動しない

blueman-applet の起動が失敗する場合、/var/lib/bluetooth ディレクトリを全て削除してマシンを再起動してみてください (もしくは dbus と bluetooth サービスを再起動):

# rm -rf /var/lib/bluetooth
$ systemctl reboot

Incoming file over Bluetooth という通知が表示された場合、これはデバイスが信頼できるデバイスとして登録されていないことを意味しています。デバイスを信頼すると設定してからもう一度ファイルの送信を試行してください。

アダプタが検出されない

Bluetooth アプレットやマネージャで Bluetooth アダプタが表示・検出されない場合、おそらく rfkill がインストールされていません。再起動が必要です。

cairo という名前のモジュールがない

おそらく python がインストールされていません。再起動が必要です。

DBus エラー

blueman の GUI を使ってデバイスに接続しようとすると以下のエラーが表示される場合:

DBusFailedError: No such file or directory

おそらく DBus を使って bluetooth デーモンと対話するために必要なグループにユーザーが属していません。このグループは /etc/dbus-1/system.d/bluetooth.conf で定義されています:

$ cat /etc/dbus-1/system.d/bluetooth.conf | grep "group="
 <policy group="lp">

グループが lp の場合、ユーザーアカウントにグループを追加してください:

# gpasswd -a [user] lp

参照