「PipeWire/サンプル」の版間の差分
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+ | == サラウンドサウンドシステム == |
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− | == Surround sound systems == |
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− | === |
+ | === フロント/リアの分離 === |
− | + | [[PipeWire#Audio|PipeWire を PulseAudio/JACK の代替として使用]]する場合、Pulseaudio のフロント/リアの分離のための[[:en:PulseAudio/Examples#Splitting front/rear|サンプル]]を再現するために PipeWire を設定することができます。これにより、スピーカーまたはヘッドフォンのために別のシンクにオーディオストリームを Pulseaudio を使用して送信することができます。 |
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+ | スピーカーをラインアウトポートに接続し、ヘッドフォンをリアポートに接続します。{{ic|pavucontrol}} で使用するサウンドカードを「Analog Surround 4.0 Output」に設定します。次に、以下のコマンドを使用して、スピーカー用の新しいシンクとヘッドフォン用の新しいシンクを作成し、スピーカーをフロントチャンネルにリンクし、ヘッドフォンをリアチャンネルにリンクします。 |
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− | Connect speakers to the line-out port and headphones to the rear port. In {{ic|pavucontrol}} set the soundcard used to Analog Surround 4.0 Output. Then using the following commands, make new sinks for the speakers and for the headphones, link the speakers to the front channels and link the headphones to the rear channels: |
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pactl load-module module-null-sink sink_name=speakers object.linger=1 media.class=Audio/Sink channel_map=FL,FR |
pactl load-module module-null-sink sink_name=speakers object.linger=1 media.class=Audio/Sink channel_map=FL,FR |
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pactl load-module module-null-sink sink_name=headphones object.linger=1 media.class=Audio/Sink channel_map=RL,RR |
pactl load-module module-null-sink sink_name=headphones object.linger=1 media.class=Audio/Sink channel_map=RL,RR |
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− | {{ic|1=object.linger=1}} |
+ | {{ic|1=object.linger=1}} は、作成したクライアントが切断された後もシンクを保持するようにします。{{ic|sink_name}}は任意の名前を使用できます。 |
− | + | モジュールをアンロードするには、{{ic|pactl load-module}} コマンドの出力である {{ic|ID}} を使用して、{{ic|pw-cli destroy ID}} を使用します。個別のモジュールを{{ic|pactl unload-module}} でアンロードすることは現在サポートされていません[https://gitlab.freedesktop.org/pipewire/pipewire/-/issues/709]。ただし、{{ic|pactl unload-module module-null-sink}} を使用して、すべての {{ic|module-null-sink}} モジュールをアンロードすることができます。 |
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− | + | {{ic|jack_connect}} を使用して、新しいシンクのモニターをサウンドカードの再生ポートに接続します。チャンネルの名前は、{{ic|pw-link -iol}}を実行して調べることができます[https://gitlab.freedesktop.org/pipewire/pipewire/-/wikis/Migrate-JACK]。 |
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pw-link speakers:monitor_1 alsa_output.pci-0000_00_14.2.analog-surround-40:playback_FL |
pw-link speakers:monitor_1 alsa_output.pci-0000_00_14.2.analog-surround-40:playback_FL |
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pw-link headphones:monitor_2 alsa_output.pci-0000_00_14.2.analog-surround-40:playback_RR |
pw-link headphones:monitor_2 alsa_output.pci-0000_00_14.2.analog-surround-40:playback_RR |
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+ | {{tip|上記のコマンドをスクリプトに追加し、[[自動起動]]に設定すると、プロセスを自動化できます。必ず {{ic|alsa_output.pci-0000_00_14.2.analog-surround-40}} をあなたのサウンドカードの名前に置き換えてください。スクリプトの実行前に遅延を追加することで、スムーズに動作するようにすることもできます。}} |
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− | {{tip|Add the above commands to a script and [[autostart]] it to automate the process. Be sure to replace {{ic|alsa_output.pci-0000_00_14.2.analog-surround-40}} with the name of your sound card. Adding a delay before the script executes may also make things work smoother.}} |
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− | {{Note| |
+ | {{Note|Jack/Pipewire のシンク名は時折変更されるようです。上記の例では、{{ic|alsa_output.pci-0000_00_14.2.analog-surround-40:playback_FL}} は、時に {{ic|Built-in\ Audio\ Analog\ Surround\ 4.0:playback_FL}} に変更されます。素早い回避策として、autostart スクリプトに第二のセットの {{ic|pw-jack}} コマンドを追加することができます。}} |
− | }} sometimes changes into {{ic|Built-in\ Audio\ Analog\ Surround\ 4.0:playback_FL}}. As a quick workaround, you could add a second set of {{ic|pw-jack}} commands in your autostart script with the second set of names.}} |
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− | + | 個別に音量を制御するには、一つのオプションは、alsa ユーティリティ(amixer など)を使用して、Front および Rear/Surround(alsa 命名)チャンネルを制御することです。現在のデフォルトの Pulseaudio sink に応じて自動的にそれを行うスクリプトは、[https://gist.github.com/nicman23/a2a80200e1d5d1f65b75846c5f2387b7 ここ]で見つけることができます。 |
2023年4月13日 (木) 01:34時点における最新版
関連記事
サラウンドサウンドシステム
フロント/リアの分離
PipeWire を PulseAudio/JACK の代替として使用する場合、Pulseaudio のフロント/リアの分離のためのサンプルを再現するために PipeWire を設定することができます。これにより、スピーカーまたはヘッドフォンのために別のシンクにオーディオストリームを Pulseaudio を使用して送信することができます。
スピーカーをラインアウトポートに接続し、ヘッドフォンをリアポートに接続します。pavucontrol
で使用するサウンドカードを「Analog Surround 4.0 Output」に設定します。次に、以下のコマンドを使用して、スピーカー用の新しいシンクとヘッドフォン用の新しいシンクを作成し、スピーカーをフロントチャンネルにリンクし、ヘッドフォンをリアチャンネルにリンクします。
pactl load-module module-null-sink sink_name=speakers object.linger=1 media.class=Audio/Sink channel_map=FL,FR pactl load-module module-null-sink sink_name=headphones object.linger=1 media.class=Audio/Sink channel_map=RL,RR
object.linger=1
は、作成したクライアントが切断された後もシンクを保持するようにします。sink_name
は任意の名前を使用できます。
モジュールをアンロードするには、pactl load-module
コマンドの出力である ID
を使用して、pw-cli destroy ID
を使用します。個別のモジュールをpactl unload-module
でアンロードすることは現在サポートされていません[1]。ただし、pactl unload-module module-null-sink
を使用して、すべての module-null-sink
モジュールをアンロードすることができます。
jack_connect
を使用して、新しいシンクのモニターをサウンドカードの再生ポートに接続します。チャンネルの名前は、pw-link -iol
を実行して調べることができます[2]。
pw-link speakers:monitor_1 alsa_output.pci-0000_00_14.2.analog-surround-40:playback_FL pw-link speakers:monitor_2 alsa_output.pci-0000_00_14.2.analog-surround-40:playback_FR pw-link headphones:monitor_1 alsa_output.pci-0000_00_14.2.analog-surround-40:playback_RL pw-link headphones:monitor_2 alsa_output.pci-0000_00_14.2.analog-surround-40:playback_RR
個別に音量を制御するには、一つのオプションは、alsa ユーティリティ(amixer など)を使用して、Front および Rear/Surround(alsa 命名)チャンネルを制御することです。現在のデフォルトの Pulseaudio sink に応じて自動的にそれを行うスクリプトは、ここで見つけることができます。