「Reflector」の版間の差分
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=== Systemd タイマー === |
=== Systemd タイマー === |
2022年11月12日 (土) 22:28時点における版
Reflector は MirrorStatus ページから最新のミラーリストを取得して、フィルタリングおよび速度でソートし、/etc/pacman.d/mirrorlist
ファイルを上書きする Python スクリプトです。
インストール
使用方法
利用できるコマンドを表示するには、次のコマンドを実行:
# reflector --help
サンプル
reflector(1) § EXAMPLES を参照してください。サンプルは /etc/pacman.d/mirrorlist
を上書きします。root として実行する必要があります。
自動化
Systemd サービス
サービスは、/etc/xdg/reflector/reflector.conf
で指定されたパラメータを使用し Reflector を実行します。このファイルのデフォルトのオプションは、例として示しています。
たとえば、HTTPS をサポートし、上書き /etc/pacman.d/mirrorlist
する最新の5つのミラーを日本とオーストラリアから選択するには、次のコマンドを使用します。
/etc/xdg/reflector/reflector.conf
--save /etc/pacman.d/mirrorlist --country Japan,Australia --protocol https --latest 5
reflector.service
を 有効化 すればミラーリストが起動時に更新されます。
Systemd タイマー
バージョン2020.8 以降、Reflector は systemd/タイマー (reflector.timer
) を提供しており、 Reflector#Systemd サービス reflector.service
を毎週開始します。スケジュールは reflector.timer
を 編集 することで変更できます。
まず、Reflector#Systemd サービス の説明に従って、設定ファイルを編集します。設定ファイルを更新した後、reflector.timer
を 有効化 してください。
ミラーリストをスケジュールより先に更新するには、reflector.service
を start してください。
Pacman フック
pacman フックを作成して pacman-mirrorlist が更新されるたびに reflector.service
を実行して .pacnew
ファイルを削除するように設定できます:
/etc/pacman.d/hooks/mirrorupgrade.hook
[Trigger] Operation = Upgrade Type = Package Target = pacman-mirrorlist [Action] Description = Updating pacman-mirrorlist with reflector and removing pacnew... When = PostTransaction Depends = reflector Exec = /bin/sh -c 'systemctl start reflector.service; [ -f /etc/pacman.d/mirrorlist.pacnew ] && rm /etc/pacman.d/mirrorlist.pacnew'
パラメータは #Systemd サービス の説明に従って /etc/xdg/reflector/reflector.conf
で設定します。
これと同様のフックは reflector-mirrorlist-updateAUR でも提供されています。