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Cisco Packet Tracer はネットワークの挙動や「もし〜だったら」という実験を学習することができる強力なネットワークシミュレーションプログラムです。ネットワーキングアカデミーの学習経験の一環として、Packet Tracer は複雑な技術のコンセプトを教授・学習するのに役立つシミュレーション・仮想化・オーサリング・アセスメント・コラボレーション機能を提供します [https://www.netacad.com/web/about-us/cisco-packet-tracer]。 |
Cisco Packet Tracer はネットワークの挙動や「もし〜だったら」という実験を学習することができる強力なネットワークシミュレーションプログラムです。ネットワーキングアカデミーの学習経験の一環として、Packet Tracer は複雑な技術のコンセプトを教授・学習するのに役立つシミュレーション・仮想化・オーサリング・アセスメント・コラボレーション機能を提供します [https://www.netacad.com/web/about-us/cisco-packet-tracer]。 |
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== インストール == |
== インストール == |
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− | {{AUR|packettracer}} パッケージを使うことでインストールできます。AUR パッケージの使用方法については [[AUR]] の記事を参照してください。 |
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+ | === ソースパッケージの tarball をダウンロードする === |
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− | Packet Tracer をインストールするには {{ic|PacketTracer71_64bit_linux.tar.gz}} ファイルを入手してください。ファイルの sha1sum と md5sum は以下の通りです: |
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+ | {{AUR|packettracer}} は、パッケージをビルドする前にソフトウェアの tarball をダウンロードする必要があるため、自動化された方法 ([[AUR ヘルパー]] など) を使用してインストールすることはできません。 |
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− | $ sha1sum PacketTracer71_64bit_linux.tar.gz |
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− | bbc776e62725ac714c228e87e239dda4dfd9449c PacketTracer71_64bit_linux.tar.gz |
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+ | したがって、最初に {{AUR|packettracer}} パッケージの [[Arch User Repository#ビルドファイルを取得する|ビルドファイルを取得]] します。 |
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− | ファイルを作業ディレクトリにコピーしてください。[[PKGBUILD]] ファイルはアーカイブを必要とします。倫理的・法的な理由からパッケージの tarball にアーカイブを同梱することはできません。Packet Tracer の最新バージョンにあわせて、必要なファイルは将来的に変わる可能性があります。執筆時点でのファイル名は {{ic|PacketTracer71_64bit_linux.tar.gz}} です。 |
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+ | === Packet Tracer deb パッケージをダウンロード === |
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− | ファイルをコピーしたら、通常通りにパッケージのインストールを行ってください。 |
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+ | Cisco の Web サイトで配布されている Packet Tracer deb パッケージをダウンロードして、Arch Linux 用の {{AUR|packettracer}} を構築するために使用できるようにします。 |
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− | 最後に、{{ic|/usr/share/licenses/packettracer/eula.txt}} の EULA を読んで、承認できない場合はアンインストールしてください。 |
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+ | # Cisco アカウントを使って [https://www.netacad.com Cisco Networking Academy](netacad) にログインしてください。アカウントをお持ちでない場合は登録してください。 |
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− | === 64ビット環境 === |
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+ | # ネットワーキングアカデミーのポータルに入ったら、''Resources'' menu > ''Download Packet Tracer'' から Packet Tracer をダウンロードします。ダウンロードしたファイル名は {{ic|PacketTracer_800_amd64_build212_final.deb}} のようにします。 |
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+ | # .deb ファイルは {{AUR|packettracer}} のビルドファイルがあるフォルダに置いてください [[PKGBUILD]] ファイルがあるフォルダと同じです。 |
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+ | === ビルドしてインストールする === |
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− | 64ビット環境で Packet Tracer を動作させるには [[Multilib]] リポジトリを有効にする必要があります。 |
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+ | すべてのビルドファイルと deb ファイルの準備ができたら、ビルドしてインストールします: |
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− | そして {{Pkg|lib32-openssl}}, {{AUR|lib32-qt4}}, {{Pkg|lib32-libpng}}, {{Pkg|gcc-multilib}}{{Broken package link|置換パッケージ: {{Pkg|gcc}}}} パッケージを[[インストール]]してください。 |
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+ | # ビルドファイル (例: {{ic|PKGBUILD}}) があるディレクトリに移動します。 |
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− | == アセスメント環境チェック == |
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+ | # [[Arch User Repository#パッケージをビルドする|パッケージをビルドする]]; 別の方法として、[[DeveloperWiki:クリーンな chroot でビルドする]] もあります。 |
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+ | # [[Arch User Repository#パッケージをインストールする|パッケージをインストールする]] |
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+ | === エンドユーザーライセンス契約 === |
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− | Cisco Packet Tracer ベースの Assessment Environment Check は練習や最終試験などの考査で Packet Tracer を起動できるか確認するのに使われます。[[Java]] のインストールが必須です。[http://skills.netacad.net/check/check.html こちらのページ] から機能を使えるかどうか確認することが可能です。 |
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+ | 最後に、{{ic|/usr/share/licenses/packettracer/COPYRIGHT}} にある著作権ファイルの [https://www.cisco.com/c/en/us/about/legal/cloud-and-software/end_user_license_agreement.html End-user License Agreement (EULA)] と [https://www.cisco.com/c/dam/en_us/about/doing_business/legal/seula/cisco-packet-tracer-software.pdf Supplemental End-user License Agreement (SEULA)] を読み、同意できない場合はアンインストールしてください。同意する場合、このプログラムはほとんどのメニューシステムのインターネットカテゴリで見つけることができ、''packettracer''バイナリを実行します。 |
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+ | === 評価環境チェック === |
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+ | Cisco Packet Tracer ベースの評価環境チェックは、学生が演習や最終試験などの評価のために Packet Tracer アクティビティを開始できることを確認するために使用されます。[[Java]] の動作バージョンがインストールされていることが重要です。https://assessment.netacad.net/check/check.html でチェックを実行して、この機能が機能するかどうかを確認します。 |
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javaws PT-Assessment-Client.jnlp |
javaws PT-Assessment-Client.jnlp |
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+ | == トラブルシューティング == |
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+ | === Wayland 環境でクラッシュ === |
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+ | Wayland セッションで開始したときに Packet Tracer がクラッシュする場合は、{{ic|QT_QPA_PLATFORM}} 環境変数を {{ic|xcb}} に設定して実行してみてください。詳細については、[[Wayland#Qt]] を参照してください。 |
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+ | === 間違った UI サイズ === |
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+ | Packet Tracer が間違ったサイズを表示する場合は、{{ic|QT_DEVICE_PIXEL_RATIO}} [[環境変数]] を変更してから、再起動するかログアウトしてください。 |
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== 参照 == |
== 参照 == |
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* [[GNS3]] |
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* [https://www.netacad.com/web/about-us/cisco-packet-tracer Cisco Packet Tracer - Networking Academy] |
* [https://www.netacad.com/web/about-us/cisco-packet-tracer Cisco Packet Tracer - Networking Academy] |
2024年1月2日 (火) 00:40時点における最新版
Cisco Packet Tracer はネットワークの挙動や「もし〜だったら」という実験を学習することができる強力なネットワークシミュレーションプログラムです。ネットワーキングアカデミーの学習経験の一環として、Packet Tracer は複雑な技術のコンセプトを教授・学習するのに役立つシミュレーション・仮想化・オーサリング・アセスメント・コラボレーション機能を提供します [1]。
目次
免責事項
ソフトウェアを使用する許可が Cisco Systems から得られているか確認してください。使用資格がない場合、GNS3 などを使用するようにしてください。
インストール
ソースパッケージの tarball をダウンロードする
packettracerAUR は、パッケージをビルドする前にソフトウェアの tarball をダウンロードする必要があるため、自動化された方法 (AUR ヘルパー など) を使用してインストールすることはできません。
したがって、最初に packettracerAUR パッケージの ビルドファイルを取得 します。
Packet Tracer deb パッケージをダウンロード
Cisco の Web サイトで配布されている Packet Tracer deb パッケージをダウンロードして、Arch Linux 用の packettracerAUR を構築するために使用できるようにします。
- Cisco アカウントを使って Cisco Networking Academy(netacad) にログインしてください。アカウントをお持ちでない場合は登録してください。
- ネットワーキングアカデミーのポータルに入ったら、Resources menu > Download Packet Tracer から Packet Tracer をダウンロードします。ダウンロードしたファイル名は
PacketTracer_800_amd64_build212_final.deb
のようにします。 - .deb ファイルは packettracerAUR のビルドファイルがあるフォルダに置いてください PKGBUILD ファイルがあるフォルダと同じです。
ビルドしてインストールする
すべてのビルドファイルと deb ファイルの準備ができたら、ビルドしてインストールします:
- ビルドファイル (例:
PKGBUILD
) があるディレクトリに移動します。 - パッケージをビルドする; 別の方法として、DeveloperWiki:クリーンな chroot でビルドする もあります。
- パッケージをインストールする
エンドユーザーライセンス契約
最後に、/usr/share/licenses/packettracer/COPYRIGHT
にある著作権ファイルの End-user License Agreement (EULA) と Supplemental End-user License Agreement (SEULA) を読み、同意できない場合はアンインストールしてください。同意する場合、このプログラムはほとんどのメニューシステムのインターネットカテゴリで見つけることができ、packettracerバイナリを実行します。
評価環境チェック
Cisco Packet Tracer ベースの評価環境チェックは、学生が演習や最終試験などの評価のために Packet Tracer アクティビティを開始できることを確認するために使用されます。Java の動作バージョンがインストールされていることが重要です。https://assessment.netacad.net/check/check.html でチェックを実行して、この機能が機能するかどうかを確認します。
javaws PT-Assessment-Client.jnlp
トラブルシューティング
Wayland 環境でクラッシュ
Wayland セッションで開始したときに Packet Tracer がクラッシュする場合は、QT_QPA_PLATFORM
環境変数を xcb
に設定して実行してみてください。詳細については、Wayland#Qt を参照してください。
間違った UI サイズ
Packet Tracer が間違ったサイズを表示する場合は、QT_DEVICE_PIXEL_RATIO
環境変数 を変更してから、再起動するかログアウトしてください。