「Reflector」の版間の差分
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+ | [https://xyne.archlinux.ca/projects/reflector/ Reflector] は [https://archlinux.org/mirrors/status/ Arch Linux Mirror Status] ページから最新のミラーリストを取得して、フィルタリングおよび速度でソートし、{{ic|/etc/pacman.d/mirrorlist}} ファイルを上書きする Python スクリプトです。 |
== インストール == |
== インストール == |
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=== Pacman フック === |
=== Pacman フック === |
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+ | {{Pkg|pacman-mirrorlist}} は定期的に更新されず、世界の一部のミラーが追加または削除されたという理由だけで reflector を呼び出します。代わりにタイマーベースの自動化を使いましょう。もし {{ic|mirrorlist.pacnew}} を全くインストールしたくない場合は、{{ic|pacman.conf}} で {{ic|NoExtract}} を使って下さい。 |
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− | [[pacman フック]]を作成して {{Pkg|pacman-mirrorlist}} が更新されるたびに {{ic|reflector.service}} を実行して {{ic|.pacnew}} ファイルを削除するように設定できます: |
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− | {{hc|/etc/pacman.d/hooks/mirrorupgrade.hook|<nowiki> |
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− | [Trigger] |
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− | Operation = Upgrade |
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− | Type = Package |
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− | Target = pacman-mirrorlist |
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− | [Action] |
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− | Description = Updating pacman-mirrorlist with reflector and removing pacnew... |
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− | When = PostTransaction |
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− | Depends = reflector |
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− | Exec = /bin/sh -c 'systemctl start reflector.service; [ -f /etc/pacman.d/mirrorlist.pacnew ] && rm /etc/pacman.d/mirrorlist.pacnew' |
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− | </nowiki>}} |
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− | パラメータは [[#Systemd サービス]] の説明に従って {{ic|/etc/xdg/reflector/reflector.conf}} で設定します。 |
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− | これと同様のフックは {{AUR|reflector-mirrorlist-update}} でも提供されています。 |
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== 参照 == |
== 参照 == |
2023年4月13日 (木) 14:43時点における最新版
Reflector は Arch Linux Mirror Status ページから最新のミラーリストを取得して、フィルタリングおよび速度でソートし、/etc/pacman.d/mirrorlist
ファイルを上書きする Python スクリプトです。
インストール
使用方法
利用できるコマンドを表示するには、次のコマンドを実行:
# reflector --help
サンプル
reflector(1) § EXAMPLES を参照してください。サンプルは /etc/pacman.d/mirrorlist
を上書きします。root として実行する必要があります。
自動化
Systemd サービス
サービスは、/etc/xdg/reflector/reflector.conf
で指定されたパラメータを使用し Reflector を実行します。このファイルのデフォルトのオプションは、例として示しています。
たとえば、HTTPS をサポートし、上書き /etc/pacman.d/mirrorlist
する最新の5つのミラーを日本とオーストラリアから選択するには、次のコマンドを使用します。
/etc/xdg/reflector/reflector.conf
--save /etc/pacman.d/mirrorlist --country Japan,Australia --protocol https --latest 5
reflector.service
を 有効化 すればミラーリストが起動時に更新されます。
Systemd タイマー
バージョン2020.8 以降、Reflector は systemd/タイマー (reflector.timer
) を提供しており、 Reflector#Systemd サービス reflector.service
を毎週開始します。スケジュールは reflector.timer
を 編集 することで変更できます。
まず、Reflector#Systemd サービス の説明に従って、設定ファイルを編集します。設定ファイルを更新した後、reflector.timer
を 有効化 してください。
ミラーリストをスケジュールより先に更新するには、reflector.service
を start してください。
Pacman フック
pacman-mirrorlist は定期的に更新されず、世界の一部のミラーが追加または削除されたという理由だけで reflector を呼び出します。代わりにタイマーベースの自動化を使いましょう。もし mirrorlist.pacnew
を全くインストールしたくない場合は、pacman.conf
で NoExtract
を使って下さい。