「LibreOffice」の版間の差分
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+ | [[Category:オフィス]] |
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[[es:LibreOffice]] |
[[es:LibreOffice]] |
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[[fr:LibreOffice]] |
[[fr:LibreOffice]] |
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+ | [[it:LibreOffice]] |
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[[ru:LibreOffice]] |
[[ru:LibreOffice]] |
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− | [[zh- |
+ | [[zh-hans:LibreOffice]] |
− | {{Related articles start |
+ | {{Related articles start}} |
{{Related|Apache OpenOffice}} |
{{Related|Apache OpenOffice}} |
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{{Related articles end}} |
{{Related articles end}} |
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− | [ |
+ | [https://ja.libreoffice.org/ Home - LibreOffice] より: |
:''LibreOfficeは自由でかつオープンソースのオフィススイートです。Windows、Macintosh、Linux を始めとする多くのプラットフォームで動作します。文書の作成やデータの処理のお役に立ちます豊富な機能を備えた6つのアプリケーションWriter、Calc、Impress、Draw、Math、Baseを提供します。ユーザーや貢献者、開発者からなる大きなコミュニティから、サポートとドキュメントを無償で得ることができます。もちろん、あなたも参加して関わることができます。'' |
:''LibreOfficeは自由でかつオープンソースのオフィススイートです。Windows、Macintosh、Linux を始めとする多くのプラットフォームで動作します。文書の作成やデータの処理のお役に立ちます豊富な機能を備えた6つのアプリケーションWriter、Calc、Impress、Draw、Math、Baseを提供します。ユーザーや貢献者、開発者からなる大きなコミュニティから、サポートとドキュメントを無償で得ることができます。もちろん、あなたも参加して関わることができます。'' |
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− | |||
− | ==Arch Linux における LibreOffice== |
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− | |||
− | [[OpenOffice.org]] の公式サポートは LibreOffice が選ばれたために打ち切られました。LibreOffice は "Document Foundation" によってフォークされたプロジェクトで、様々な機能の追加がなされています。[https://mailman.archlinux.org/pipermail/arch-general/2011-March/018819.html Dropping Oracle OpenOffice (arch-general)] を見て下さい。 |
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==インストール== |
==インストール== |
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− | + | 以下のグループのどちらかを[[インストール]]してください: |
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− | * {{Pkg|libreoffice- |
+ | * {{Pkg|libreoffice-still}} 保守的なユーザー向けの、比較的まれな更新を含む安定したメンテナンスブランチです。 |
+ | * {{Pkg|libreoffice-fresh}} ブランチであり、アーリーアダプターまたはパワーユーザー向けの新しいプログラム拡張機能が含まれています。 |
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− | * {{Grp|libreoffice-still}} は安定版です。 |
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{{Note| |
{{Note| |
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− | * 少なくともどれか1つ言語パックをインストールする必要がありま |
+ | * 以前は少なくともどれか1つ言語パックをインストールする必要がありました。現在、LibreOffice はシステムのデフォルトを検出するので、言語パックの手動インストールは必須ではなくなっています。詳しくは [https://help.libreoffice.org/Scalc/cui/ui/optlanguagespage/ignorelanguagechange#User_interface help.libreoffice.org] を見てください。 |
− | * |
+ | * {{Pkg|libreoffice-fresh-en-gb}} の代わりに間違って、{{Pkg|libreoffice-fresh-uk}} (ウクライナ語) や {{Pkg|libreoffice-fresh-br}} (ブルトン語) をインストールしないよう気をつけて下さい。 |
− | * SDK を使いたいときは、{{Pkg|libreoffice-fresh |
+ | * SDK を使いたいときは、{{Pkg|libreoffice-fresh-sdk}} をインストールしてください。 |
}} |
}} |
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− | pacman が提案する推奨・任意の依存パッケージをチェックしてください。Libreoffice Base を使う必要がない場合は Java |
+ | pacman が提案する推奨・任意の依存パッケージをチェックしてください。Libreoffice Base を使う必要がない場合は Java 実行環境は不要です: [[Java]] を見て下さい。Libreoffice Base の [https://wiki.documentfoundation.org/Base#Java_and_HSQLDB モジュール] を使う場合 {{Pkg|hsqldb2-java}} が必要なことがあります。 |
− | |||
− | === Microsoft フォント === |
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− | |||
− | 公式の Microsoft フォントによってページ付けの問題を解決できます。[[MS Fonts (日本語)]] のページを確認してください。 |
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==テーマ== |
==テーマ== |
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+ | LibreOffice は [[GTK+]] と [[Qt]] のテーマの統合をサポートしています。[[Qt と GTK アプリケーションの外観の統合]]を見てください。 |
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− | [[Qt (日本語)|Qt]] に見た目をあわせるには、{{Pkg|libreoffice-still-kde4}} パッケージを[[pacman (日本語)|インストール]]してください。 |
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− | |||
− | [[GTK+ (日本語)|GTK+]] に見た目をあわせるには、{{Pkg|libreoffice-still-gnome}} パッケージを[[pacman (日本語)|インストール]]してください。 |
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{{Note| |
{{Note| |
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LibreOffice バージョン 3.5.x からはデスクトップ UI を自動検知するようになっています。ライブラリを見つける順番は次の通りです: |
LibreOffice バージョン 3.5.x からはデスクトップ UI を自動検知するようになっています。ライブラリを見つける順番は次の通りです: |
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− | gtk |
+ | gtk3 > gtk > kde4 > generic |
+ | 特定の VCL UI インターフェースを強制するには {{ic|1=SAL_USE_VCLPLUGIN=gen}}, {{ic|1=SAL_USE_VCLPLUGIN=kde4}}, {{ic|1=SAL_USE_VCLPLUGIN=gtk}}, {{ic|1=SAL_USE_VCLPLUGIN=gtk3}} [[環境変数]]のどれかを使ってください。これらの環境変数は {{ic|1=/etc/profile.d/libreoffice-fresh.sh}} や {{ic|1=/etc/profile.d/libreoffice-still.sh}} でアンコメントすることができます。 |
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− | 特定の VCL UI インターフェースを強制するには: |
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− | SAL_USE_VCLPLUGIN=gen lowriter |
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− | SAL_USE_VCLPLUGIN=kde4 lowriter |
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− | SAL_USE_VCLPLUGIN=gtk lowriter |
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− | SAL_USE_VCLPLUGIN=gtk3 lowriter |
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− | シェルの設定ファイル (例: Bash を使っている場合 {{ic|/etc/bash.bashrc}} もしくは {{ic|~/.bashrc}}) で {{ic|SAL_USE_VCLPLUGIN}} 変数を保存しておくと便利です。 |
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− | |||
− | {{Note|新しい gtk3 UI は上流ではいまだに実験的な機能とされているので LibreOffice のメイン設定で "実験的な機能" を有効にした場合のみ使用可能です。}} |
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Windows 98 アイコンが使われてしまっている場合は、メニューの ''ツール > オプション'' から ''LibreOffice > Accessibility'' を選択して "Automatically detect high-contrast mode of operating system" のチェックを外して下さい。 |
Windows 98 アイコンが使われてしまっている場合は、メニューの ''ツール > オプション'' から ''LibreOffice > Accessibility'' を選択して "Automatically detect high-contrast mode of operating system" のチェックを外して下さい。 |
||
− | すぐに変更が適用されない場合は、使っているアイコンセットを変える必要があります。オプションダイアログの ''LibreOffice > View'' から "Icon size and style" の2つのポップアップボックスを使って下さい (二番目のポップアップボックスは "High-contrast" 以外のどれかに変更する必要があります) |
+ | すぐに変更が適用されない場合は、使っているアイコンセットを変える必要があります。オプションダイアログの ''LibreOffice > View'' から "Icon size and style" の2つのポップアップボックスを使って下さい (二番目のポップアップボックスは "High-contrast" 以外のどれかに変更する必要があります) |
+ | ==拡張機能の管理== |
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− | === Firefox テーマ === |
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+ | Arch は以下の追加エクステンションを提供しています: |
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− | Libreoffice 4.x では Firefox テーマが使えるようになっています。 |
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− | Libreoffice のオプションから "Personalization", "Select Theme" を選んでテーマの URL を入力してください。ダイアログボックスのボタンでブラウザが開きます。 |
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+ | * {{Pkg|libreoffice-extension-texmaths}} |
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− | テーマは [https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/themes/ Mozilla のテーマリポジトリ]で見つけることができます。 |
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+ | * {{Pkg|libreoffice-extension-writer2latex}} |
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+ | 他にも拡張機能をインストールしたい場合は [[Arch User Repository|AUR]] や LibreOffice 内蔵の拡張機能マネージャ、または [https://libreplanet.org/wiki/Group:OpenOfficeExtensions/List libreplanet] をチェックしてください。 |
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− | === 起動ロゴを無効にする === |
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+ | == フォント == |
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− | スタートアップロゴを無効にしたい場合は、{{ic|/etc/libreoffice/sofficerc}} を開き {{ic|1=Logo=}} という行を探して、{{ic|1=Logo=0}} を設定してください。 |
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− | {{Note|この変数は Logo スクリプトのサポートとは無関係です。}} |
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− | ==拡張機能の管理== |
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+ | Document Foundation [https://wiki.documentfoundation.org/Fonts wiki] には、Windows および macOS 上の LibreOffice にデフォルトで含まれているさまざまなフォントが記載されています。Arch では以下のパッケージがインストールされているかもしれません。 |
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− | Arch は[[Official Repositories (日本語)|公式リポジトリ]]で以下の追加エクステンションを提供しています: |
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− | * {{Pkg| |
+ | * {{Pkg|ttf-caladea}} |
− | * {{Pkg| |
+ | * {{Pkg|ttf-carlito}} |
+ | * {{Pkg|ttf-dejavu}} |
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+ | * {{AUR|ttf-gentium-basic}} |
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+ | * {{Pkg|ttf-liberation}} |
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+ | * {{Pkg|ttf-linux-libertine-g}} |
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+ | * {{Pkg|noto-fonts}} |
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+ | * {{Pkg|adobe-source-code-pro-fonts}} |
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+ | * {{Pkg|adobe-source-sans-fonts}} |
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+ | * {{Pkg|adobe-source-serif-fonts}} |
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+ | [[フォント#フォントパッケージ]]も参照してください。 |
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− | 他にも拡張機能をインストールしたい場合は [[Arch User Repository (日本語)|AUR]] や LibreOffice 内蔵の拡張機能マネージャ、または [http://libreplanet.org/wiki/Group:OpenOfficeExtensions/List libreplanet] をチェックしてください。 |
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==言語補助ツール== |
==言語補助ツール== |
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88行目: | 78行目: | ||
===スペルチェック=== |
===スペルチェック=== |
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− | スペルチェックをするには、{{Pkg|hunspell}} と hunspell 用の言語辞典が必要です(英語は {{Pkg|hunspell-en}}、ドイツ語は {{Pkg|hunspell-de}} など)。 |
+ | スペルチェックをするには、{{Pkg|hunspell}} がインストールされている必要があります。LibreOffice の still と fresh 両方のバージョンで動作します。また、hunspell 用の言語辞典が必要です (英語は {{Pkg|hunspell-en}}{{Broken package link|置換パッケージ: {{Pkg|hunspell-en_AU}}}}、ドイツ語は {{Pkg|hunspell-de}} など)。インストールしたら、''Tools -> Options -> Language Settings -> Writing Aids -> Hunspell SpellChecker'' のチェックボックスを選択して有効にしてください。 |
+ | |||
+ | ;フィンランド語 |
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+ | :フィンランド語のユーザーは4つのパッケージをインストールする必要があります。この順番でパッケージをインストールして下さい: {{Pkg|libvoikko}}, {{AUR|malaga}}, {{AUR|voikko-fi}}, {{AUR|hfstospell}}, {{AUR|voikko-libreoffice}}。 |
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+ | |||
+ | === 双方向サポート === |
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+ | |||
+ | {{Note|1=ロケールが双方向言語に設定されている場合、Libreoffice はデフォルトで CTL を有効にするはずですが、[https://bugs.documentfoundation.org/show_bug.cgi?id=154495 誤ってヒンディー語] に設定される可能性があります。}} |
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+ | Bidi サポートを有効にするには、''Tools > Options... > Language Settings > Languages > Default Languages for Documents'' から [https://help.libreoffice.org/Common/Languages_Using_Complex_Text_Layout 複合テキストレイアウト (CTL)] を有効にします。次に、適切な言語を選択します。その後、''RCtrl + RShift'' および ''LCtrl + LShift'' によって言語の配置を強制できます。段落スタイルが変更されるとテキストの方向が切り替わる [https://bugs.documentfoundation.org/show_bug.cgi?id=151857 既知の問題] があります。 |
||
===ハイフネーションルール=== |
===ハイフネーションルール=== |
||
− | ハイフネーションルールを使うには、{{Pkg|hyphen}} と言語別のハイフンルールセットが必要です(英語は {{Pkg|hyphen-en}}、ドイツ語は {{Pkg|hyphen-de}} など)。 |
+ | ハイフネーションルールを使うには、{{Pkg|hyphen}} と言語別のハイフンルールセットが必要です (英語は {{Pkg|hyphen-en}}、ドイツ語は {{Pkg|hyphen-de}} など)。 |
===類語辞典=== |
===類語辞典=== |
||
− | 類語辞典オプションを使うには、{{Pkg|libmythes}} と言語別の mythes 類語辞典が必要です(英語は {{Pkg|mythes-en}}、ドイツ語は {{Pkg|mythes-de}} など)。 |
+ | 類語辞典オプションを使うには、{{Pkg|libmythes}} と言語別の mythes 類語辞典が必要です (英語は {{Pkg|mythes-en}}、ドイツ語は {{Pkg|mythes-de}} など)。 |
===文法チェック=== |
===文法チェック=== |
||
− | 文法チェックをする |
+ | 文法チェックを使いたい場合、複数のツールが利用できます。最もよく使われているツールは [https://www.languagetool.org/ LanguageTool] です。{{Pkg|languagetool}} パッケージでインストールできますが、LibreOffice の拡張はパッケージになっていません。従って {{AUR|libreoffice-extension-languagetool}} パッケージを使ってインストールすることを推奨します。このパッケージには LanguageTool が含まれていますが、{{Pkg|languagetool}} パッケージと衝突はしません。将来的には、{{Pkg|languagetool}} パッケージに依存するようになる可能性があります。 |
+ | このパッケージをインストールした後は、[[Java]] 8 実行環境 ({{Pkg|jre8-openjdk}}) がインストールされていることを確認してください。Languagetool は Java を使っているので LibreOffice の動作を重くしたりフリーズさせたりすることがあります (特にドキュメントを開いた時)。ただし最初にドキュメントを開くときだけそうなるのであって他の動作では問題ないことが普通です。Java をインストールしたら、LibreOffice でデフォルト環境として有効にすると良いでしょう。"Tools" --> "Options" --> "Advanced" から適切な JRE (1.8.0) を選択して "Ok" を押してください。LibreOffice スイートの再起動が必要です。再起動したら Languagetools をインストールできるはずです。 |
||
− | 他の文法ツールは [http://libreplanet.org/wiki/Group:OpenOfficeExtensions/List LibreOffice Extension Page] や [http://lingucomponent.openoffice.org/grammar.html OpenOffice のウェブサイト] にあります。全ての OpenOffice 拡張が LibreOffice で動くという保証はありません。 |
||
+ | 他の文法ツールは [https://libreplanet.org/wiki/Group:OpenOfficeExtensions/List LibreOffice Extension Page] や [https://extensions.libreoffice.org/ LibreOffice Extensions 公式ウェブサイト]、[https://www.openoffice.org/lingucomponent/grammar.html OpenOffice のウェブサイト] にあります。全ての OpenOffice 拡張が LibreOffice で動くという保証はありません。 |
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− | {{Note|言語ツールは java を使っているので LibreOffice の動作を重くします、特にドキュメントを開く時には一時フリーズすることもあります。ただし最初にドキュメントを開くときだけそうなるのであって他の動作では問題ないことが普通です。}} |
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− | + | ;フランス語 |
|
+ | :フランス語については LanguageTool や Java をインストールする必要はありません。フランス語専用の Python 拡張が Dicollecte によって提供されています。[https://www.dicollecte.org/grammalecte/telecharger.php Dicollecte のウェブサイト] や {{AUR|libreoffice-extension-grammalecte-fr}} パッケージでインストールすることができます。どちらの方法でも、この拡張には {{Pkg|hunspell-fr}} のフランス語辞書が付属しています。 |
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− | |||
− | フィンランド語のユーザーは4つのパッケージをインストールする必要があります。この順番でパッケージをインストールして下さい: {{AUR|malaga}}, {{AUR|suomi-malaga-voikko}}, {{AUR|libvoikko}}, {{AUR|voikko-libreoffice}}。 |
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=== 英語のオフラインヘルプ === |
=== 英語のオフラインヘルプ === |
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− | + | バージョン 5.2.2 現在、{{Pkg|libreoffice-fresh}} には英語のオフラインヘルプファイルが含まれています。他の言語のヘルプファイルは libreoffice の言語パッケージに含まれています (例: {{Pkg|libreoffice-fresh-ja}})。 |
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+ | |||
+ | == ヒントとテクニック == |
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+ | |||
+ | === LibreOffice の高速化 === |
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+ | |||
+ | * ''起動ロゴを無効にする'': 読み込みの進行状況で起動ロゴ画面を無効にしたい場合は、{{ic|/etc/libreoffice/sofficerc}} を開き、{{ic|1=Logo=}} を見つけます。行を選択し、それを {{ic|1=Logo=0}} に設定します。あるいは、{{ic|--nologo}} [[コマンドラインシェル|CLI]] オプションを使用します。 |
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+ | * ''Java ランタイムを無効にする'': Java に依存する機能を使用していない場合は、Java ランタイムを無効にすることを検討してください。''Tools > Options > LibreOffice > Advanced'' に移動して ''Use a Java runtime environment'' のチェックを外します。 |
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+ | * '''オートスペルチェックをオフにする''':''Tools > Options > Language Settings > Writing Aids'' uncheck ''Check spelling as you type''と ''Check grammar as you type'' のチェックを外します。 |
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− | ==マクロのインストール== |
+ | === マクロのインストール === |
− | マクロを使うには、JRE を有効にする必要があります。JRE はデフォルトで有効になっていますが、無効にすることで [[#LibreOffice の高速化|Libreoffice を高速化できます]] |
+ | マクロを使うには、JRE を有効にする必要があります。JRE はデフォルトで有効になっていますが、無効にすることで [[#LibreOffice の高速化|Libreoffice を高速化できます]] |
Arch Linux での LibreOffie のマクロディレクトリのパスは: |
Arch Linux での LibreOffie のマクロディレクトリのパスは: |
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~/.config/.libreoffice/4/user/Scripts/ |
~/.config/.libreoffice/4/user/Scripts/ |
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+ | === データベースフロントエンドとしてのベース === |
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− | ==LibreOffice の高速化== |
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+ | Base は、PostgreSQL などのデータベースのフロントエンドとして使用できます。テーブルを編集することはできませんが、テーブルの列と行の非常に優れた概要が得られ、関連するデータの概要をより良く把握するために列を非表示にすることもできます。データをフィルタリングすることもでき、複数の行を選択して削除したり、単一セルを簡単に編集したりできます。 |
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− | 設定によって LibreOffice の起動時間やレスポンスを改善することができます。ただし、いくつかの設定は多くの RAM を使用することになるので、気をつけて使って下さい。 |
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+ | |||
− | 全て ''Tools > Options'' からアクセスできます。 |
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+ | また、クエリ GUI を使用して SQL クエリを構築することもできます。 |
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− | * ''メモリ'': |
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+ | |||
− | ** 「元に戻す」ステップの数を 100 以下に減らします、20 か 30 ステップくらい。 |
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+ | === LibreOffice または OpenOffice に基づく自動ドキュメント変換 === |
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− | ** ''グラフィックキャッシュ''の、「LibreOffice用に使用」を 128 MB (デフォルト値は 20MB) に設定します。 |
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+ | |||
− | ** ''オブジェクト当たりのメモリ''を 20MB (デフォルト値は 5MB) に設定します。 |
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+ | {{ic|--headless}} コマンドラインオプションを使用して呼び出すと、libreoffice によってドキュメント変換を直接実行できます。たとえば、{{ic|.odt}} を {{ic|.pdf}} ファイルに変換するには、次のコマンドを発行します: |
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− | ** LibreOffice をよく使う場合、''クイック起動''を有効にします。 |
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+ | |||
− | {{Note|クイック起動を利用するには {{Pkg|libreoffice-still-gnome}} パッケージをインストールする必要があります。}} |
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+ | $ libreoffice --headless --convert-to pdf ./*.odt |
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− | * ''Java''、「Java 実行環境(JRE)を使用」のチェックを外します。 |
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+ | |||
− | {{Note|Java に依存している機能のリストがこのページで見れます: https://wiki.documentfoundation.org/Development/Java。}} |
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+ | もう 1 つのオプションは、コマンドラインツール {{pkg|unoconv}} を使用することです。これは、LibreOffice を使用する自動変換およびスタイル設定ツールです。たとえ厳しいものであっても、さらに多くの作業が必要になります [https://github.com/unoconv/unoconv/issues/511] が、現状でも非常に便利です。実行中の LibreOffice に接続するか、独自の使用のために LibreOffice を起動するか、その使用のために明示的に起動された実行中のインスタンスに接続します。X サーバーを実行する必要はありません。 |
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+ | |||
+ | === 通知音 === |
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+ | |||
+ | ドキュメントを保存していない状態で LibreOffice を閉じるなどの一部のユーザー操作では、''ドキュメントを保存しますか?'' というメッセージが表示されます。通知音とともにポップアップウィンドウが表示されます。通知サウンドの有効化/無効化は、GTK 設定オプション {{ic|gtk-enable-event-sounds}} を変更することで試行できます。[[GTK#例]] を参照してください。 |
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==トラブルシューティング== |
==トラブルシューティング== |
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146行目: | 156行目: | ||
$ echo "Xft.lcdfilter: lcddefault" | xrdb -merge |
$ echo "Xft.lcdfilter: lcddefault" | xrdb -merge |
||
− | 変更を永続するには、{{ic|~/.Xresources}} ファイルに {{ic|Xft.lcdfilter: lcddefault}} を加えて、{{ic|$ xrdb -merge ~/.Xresources}} を実行してください。[https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/ |
+ | 変更を永続するには、{{ic|~/.Xresources}} ファイルに {{ic|Xft.lcdfilter: lcddefault}} を加えて、{{ic|$ xrdb -merge ~/.Xresources}} を実行してください。[https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/cairo/+bug/271283/comments/23 ソース]。詳しくは [[X resources]] を見て下さい。 |
これが働かない場合、{{ic|~/.Xdefaults}} に {{ic|Xft.lcdfilter: lcddefault}} を加えることも試してください。このファイルが存在しないときは作る必要があります。 |
これが働かない場合、{{ic|~/.Xdefaults}} に {{ic|Xft.lcdfilter: lcddefault}} を加えることも試してください。このファイルが存在しないときは作る必要があります。 |
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177行目: | 187行目: | ||
export MOZILLA_CERTIFICATE_FOLDER=$HOME/.mozilla/firefox/XXXXXX.default/ |
export MOZILLA_CERTIFICATE_FOLDER=$HOME/.mozilla/firefox/XXXXXX.default/ |
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− | [ |
+ | [https://wiki.openoffice.org/wiki/Certificate_Detection Certificate Detection]。 |
− | === .pps ファイルを編集モードで実行する |
+ | === .pps ファイルを編集モードで実行する(スライドショーを使わない) === |
{{ic|.pps}} ファイルを {{ic|.ppt}} に名前を変えるのが唯一の解決策です。 |
{{ic|.pps}} ファイルを {{ic|.ppt}} に名前を変えるのが唯一の解決策です。 |
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− | 以下のスクリプトを home ディレクトリに追加して {{ic|.pps}} ファイルを開くときに使って下さい。メールで受け取った {{ic|.pps}} ファイルを |
+ | 以下のスクリプトを home ディレクトリに追加して {{ic|.pps}} ファイルを開くときに使って下さい。メールで受け取った {{ic|.pps}} ファイルを(保存しないで)開くときに便利です。 |
{{bc|<nowiki> |
{{bc|<nowiki> |
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197行目: | 207行目: | ||
文献目録データベースを開こうとすると次のエラーが出て Writer が落ちる場合: |
文献目録データベースを開こうとすると次のエラーが出て Writer が落ちる場合: |
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com::sun::star::loader::CannotActivateFactoryException |
com::sun::star::loader::CannotActivateFactoryException |
||
− | {{pkg|libreoffice-base}} をインストールしてください。この既知のバグは[ |
+ | {{pkg|libreoffice-base}}{{Broken package link|パッケージが存在しません}} をインストールしてください。この既知のバグは[https://cgit.freedesktop.org/libreoffice/core/commit/?id=1889c1af41650576a29c587a0b2cdeaf0d297587 修正されています]。 |
+ | |||
+ | === アプリケーションエラー (起動できない) === |
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+ | |||
+ | ''Adwaita'' 以外の GTK テーマを使っていると、LibreOffice が起動できないことがあります: |
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+ | |||
+ | (soffice:2148): GLib-GObject-CRITICAL **: g_value_set_boxed: assertion 'G_VALUE_HOLDS_BOXED (value)' failed |
||
+ | |||
+ | (soffice:2148): GLib-GObject-WARNING **: gtype.c:4268: type id '0' is invalid |
||
+ | |||
+ | (soffice:2148): GLib-GObject-WARNING **: can't peek value table for type '<invalid>' which is not currently referenced |
||
+ | Application Error |
||
+ | |||
+ | {{Bug|46614}} を見てください。 |
||
+ | |||
+ | === 保存ボタンを押したときに終了してしまう === |
||
+ | |||
+ | 以下の方法を試してください: |
||
+ | |||
+ | * {{ic|~/.config/libreoffice}} フォルダを削除する。LibreOffice 関連の全ての設定が消去されます。LibreOffice を次に起動したときに再生成されます。 |
||
+ | |||
+ | * メニューの Tools > Options > LibreOffice > General から {{ic|Use LibreOffice dialogs}} にチェックを入れる。 |
||
+ | |||
+ | * {{ic|libvclplug_gtk3lo.so}} による GTK3 の統合が問題を起こしていると言われています [https://forums.opensuse.org/showthread.php/510439-LibreOffice-crashes-when-saving]。[[#テーマ]]に書かれているように {{ic|gtk}} など別の VCL を使用してください。 |
||
=== メディアサポート === |
=== メディアサポート === |
||
− | 埋め込んだビデオが灰色のボックスになる場合、必要な [[GStreamer |
+ | 埋め込んだビデオが灰色のボックスになる場合、必要な [[GStreamer#現行バージョンのプラグイン|GStreamer プラグイン]]がインストールしてあるか確認してください。 |
+ | |||
+ | === Writer や Draw のデフォルトの用紙サイズ === |
||
+ | |||
+ | 空の Writer や Draw のドキュメントでデフォルトの用紙サイズがロケールにあってない場合、任意の依存パッケージである {{pkg|libpaper}} をインストールして、{{ic|/etc/papersize}} (システム全体の設定) を更新するか {{ic|PAPERSIZE}} 環境変数 (ユーザー個別の設定) を適当な用紙サイズで設定してください。詳しくは {{man|5|papersize}} を参照。 |
||
+ | |||
+ | {{note|何も設定されていない場合 {{pkg|libpaper}} は用紙サイズのデフォルトを '''Letter''' に設定します。}} |
||
+ | |||
+ | === ダークテーマで LibreOffice のツールバーが読めなくなる === |
||
+ | |||
+ | https://bugs.documentfoundation.org/show_bug.cgi?id=94632 を見てください。 |
||
+ | |||
+ | ダークテーマと互換性のあるツールバーアイコンを使用するには、{{ic|1=VCL_ICONS_FOR_DARK_THEME=1}} [[環境変数]]を設定してください。 |
||
+ | |||
+ | また、''libreoffice'' をライトテーマで起動する方法もあります (例: {{ic|1=GTK_THEME=Adwaita:light}} 環境変数を使用)。 |
||
+ | |||
+ | === Breeze/Plasma 5 のダークテーマ LibreOffice のツールバーが読めない === |
||
+ | |||
+ | {{Pkg|breeze-gtk}} をインストールしたくない場合、Tools > Options > LibreOffice > View > Icon Style からアイコンのスタイルを LibreOffice が提供しているスタイルに変更してください。 |
||
+ | |||
+ | もしくは [[GTK+]] の Breeze テーマ {{Pkg|breeze-gtk}} と LibreOffice 用の Breeze ダークアイコン {{AUR|libreoffice-breeze-icons}} を[[インストール]]してください。 |
||
+ | |||
+ | 問題が解決しない場合、LibreOffice で {{ic|gtk}} インターフェイスが使われるようにしてください。詳しくは[[#テーマ|テーマ]]を参照。 |
||
+ | |||
+ | 正しく動作しない場合、{{ic|gen}} インターフェイスを使ってみてください [https://bbs.archlinux.org/viewtopic.php?id=206813]。 |
||
− | === |
+ | === en_US 以外のシステムロケールで AutoText のデフォルトの挙動が機能しない === |
+ | システムロケールが {{ic|en_US}} 以外の場合に AutoText の期待されるデフォルトの挙動が存在しない場合 (例えば、Writer のドキュメントで {{ic|fn}} と入力してから {{ic|F3}} キーを押しても数字の付いた関数が自動的に挿入されない)、AutoText のパスにデフォルトの {{ic|en_US}} AutoText テンプレートを追加する必要があります。''Tools > AutoText'' から ''Path...'' をクリックして次のパスをリストに追加してください: {{ic|/usr/lib/libreoffice/share/autotext/en-US}}。これで AutoText がデフォルトで動作するようになるはずです。 |
||
− | Xfce (もしくは Xfwm4) を使っていて LibreOffice のウィンドウの中身がリサイズされない場合は、次の投稿を見て下さい: [https://bbs.archlinux.org/viewtopic.php?id=133137]。{{Pkg|libreoffice-still-gnome}} をインストールすれば問題が解決します。 |
||
− | + | == 参照 == |
|
+ | * [https://extensions.libreoffice.org/extensions Libreoffice 拡張] |
||
− | gvfs マウントで文章を開いたり保存するときは、{{Pkg|libreoffice-still-gnome}} パッケージをインストールする必要があります。 |
||
+ | * [https://extensions.libreoffice.org/templates Libreoffice テンプレート] |
||
+ | * [[Wikipedia:ja:LibreOffice]] |
2024年2月6日 (火) 01:27時点における最新版
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- LibreOfficeは自由でかつオープンソースのオフィススイートです。Windows、Macintosh、Linux を始めとする多くのプラットフォームで動作します。文書の作成やデータの処理のお役に立ちます豊富な機能を備えた6つのアプリケーションWriter、Calc、Impress、Draw、Math、Baseを提供します。ユーザーや貢献者、開発者からなる大きなコミュニティから、サポートとドキュメントを無償で得ることができます。もちろん、あなたも参加して関わることができます。
目次
- 1 インストール
- 2 テーマ
- 3 拡張機能の管理
- 4 フォント
- 5 言語補助ツール
- 6 ヒントとテクニック
- 7 トラブルシューティング
- 7.1 フォントを替える
- 7.2 アンチエイリアス
- 7.3 NFSv3 共有を使うとフリーズする
- 7.4 Java Framework エラーの修正
- 7.5 LibreOffice が証明書を認識しない
- 7.6 .pps ファイルを編集モードで実行する(スライドショーを使わない)
- 7.7 文献目録の作成
- 7.8 アプリケーションエラー (起動できない)
- 7.9 保存ボタンを押したときに終了してしまう
- 7.10 メディアサポート
- 7.11 Writer や Draw のデフォルトの用紙サイズ
- 7.12 ダークテーマで LibreOffice のツールバーが読めなくなる
- 7.13 Breeze/Plasma 5 のダークテーマ LibreOffice のツールバーが読めない
- 7.14 en_US 以外のシステムロケールで AutoText のデフォルトの挙動が機能しない
- 8 参照
インストール
以下のグループのどちらかをインストールしてください:
- libreoffice-still 保守的なユーザー向けの、比較的まれな更新を含む安定したメンテナンスブランチです。
- libreoffice-fresh ブランチであり、アーリーアダプターまたはパワーユーザー向けの新しいプログラム拡張機能が含まれています。
pacman が提案する推奨・任意の依存パッケージをチェックしてください。Libreoffice Base を使う必要がない場合は Java 実行環境は不要です: Java を見て下さい。Libreoffice Base の モジュール を使う場合 hsqldb2-java が必要なことがあります。
テーマ
LibreOffice は GTK+ と Qt のテーマの統合をサポートしています。Qt と GTK アプリケーションの外観の統合を見てください。
LibreOffice バージョン 3.5.x からはデスクトップ UI を自動検知するようになっています。ライブラリを見つける順番は次の通りです:
gtk3 > gtk > kde4 > generic
特定の VCL UI インターフェースを強制するには SAL_USE_VCLPLUGIN=gen
, SAL_USE_VCLPLUGIN=kde4
, SAL_USE_VCLPLUGIN=gtk
, SAL_USE_VCLPLUGIN=gtk3
環境変数のどれかを使ってください。これらの環境変数は /etc/profile.d/libreoffice-fresh.sh
や /etc/profile.d/libreoffice-still.sh
でアンコメントすることができます。
Windows 98 アイコンが使われてしまっている場合は、メニューの ツール > オプション から LibreOffice > Accessibility を選択して "Automatically detect high-contrast mode of operating system" のチェックを外して下さい。
すぐに変更が適用されない場合は、使っているアイコンセットを変える必要があります。オプションダイアログの LibreOffice > View から "Icon size and style" の2つのポップアップボックスを使って下さい (二番目のポップアップボックスは "High-contrast" 以外のどれかに変更する必要があります)
拡張機能の管理
Arch は以下の追加エクステンションを提供しています:
他にも拡張機能をインストールしたい場合は AUR や LibreOffice 内蔵の拡張機能マネージャ、または libreplanet をチェックしてください。
フォント
Document Foundation wiki には、Windows および macOS 上の LibreOffice にデフォルトで含まれているさまざまなフォントが記載されています。Arch では以下のパッケージがインストールされているかもしれません。
- ttf-caladea
- ttf-carlito
- ttf-dejavu
- ttf-gentium-basicAUR
- ttf-liberation
- ttf-linux-libertine-g
- noto-fonts
- adobe-source-code-pro-fonts
- adobe-source-sans-fonts
- adobe-source-serif-fonts
フォント#フォントパッケージも参照してください。
言語補助ツール
スペルチェック
スペルチェックをするには、hunspell がインストールされている必要があります。LibreOffice の still と fresh 両方のバージョンで動作します。また、hunspell 用の言語辞典が必要です (英語は hunspell-en[リンク切れ: 置換パッケージ: hunspell-en_AU]、ドイツ語は hunspell-de など)。インストールしたら、Tools -> Options -> Language Settings -> Writing Aids -> Hunspell SpellChecker のチェックボックスを選択して有効にしてください。
- フィンランド語
- フィンランド語のユーザーは4つのパッケージをインストールする必要があります。この順番でパッケージをインストールして下さい: libvoikko, malagaAUR, voikko-fiAUR, hfstospellAUR, voikko-libreofficeAUR。
双方向サポート
Bidi サポートを有効にするには、Tools > Options... > Language Settings > Languages > Default Languages for Documents から 複合テキストレイアウト (CTL) を有効にします。次に、適切な言語を選択します。その後、RCtrl + RShift および LCtrl + LShift によって言語の配置を強制できます。段落スタイルが変更されるとテキストの方向が切り替わる 既知の問題 があります。
ハイフネーションルール
ハイフネーションルールを使うには、hyphen と言語別のハイフンルールセットが必要です (英語は hyphen-en、ドイツ語は hyphen-de など)。
類語辞典
類語辞典オプションを使うには、libmythes と言語別の mythes 類語辞典が必要です (英語は mythes-en、ドイツ語は mythes-de など)。
文法チェック
文法チェックを使いたい場合、複数のツールが利用できます。最もよく使われているツールは LanguageTool です。languagetool パッケージでインストールできますが、LibreOffice の拡張はパッケージになっていません。従って libreoffice-extension-languagetoolAUR パッケージを使ってインストールすることを推奨します。このパッケージには LanguageTool が含まれていますが、languagetool パッケージと衝突はしません。将来的には、languagetool パッケージに依存するようになる可能性があります。
このパッケージをインストールした後は、Java 8 実行環境 (jre8-openjdk) がインストールされていることを確認してください。Languagetool は Java を使っているので LibreOffice の動作を重くしたりフリーズさせたりすることがあります (特にドキュメントを開いた時)。ただし最初にドキュメントを開くときだけそうなるのであって他の動作では問題ないことが普通です。Java をインストールしたら、LibreOffice でデフォルト環境として有効にすると良いでしょう。"Tools" --> "Options" --> "Advanced" から適切な JRE (1.8.0) を選択して "Ok" を押してください。LibreOffice スイートの再起動が必要です。再起動したら Languagetools をインストールできるはずです。
他の文法ツールは LibreOffice Extension Page や LibreOffice Extensions 公式ウェブサイト、OpenOffice のウェブサイト にあります。全ての OpenOffice 拡張が LibreOffice で動くという保証はありません。
- フランス語
- フランス語については LanguageTool や Java をインストールする必要はありません。フランス語専用の Python 拡張が Dicollecte によって提供されています。Dicollecte のウェブサイト や libreoffice-extension-grammalecte-frAUR パッケージでインストールすることができます。どちらの方法でも、この拡張には hunspell-fr のフランス語辞書が付属しています。
英語のオフラインヘルプ
バージョン 5.2.2 現在、libreoffice-fresh には英語のオフラインヘルプファイルが含まれています。他の言語のヘルプファイルは libreoffice の言語パッケージに含まれています (例: libreoffice-fresh-ja)。
ヒントとテクニック
LibreOffice の高速化
- 起動ロゴを無効にする: 読み込みの進行状況で起動ロゴ画面を無効にしたい場合は、
/etc/libreoffice/sofficerc
を開き、Logo=
を見つけます。行を選択し、それをLogo=0
に設定します。あるいは、--nologo
CLI オプションを使用します。 - Java ランタイムを無効にする: Java に依存する機能を使用していない場合は、Java ランタイムを無効にすることを検討してください。Tools > Options > LibreOffice > Advanced に移動して Use a Java runtime environment のチェックを外します。
- オートスペルチェックをオフにする:Tools > Options > Language Settings > Writing Aids uncheck Check spelling as you typeと Check grammar as you type のチェックを外します。
マクロのインストール
マクロを使うには、JRE を有効にする必要があります。JRE はデフォルトで有効になっていますが、無効にすることで Libreoffice を高速化できます
Arch Linux での LibreOffie のマクロディレクトリのパスは:
~/.config/.libreoffice/4/user/Scripts/
データベースフロントエンドとしてのベース
Base は、PostgreSQL などのデータベースのフロントエンドとして使用できます。テーブルを編集することはできませんが、テーブルの列と行の非常に優れた概要が得られ、関連するデータの概要をより良く把握するために列を非表示にすることもできます。データをフィルタリングすることもでき、複数の行を選択して削除したり、単一セルを簡単に編集したりできます。
また、クエリ GUI を使用して SQL クエリを構築することもできます。
LibreOffice または OpenOffice に基づく自動ドキュメント変換
--headless
コマンドラインオプションを使用して呼び出すと、libreoffice によってドキュメント変換を直接実行できます。たとえば、.odt
を .pdf
ファイルに変換するには、次のコマンドを発行します:
$ libreoffice --headless --convert-to pdf ./*.odt
もう 1 つのオプションは、コマンドラインツール unoconv を使用することです。これは、LibreOffice を使用する自動変換およびスタイル設定ツールです。たとえ厳しいものであっても、さらに多くの作業が必要になります [1] が、現状でも非常に便利です。実行中の LibreOffice に接続するか、独自の使用のために LibreOffice を起動するか、その使用のために明示的に起動された実行中のインスタンスに接続します。X サーバーを実行する必要はありません。
通知音
ドキュメントを保存していない状態で LibreOffice を閉じるなどの一部のユーザー操作では、ドキュメントを保存しますか? というメッセージが表示されます。通知音とともにポップアップウィンドウが表示されます。通知サウンドの有効化/無効化は、GTK 設定オプション gtk-enable-event-sounds
を変更することで試行できます。GTK#例 を参照してください。
トラブルシューティング
フォントを替える
LibreOffice のオプションから設定を変更できます。ドロップダウンメニューから、ツール > オプション > LibreOffice > フォントの種類 を選んでください。「置換テーブルを使う」のチェックボックスをチェックします。フォントボックスに Andale Sans UI
と入力して置換候補から使いたいフォントを選んでください。それができたら、チェックマークをクリックしてください。それから下のボックスで常にと画面のみを選びます。OK をクリックしてください。
それから ツール > オプション > LibreOffice > 表示 と辿り、「ユーザーインターフェースにシステムフォントを使用」のチェックを外す必要があります。Arial など、アンチエイリアスのないフォントを使う場合は、フォントを正しくレンダリングするために「スクリーンフォントの縁を滑らかする」のチェックも外す必要があります。
アンチエイリアス
次を実行してください:
$ echo "Xft.lcdfilter: lcddefault" | xrdb -merge
変更を永続するには、~/.Xresources
ファイルに Xft.lcdfilter: lcddefault
を加えて、$ xrdb -merge ~/.Xresources
を実行してください。ソース。詳しくは X resources を見て下さい。
これが働かない場合、~/.Xdefaults
に Xft.lcdfilter: lcddefault
を加えることも試してください。このファイルが存在しないときは作る必要があります。
NFSv3 共有を使うとフリーズする
NFSv3 共有にあるドキュメントを開いたり保存したりしようとすると LibreOffice がハングアップする場合、/usr/lib/libreoffice/program/soffice
内の (go-openoffice を使っているなら /usr/bin/soffice
) 以下の行の前に #
を付けてみて下さい:
# file locking now enabled by default SAL_ENABLE_FILE_LOCKING=1 export SAL_ENABLE_FILE_LOCKING
アップデートのときに上書きされてしまうのを避けるために /usr/local/bin
内の /usr/lib/libreoffice/program/soffice
をコピーしておいてください。
Java Framework エラーの修正
LibreOffice を実行しようとすると次のようなエラーが表示されるかもしれません。
[Java framework] Error in function createSettingsDocument (elements.cxx). javaldx failed!
この場合、~/.config/
の所有者をあなた自身にします:
# chown -vR username:users ~/.config
LibreOffice が証明書を認識しない
ドキュメントに署名しようとしたときに証明書が見つからない場合、Mozilla Firefox (もしくは Thunderbird) で証明書を設定する必要があります。それでも LibreOffice が証明書を表示しないなら、Mozilla Firefox (もしくは Thunderbird) フォルダを指定する MOZILLA_CERTIFICATE_FOLDER
環境変数を設定してください。
export MOZILLA_CERTIFICATE_FOLDER=$HOME/.mozilla/firefox/XXXXXX.default/
.pps ファイルを編集モードで実行する(スライドショーを使わない)
.pps
ファイルを .ppt
に名前を変えるのが唯一の解決策です。
以下のスクリプトを home ディレクトリに追加して .pps
ファイルを開くときに使って下さい。メールで受け取った .pps
ファイルを(保存しないで)開くときに便利です。
#!/bin/bash f=$(mktemp) cp "$1" "${f}.ppt" && libreoffice "${f}.ppt" && rm -f "${f}.ppt"
文献目録の作成
文献目録データベースを開こうとすると次のエラーが出て Writer が落ちる場合:
com::sun::star::loader::CannotActivateFactoryException
libreoffice-base[リンク切れ: パッケージが存在しません] をインストールしてください。この既知のバグは修正されています。
アプリケーションエラー (起動できない)
Adwaita 以外の GTK テーマを使っていると、LibreOffice が起動できないことがあります:
(soffice:2148): GLib-GObject-CRITICAL **: g_value_set_boxed: assertion 'G_VALUE_HOLDS_BOXED (value)' failed (soffice:2148): GLib-GObject-WARNING **: gtype.c:4268: type id '0' is invalid (soffice:2148): GLib-GObject-WARNING **: can't peek value table for type '<invalid>' which is not currently referenced Application Error
FS#46614 を見てください。
保存ボタンを押したときに終了してしまう
以下の方法を試してください:
~/.config/libreoffice
フォルダを削除する。LibreOffice 関連の全ての設定が消去されます。LibreOffice を次に起動したときに再生成されます。
- メニューの Tools > Options > LibreOffice > General から
Use LibreOffice dialogs
にチェックを入れる。
メディアサポート
埋め込んだビデオが灰色のボックスになる場合、必要な GStreamer プラグインがインストールしてあるか確認してください。
Writer や Draw のデフォルトの用紙サイズ
空の Writer や Draw のドキュメントでデフォルトの用紙サイズがロケールにあってない場合、任意の依存パッケージである libpaper をインストールして、/etc/papersize
(システム全体の設定) を更新するか PAPERSIZE
環境変数 (ユーザー個別の設定) を適当な用紙サイズで設定してください。詳しくは papersize(5) を参照。
ダークテーマで LibreOffice のツールバーが読めなくなる
https://bugs.documentfoundation.org/show_bug.cgi?id=94632 を見てください。
ダークテーマと互換性のあるツールバーアイコンを使用するには、VCL_ICONS_FOR_DARK_THEME=1
環境変数を設定してください。
また、libreoffice をライトテーマで起動する方法もあります (例: GTK_THEME=Adwaita:light
環境変数を使用)。
Breeze/Plasma 5 のダークテーマ LibreOffice のツールバーが読めない
breeze-gtk をインストールしたくない場合、Tools > Options > LibreOffice > View > Icon Style からアイコンのスタイルを LibreOffice が提供しているスタイルに変更してください。
もしくは GTK+ の Breeze テーマ breeze-gtk と LibreOffice 用の Breeze ダークアイコン libreoffice-breeze-iconsAUR をインストールしてください。
問題が解決しない場合、LibreOffice で gtk
インターフェイスが使われるようにしてください。詳しくはテーマを参照。
正しく動作しない場合、gen
インターフェイスを使ってみてください [3]。
en_US 以外のシステムロケールで AutoText のデフォルトの挙動が機能しない
システムロケールが en_US
以外の場合に AutoText の期待されるデフォルトの挙動が存在しない場合 (例えば、Writer のドキュメントで fn
と入力してから F3
キーを押しても数字の付いた関数が自動的に挿入されない)、AutoText のパスにデフォルトの en_US
AutoText テンプレートを追加する必要があります。Tools > AutoText から Path... をクリックして次のパスをリストに追加してください: /usr/lib/libreoffice/share/autotext/en-US
。これで AutoText がデフォルトで動作するようになるはずです。