「Reflector」の版間の差分

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=== Systemd タイマー ===
 
=== Systemd タイマー ===
   
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バージョン2020.8 以降、Reflector は [[systemd/タイマー]] ({{ic|reflector.timer}}) を提供しており、 [[Reflector#Systemd サービス]] {{ic|reflector.service}} を毎週開始します。スケジュールは {{ic|reflector.timer}} を [https://wiki.archlinux.jp/index.php/Systemd#.E3.83.A6.E3.83.8B.E3.83.83.E3.83.88.E3.83.95.E3.82.A1.E3.82.A4.E3.83.AB.E3.81.AE.E7.B7.A8.E9.9B.86 編集] することで変更できます。
{{ic|reflector.service}} を一週間ごとに実行したい場合:
 
   
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まず、[[Reflector#Systemd サービス]] の説明に従って、設定ファイルを編集します。設定ファイルを更新した後、{{ic|reflector.timer}} を [[有効化]] してください。
{{hc|/etc/systemd/system/reflector.timer|<nowiki>
 
[Unit]
 
Description=Run reflector weekly
 
   
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ミラーリストをスケジュールより先に更新するには、{{ic|reflector.service}} を [https://wiki.archlinux.jp/index.php/Systemd#.E3.83.A6.E3.83.8B.E3.83.83.E3.83.88.E3.82.92.E4.BD.BF.E3.81.86 start] してください。
[Timer]
 
OnCalendar=weekly
 
RandomizedDelaySec=12h
 
Persistent=true
 
 
[Install]
 
WantedBy=timers.target
 
</nowiki>}}
 
 
作成したら {{ic|reflector.timer}} を[[起動]]してください。
 
   
 
== 参照 ==
 
== 参照 ==

2021年8月9日 (月) 22:16時点における版

関連記事

ReflectorMirrorStatus ページから最新のミラーリストを取得して、ミラーを速度でソートし、/etc/pacman.d/mirrorlist ファイルを上書きするスクリプトです。

インストール

reflector パッケージをインストールしてください。

使用方法

警告:
  • 最初に /etc/pacman.d/mirrorlist ファイルをバックアップしておいてください。
  • Pacman で同期とアップデートをする前に /etc/pacman.d/mirrorlist には信頼できないエントリが含まれていないようにしてください。

利用できるコマンドを表示するには、次のコマンドを実行:

# reflector --help

サンプル

以下のコマンドは同期が一番新しい5つのミラーを取り出して、速度でソートし、/etc/pacman.d/mirrorlist ファイルを上書きします:

# reflector --verbose --latest 5 --sort rate --save /etc/pacman.d/mirrorlist

以下のコマンドは、最近同期が行われた HTTP または HTTPS ミラー200個を選択して、ダウンロード速度でソートし、/etc/pacman.d/mirrorlist ファイルを上書きします:

# reflector --latest 200 --protocol http --protocol https --sort rate --save /etc/pacman.d/mirrorlist

以下のコマンドはアメリカに存在する、12時間以内に同期が行われた HTTPS ミラーを選択して、ダウンロード速度でソートし、/etc/pacman.d/mirrorlist ファイルを上書きします:

# reflector --country 'United States' --age 12 --protocol https --sort rate --save /etc/pacman.d/mirrorlist

自動化

Pacman フック

pacman フックを作成して pacman-mirrorlist が更新されるたびに reflector を実行して .pacnew ファイルを削除するように設定できます:

/etc/pacman.d/hooks/mirrorupgrade.hook
[Trigger]
Operation = Upgrade
Type = Package
Target = pacman-mirrorlist

[Action]
Description = Updating pacman-mirrorlist with reflector and removing pacnew...
When = PostTransaction
Depends = reflector
Exec = /bin/sh -c "reflector --country 'United States' --latest 200 --age 24 --sort rate --save /etc/pacman.d/mirrorlist;  rm -f /etc/pacman.d/mirrorlist.pacnew"

reflector の引数は適宜書き換えてください。

pacman フックについて詳しくは Pacman#フックを参照。

Systemd サービス

サービスは、/etc/xdg/reflector/reflector.conf で指定されたパラメータを使用し Reflector を実行します。このファイルのデフォルトのオプションは、例として示しています。

たとえば、HTTPS をサポートし、上書き /etc/pacman.d/mirrorlist する最新の5つのミラーを日本とオーストラリアから選択するには、次のコマンドを使用します。

/etc/xdg/reflector/reflector.conf
--save /etc/pacman.d/mirrorlist
--country Japan,Australia
--protocol https
--latest 5

reflector.service有効化 すればミラーリストが起動時に更新されます。

Systemd タイマー

バージョン2020.8 以降、Reflector は systemd/タイマー (reflector.timer) を提供しており、 Reflector#Systemd サービス reflector.service を毎週開始します。スケジュールは reflector.timer編集 することで変更できます。

まず、Reflector#Systemd サービス の説明に従って、設定ファイルを編集します。設定ファイルを更新した後、reflector.timer有効化 してください。

ミラーリストをスケジュールより先に更新するには、reflector.servicestart してください。

参照