「Freenet」の版間の差分

提供: ArchWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(en:Freenetへの転送ページ)
 
(カテゴリを変更)
 
(他の1人の利用者による、間の2版が非表示)
1行目: 1行目:
  +
[[Category:匿名ネットワーク]]
#redirect[[en:Freenet]]
 
  +
[[en:Freenet]]
  +
[http://freenetproject.org/ Freenet] は分散されたピアツーピアネットワークによって匿名性と言論の自由を守る、フリーのオープンソースソフトウェアです。Freenet を使うことで匿名でファイルを共有したり、検閲されるおそれなくフリーサイトを公開することができます。データは暗号化されて複数のノード間で転送され、情報をリクエストしたのが誰なのか、また情報の中身が何なのかを識別するのを不可能にしています。
  +
  +
==インストールと設定==
  +
{{AUR|freenet}} は [[AUR]] からインストールできます。
  +
  +
インストールしたら、起動時に有効化するサービスのリストに freenet を追加してください:
  +
# systemctl enable freenet
  +
  +
そして、コンピュータを再起動するかデーモンを手動で起動します:
  +
# systemctl start freenet
  +
  +
==設定==
  +
ウィザードを使って設定するか、手動で freenet を設定するかを選択できます。共有するデータを保護するために、まずは [[TrueCrypt]] や [[EncFS]] を読むと良いでしょう。
  +
  +
===ウィザード===
  +
http://127.0.0.1:8888/ から freenet のウェブインターフェイスにアクセスして、注意深く指示に従って下さい。freenet にアクセスするときはブラウザのプライベートモードを使うのが良いでしょう。
  +
  +
===手動設定===
  +
手動で設定するときは [http://new-wiki.freenetproject.org/Main_Page Freenet wiki] が役に立つでしょう。以下のファイルを編集することで手動で設定できます: {{ic|/opt/freenet/freenet.ini}} と {{ic|/opt/freenet/wrapper.conf}}。

2022年7月21日 (木) 10:14時点における最新版

Freenet は分散されたピアツーピアネットワークによって匿名性と言論の自由を守る、フリーのオープンソースソフトウェアです。Freenet を使うことで匿名でファイルを共有したり、検閲されるおそれなくフリーサイトを公開することができます。データは暗号化されて複数のノード間で転送され、情報をリクエストしたのが誰なのか、また情報の中身が何なのかを識別するのを不可能にしています。

インストールと設定

freenetAURAUR からインストールできます。

インストールしたら、起動時に有効化するサービスのリストに freenet を追加してください:

# systemctl enable freenet

そして、コンピュータを再起動するかデーモンを手動で起動します:

# systemctl start freenet

設定

ウィザードを使って設定するか、手動で freenet を設定するかを選択できます。共有するデータを保護するために、まずは TrueCryptEncFS を読むと良いでしょう。

ウィザード

http://127.0.0.1:8888/ から freenet のウェブインターフェイスにアクセスして、注意深く指示に従って下さい。freenet にアクセスするときはブラウザのプライベートモードを使うのが良いでしょう。

手動設定

手動で設定するときは Freenet wiki が役に立つでしょう。以下のファイルを編集することで手動で設定できます: /opt/freenet/freenet.ini/opt/freenet/wrapper.conf