「Powerline」の版間の差分

提供: ArchWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(→‎インストール: 情報を整理)
(→‎使用方法: 情報を更新)
17行目: 17行目:
 
. /usr/lib/python3.6/site-packages/powerline/bindings/bash/powerline.sh
 
. /usr/lib/python3.6/site-packages/powerline/bindings/bash/powerline.sh
 
一度ターミナルを閉じてから再度開けば機能するはずです。機能しない場合、[https://powerline.readthedocs.io/en/latest/usage/shell-prompts.html#bash-prompt Powerline bash プロンプト] の使用手順を確認してください。
 
一度ターミナルを閉じてから再度開けば機能するはずです。機能しない場合、[https://powerline.readthedocs.io/en/latest/usage/shell-prompts.html#bash-prompt Powerline bash プロンプト] の使用手順を確認してください。
  +
  +
次のように入力することもできます。
  +
source ~/.bashrc
  +
端末を閉じて再起動したくない場合は、このオプションを選択します。
  +
  +
=== Zsh ===
  +
以下を '''~/.zshrc''' に追加します。
  +
powerline-daemon -q
  +
./usr/share/powerline/bindings/zsh/powerline.zsh
  +
{{Note|'''oh-my-zsh''' を使用している場合は、'''~/.zshrc''' の {{ic|ZSH_THEME<nowiki>=</nowiki>"''oh-my-zsh theme''"}} 行を削除するかコメントアウトする必要があります。同様に、 '''grml-zsh-config''' を使用している場合は、上記の追加の前に {{ic|prompt off}} を忘れずに挿入してください。}}
  +
  +
=== Tmux ===
  +
{{Note|.tmux.conf 内の干渉するスタイルに注意してください (すなわち window-status-format)}} 次の行を ''~/.tmux.conf'' に追加します。
  +
source /usr/share/powerline/bindings/tmux/powerline.conf
  +
{{Note|これを .tmux.conf に追加するだけで十分です (zshrc や bashrc に追加する必要はありません)}}
  +
  +
=== Vim ===
  +
{{Pkg|powerline-vim}} のインストール
  +
{{note|複数のバージョンのPythonがインストールされている場合は、{{ic|.vimrc}} に {{ic|let g:powerline_pycmd<nowiki>=</nowiki>"py3"}} または {{ic|let g:powerline_pycmd<nowiki>=</nowiki>"py"}} を追加してください。}}
  +
{{Tip|デフォルトでは、ステータスライン (およびPowerline) は、複数のウィンドウが開いている場合にのみ表示されます。常に表示するには、 {{ic|1=:set laststatus=2}} を使用します。}}
  +
{{Tip|このパッケージは、 {{ic|/usr/share/vim/vimfiles/plugin}} に Powerline をインストールします。 vim はデフォルトでチェックするように設定されています。つまり、すべてのユーザーに対して vim に Powerline をインストールし、追加の設定が必要になる場合があります。意図していない場合は、 vim プラグインマネージャーを使用するか、 {{Pkg|powerline}} パッケージをインストールして {{ic|set rtp+<nowiki>=</nowiki>/usr/share/powerline/bindings/vim}} を {{ic|.vimrc}} に追加することを検討してください。}}
  +
  +
=== 使用方法の詳細 ===
  +
Powerline を他のシェルやウィンドウマネージャのウィジェットと組み合わせて使用するようにシステムを設定するなど、詳しい使用方法については、 [https://powerline.readthedocs.io/en/latest/usage.html#usage Powerline documentation] の [https://powerline.readthedocs.io/en/latest/index.html Usage section] を参照してください。
   
 
== その他 ==
 
== その他 ==

2021年5月9日 (日) 02:39時点における版

PowerlineVim のステータスラインプログラムです。zsh, bash, tmux, IPython, Awesome, i3, Qtile など他のアプリケーションのステータスラインやプロンプトも提供します。

インストール

Powerline は様々な方法でインストールすることができます。

ノート: powerline-fonts をインストールしても、powerline-fonts-gitAUR でパッチが適用されたフォントは提供されません

使用方法

Bash

powerlinepowerline-fonts をインストールしたら以下を ~/.bashrc に追加してください:

powerline-daemon -q
POWERLINE_BASH_CONTINUATION=1
POWERLINE_BASH_SELECT=1
. /usr/lib/python3.6/site-packages/powerline/bindings/bash/powerline.sh

一度ターミナルを閉じてから再度開けば機能するはずです。機能しない場合、Powerline bash プロンプト の使用手順を確認してください。

次のように入力することもできます。

source ~/.bashrc

端末を閉じて再起動したくない場合は、このオプションを選択します。

Zsh

以下を ~/.zshrc に追加します。

powerline-daemon -q
./usr/share/powerline/bindings/zsh/powerline.zsh
ノート: oh-my-zsh を使用している場合は、~/.zshrcZSH_THEME="oh-my-zsh theme" 行を削除するかコメントアウトする必要があります。同様に、 grml-zsh-config を使用している場合は、上記の追加の前に prompt off を忘れずに挿入してください。

Tmux

ノート: .tmux.conf 内の干渉するスタイルに注意してください (すなわち window-status-format)

次の行を ~/.tmux.conf に追加します。

source /usr/share/powerline/bindings/tmux/powerline.conf
ノート: これを .tmux.conf に追加するだけで十分です (zshrc や bashrc に追加する必要はありません)

Vim

powerline-vim のインストール

ノート: 複数のバージョンのPythonがインストールされている場合は、.vimrclet g:powerline_pycmd="py3" または let g:powerline_pycmd="py" を追加してください。
ヒント: デフォルトでは、ステータスライン (およびPowerline) は、複数のウィンドウが開いている場合にのみ表示されます。常に表示するには、 :set laststatus=2 を使用します。
ヒント: このパッケージは、 /usr/share/vim/vimfiles/plugin に Powerline をインストールします。 vim はデフォルトでチェックするように設定されています。つまり、すべてのユーザーに対して vim に Powerline をインストールし、追加の設定が必要になる場合があります。意図していない場合は、 vim プラグインマネージャーを使用するか、 powerline パッケージをインストールして set rtp+=/usr/share/powerline/bindings/vim.vimrc に追加することを検討してください。

使用方法の詳細

Powerline を他のシェルやウィンドウマネージャのウィジェットと組み合わせて使用するようにシステムを設定するなど、詳しい使用方法については、 Powerline documentationUsage section を参照してください。

その他

代替インストール

python-pip を使用する

vim プラグインマネージャーを使用する

Python をサポートしたバージョンの vim を使用しているか、python をインストールしていれば、 Powerline をインストールしたり更新したりできる vim プラグインマネージャはたくさんあります。たとえば、 AURvim-plugAUR を使用して、 .vimrc ファイルに次の行を追加します。

~/.vimrc
call plug#begin('path/to/vim/plugins/directory')

Plug 'powerline/powerline'

call plug#end()

path/to/vim/plugins/directory を実際のディレクトリ Neovim の場合は ~/.vim/plugged~/.local/share/nvim/plugged などに置き換え、 vim 内で vim-plug コマンド :PlugInstall を実行します。Powerlineを Powerline GitHub page から指定したプラグインディレクトリにダウンロードし、 vim に追加します。

代替フォント

powerline-console-fontsAUR では、テキストコンソール用の縮小されたフォントセットを使用できます。

代替パッケージ

Powerline に代わるものとして Vim-airline があります。これはvim-plugins の一部であり、 vim-airline として個別にインストールできます。必要に応じて、 vim-airline-themes をインストールして下さい。

ノート: vim-airline では、現在の git ブランチが vim-fugitive に依存していることを示します。vim-fugitive v2.4 は、この機能を無効にする変更を行いました。Upstreamは新しいリリースにタグを付けません vim-fugitive v2.4 との互換性を修正する単一コミットです。それまでは、現在の git ブランチを表示するには vim-airline-gitAURを使用する必要があります。vim-fugitive を v2.3 にダウングレードする;あるいは、自分の vim-airline v0.9.0 を作って、 upstreamのfixing commit を実行します。いいとこ取りをしようとすると綺麗に塗れないので、それも直す必要があります。

他のプラグイン

他のシェルやウィンドウマネージャのウィジェットで Powerline を使用するように設定する方法など、詳しい説明は Powerline ドキュメントUsage セクション を参照してください。

トラブルシューティング

フォント:グリフが見つからない

powerline-fonts をインストールしたが、グリフが見つからない場合は、 ロケール が設定されていることを確認してください。セッションを再起動して変更を確認します。