「ObexFTP」の版間の差分
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− | [http://dev.zuckschwerdt.org/openobex/wiki/ObexFtp ObexFTP] implements the [[Wikipedia:OBEX|OBEX]] protocol, used to transfer files. OBEX was adopted by [[Bluetooth]] and [[Android]] supports it since version 2.1. |
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+ | [http://dev.zuckschwerdt.org/openobex/wiki/ObexFtp ObexFTP] は [[Wikipedia:OBEX|OBEX]] プロトコルの実装です。ファイルの転送に用いられます。OBEX は [[Bluetooth]] により採用され、[[Android]] ではバージョン 2.1 以降からサポートされています。 |
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− | == |
+ | == インストール == |
+ | {{AUR|obexftp}} パッケージを[[インストール]]してください。 |
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− | [[Install]] the {{AUR|obexftp}} package. |
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− | + | Tcl/Tk フロントエンドは {{AUR|obextool}} を[[インストール]]してください。 |
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− | + | [[GVFS]] クライアントは {{AUR|gnome-vfs-obexftp}} を[[インストール]]してください。 |
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− | == |
+ | == 使用法 == |
=== Obex Object Push === |
=== Obex Object Push === |
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+ | ファイルを送るには、OBEX Push サービスのチャネルを見つけてください。 |
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− | To send a file, find out the channel of the OBEX Push service: |
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$ sdptool search --bdaddr ''MAC_address'' OPUSH |
$ sdptool search --bdaddr ''MAC_address'' OPUSH |
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− | + | そして、次のコマンドを利用してファイルをそのチャネルに対して送ってください [http://dev.zuckschwerdt.org/openobex/wiki/ObexFtpExamples/#Obex-PUSH-over-Bluetooth]: |
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$ obexftp --nopath --noconn --uuid none --bluetooth ''MAC_address'' --channel ''channel'' --put ''file'' |
$ obexftp --nopath --noconn --uuid none --bluetooth ''MAC_address'' --channel ''channel'' --put ''file'' |
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− | + | あるいは、{{AUR|ussp-push}} を利用することもできます。OBEX Push を受け取るための [https://gitlab.com/obexpushd/mainline ObexPushD] がありますが、Arch 向けにはもはやパッケージングされていません。 |
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=== ObexFTP === |
=== ObexFTP === |
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+ | デバイスが Obex FTP サービスをサポートしているが、デバイスをマウントしたくない場合、obexftp コマンドを使ってデバイスへ/からファイルを転送できます。 |
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− | If your device supports the Obex FTP service but you do not wish to mount the device you can transfer files to and from the device using the obexftp command. |
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+ | ファイルをデバイスに送るには以下のコマンドを実行してください: |
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− | To send a file to a device run the command: |
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$ obexftp -b ''MAC_address'' -p /path/to/file |
$ obexftp -b ''MAC_address'' -p /path/to/file |
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+ | ファイルをデバイスから取得するには以下のコマンドを実行してください: |
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− | To retrieve a file from a device run the command: |
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$ obexftp -b ''MAC_address'' -g filename |
$ obexftp -b ''MAC_address'' -g filename |
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+ | {{Note|受け取るファイルがデバイスの ''exchange folder'' 内にあることを確認してください。ファイルが exchange folder 内のサブフォルダにある場合、コマンドに正しいパスを渡してください。}} |
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− | {{Note|Ensure that the file you are retrieving is in the device's ''exchange folder''. If the file is in a subfolder of the exchange folder then provide the correct path in the command.}} |
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=== ObexFS === |
=== ObexFS === |
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+ | KDE や Gnome の Bluetooth パッケージを使う以外の方法として、他のファイルシステムとして扱うことのできる電話をマウントできる ObexFS を使うというものがあります。 |
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− | Another option, rather than using KDE or Gnome Bluetooth packages, is ObexFS which allows for the mounting of phones which are treated like any other filesystem. |
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+ | {{Note|ObexFS を使うには、ObexFTP サービスを提供するデバイスが必要です。}} |
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− | {{Note|To use ObexFS, one needs a device that provides an ObexFTP service.}} |
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+ | 以下のコマンドで、サポートされる電話をマウントしてください: |
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− | Mount supported phones by running: |
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$ obexfs -b ''MAC_address'' ''mountpoint'' |
$ obexfs -b ''MAC_address'' ''mountpoint'' |
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+ | 使い終わったら、以下のコマンドでデバイスをアンマウントしてください: |
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− | Once you have finished, to unmount the device use the command: |
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$ fusermount -u ''mountpoint'' |
$ fusermount -u ''mountpoint'' |
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− | + | 他のマウントオプションは http://dev.zuckschwerdt.org/openobex/wiki/ObexFs を見てください。 |
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+ | {{Note|マウント中の Bluetooth デバイスが''読み取り専用''でマウントされて'''いない'''ことを確認してください。これはデバイスの設定からできるはずです。デバイスが''読み取り専用''でマウントされている場合、デバイスにファイルを転送しようとした際にパーミッションエラーが発生するでしょう。}} |
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− | {{Note|Ensure that the bluetooth device you are mounting is '''not''' set to mount ''read-only''. You should be able to do this from the device's settings. If the device is mounted ''read-only'' you may encounter a permissions error when trying to transfer files to the device.}} |
2022年6月21日 (火) 09:09時点における最新版
ObexFTP は OBEX プロトコルの実装です。ファイルの転送に用いられます。OBEX は Bluetooth により採用され、Android ではバージョン 2.1 以降からサポートされています。
インストール
obexftpAUR パッケージをインストールしてください。
Tcl/Tk フロントエンドは obextoolAUR をインストールしてください。
GVFS クライアントは gnome-vfs-obexftpAUR をインストールしてください。
使用法
Obex Object Push
ファイルを送るには、OBEX Push サービスのチャネルを見つけてください。
$ sdptool search --bdaddr MAC_address OPUSH
そして、次のコマンドを利用してファイルをそのチャネルに対して送ってください [1]:
$ obexftp --nopath --noconn --uuid none --bluetooth MAC_address --channel channel --put file
あるいは、ussp-pushAUR を利用することもできます。OBEX Push を受け取るための ObexPushD がありますが、Arch 向けにはもはやパッケージングされていません。
ObexFTP
デバイスが Obex FTP サービスをサポートしているが、デバイスをマウントしたくない場合、obexftp コマンドを使ってデバイスへ/からファイルを転送できます。
ファイルをデバイスに送るには以下のコマンドを実行してください:
$ obexftp -b MAC_address -p /path/to/file
ファイルをデバイスから取得するには以下のコマンドを実行してください:
$ obexftp -b MAC_address -g filename
ObexFS
KDE や Gnome の Bluetooth パッケージを使う以外の方法として、他のファイルシステムとして扱うことのできる電話をマウントできる ObexFS を使うというものがあります。
以下のコマンドで、サポートされる電話をマウントしてください:
$ obexfs -b MAC_address mountpoint
使い終わったら、以下のコマンドでデバイスをアンマウントしてください:
$ fusermount -u mountpoint
他のマウントオプションは http://dev.zuckschwerdt.org/openobex/wiki/ObexFs を見てください。