「Microsoft フォント」の版間の差分
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{{ic|makepkg --pkg ttf-ms-win8}} は {{AUR|ttf-ms-fonts}} よりもカバー範囲が広い Windows 8.1 コアフォントパッケージを作成します。 |
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2022年9月17日 (土) 17:33時点における版
TrueType の Microsoft フォントのインストールと Windows のフォントレンダリングのエミュレート。
目次
インストール
Windows のパーティションからフォントを使う
Windows のパーティションがマウントされている場合、そのパーティションにリンクすることでフォントを使用することができます。フォントを読むために、システム圧縮ファイルの回避策を適用する必要があるかもしれません。
例えば、Windows の C:\ パーティションが /windows
にマウントされている場合:
# ln -s /windows/Windows/Fonts /usr/share/fonts/WindowsFonts
それから fontconfig のキャッシュの再生成をしてください:
# fc-cache --force
もしくは、Windows フォントを /usr/share/fonts
にコピーします:
# mkdir /usr/share/fonts/WindowsFonts # cp /windows/Windows/Fonts/* /usr/share/fonts/WindowsFonts/ # chmod 644 /usr/share/fonts/WindowsFonts/*
それから fontconfig のキャッシュの再生成をしてください:
# fc-cache --force
Windows ISO からフォントを抽出する
Windows の ISO ファイルからフォントを見つけ出すこともできます。ISOの中にあるフォントが含まれているイメージのファイルフォーマットは、ISOがオンラインでダウンロードされている場合はWIM(Windows Imaging Format)、Windowsのメディア作成ツールで作成された場合はESD(Windows Electronic Software Download)のいずれかです。.isoから sources/install.esd
または sources/install.wim
ファイルを抽出して、ファイルの中にある Windows/Fonts
ディレクトリを探してください。7z (p7zip内)または wimextract (wimlib内)を使用して抽出できます。7zの使用例は以下を参照:
$ 7z e Win10_1709_English_x64.iso sources/install.wim $ 7z e install.wim 1/Windows/{Fonts/"*".{ttf,ttc},System32/Licenses/neutral/"*"/"*"/license.rtf} -ofonts/ $ 7z e install.wim Windows/{Fonts/"*".{ttf,ttc},System32/Licenses/neutral/"*"/"*"/license.rtf} -ofonts/ # Windows 7
フォントとライセンスは fonts
ディレクトリの中にあります。
最新のパッケージ
- ttf-office-2007-fontsAUR — Office 2007 フォント
- ttf-win7-fontsAUR — Windows 7 フォント
- ttf-ms-win8AUR — Windows 8 フォント
- ttf-ms-win10AUR — Windows 10 フォント
レガシーなパッケージ
ttf-ms-fontsAUR に含まれるもの:
- Andalé Mono
- Arial
- Arial Black
- Comic Sans
- Courier New
- Georgia
- Impact
- Lucida Sans
- Lucida Console
- Microsoft Sans Serif
Symbol- Times New Roman
- Trebuchet
- Verdana
- Webdings
Wingdings
ttf-tahomaAUR を AUR から取得することもでき、ご想像どおり、これらには Tahoma が含まれています。
ttf-vista-fontsAUR に含まれるもの:
MS フォントを便利に使う Fontconfig のルール
ウェブサイトはよく一般的な名前 (helvetica, courier, times または times new roman) を使ってフォントを指定し、fontconfig にあるルールはこれらのフォントをフリーフォント(Liberation, Google CrOS, GUST TeX Gyre...)に置き換えます。置き換えは /etc/fonts/conf.d/30-metric-aliases.conf
に定義されています:
Ms Windows フォントをフルに活用するには上述の様々なパッケージに含まれているMs Windows 固有フォントを一般的な名前にマッピングするルールを作る必要があります:
<?xml version="1.0"?> <!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd"> <fontconfig> <alias binding="same"> <family>Helvetica</family> <accept> <family>Arial</family> </accept> </alias> <alias binding="same"> <family>Times</family> <accept> <family>Times New Roman</family> </accept> </alias> <alias binding="same"> <family>Courier</family> <accept> <family>Courier New</family> </accept> </alias> </fontconfig>
お気に入りのブラウザで serif,sans-serif,monospace フォントを MS フォントに関連付けるのも有効です。
Windows 8
ttf-ms-win8AUR 分割パッケージは ttf-ms-fontsAUR, ttf-vista-fontsAUR そして ttf-win7-fontsAUR よりも最新の代替となることが意図されています。
フォントの新しいバージョンを提供しますが、ライセンスの問題からフォントを自動でダウンロードすることは不可能です。
インストール済みの最新 Windows 8.1 からフォントを取得することができます。どのエディションの Windows 8.1 build Windows 8.1 6.3.9600.17238 で可能です。
インストール済みのWindows 8.1 のシステムフォントは通常 %WINDIR%\Fonts
に、ライセンスファイルは %SYSTEM32%\license.rtf
に置かれています。
source=()
配列に指定されているファイルが必要です。PKGBUILD ファイルと同一のディレクトリに配置して、makepkg を実行してください。
makepkg --pkg ttf-ms-win8
は ttf-ms-fontsAUR よりもカバー範囲が広い Windows 8.1 コアフォントパッケージを作成します。
既知の問題
Poppler ベースの PDF リーダーで記号が正しく表示されない
TrueType Microsoft フォントの "symbol.ttf" は Poppler では不具合が発生しがちです。Poppler ベースの PDF リーダーでは数学記号が正しく表示されない場合があります。