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== 使用例 == |
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+ | === InfluxDB === |
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− | よく使われるバックエンドは [[InfluxDB]] です。インストールして {{ic|influxdb}} サービスを[[起動]]・[[有効化]]してください。ウェブインターフェイスは http://localhost:8083/ から利用できます。 |
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+ | 指示に従って [[InfluxDB]] をインストールします。 |
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− | === データの収集 === |
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− | Grafana と InfluxDB を組み合わせてスケーラブルなサーバーを監視する場合、[[collectd]] や statsd などのソフトウェアを選択します。大抵の観測データなら InfluxDB に収集して Grafana で表示できます。InfluxDB を複数のプログラミング言語で使用するためのモジュールやライブラリが存在し、''curl'' プログラムを使って http の post コマンドを実行することでデータを保存できます。 |
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+ | ==== データの収集 ==== |
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+ | Grafana や InfluxDB と組み合わせてスケーラブルなサーバー監視を行う場合は、{{AUR|collectd}} のようなソフトウェアを選択できます。より一般的には、あらゆる測定データを InfluxDB で集約し、Grafana で表示できます。InfluxDB と対話するためのいくつかのプログラミング言語用のモジュールとライブラリがあり、プログラム {{pkg|curl}} を使用して単純な http post コマンドでデータを保存することもできます。 |
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{{ic|example}} という名前のデータベースを作成: |
{{ic|example}} という名前のデータベースを作成: |
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− | $ curl -G http://localhost:8086/query --data-urlencode "q=CREATE DATABASE example" |
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+ | <nowiki>$ curl -G http://localhost:8086/query</nowiki> --data-urlencode "q=CREATE DATABASE example" |
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{{ic|example}} データベースにデータを送信: |
{{ic|example}} データベースにデータを送信: |
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− | $ curl -i -XPOST 'http://localhost:8086/write?db=example' --data-binary 'cpu_load_short,host=server01,region=us-west value=0.64 1434055562000000000' |
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+ | <nowiki>$ curl -i -XPOST 'http://localhost:8086/write?</nowiki>db=example' --data-binary 'cpu_load_short,host=server01,region=us-west value=0.64 1434055562000000000' |
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− | === Grafana のダッシュボードの作成 === |
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+ | |||
− | * ダッシュボードを作成する前に、データソースを追加する必要があります。左のメニューにある {{ic|Data sources}} をクリックしてから {{ic|Add new}} をクリックしてください。 |
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+ | ==== データソースを追加する ==== |
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− | * {{ic|influxdb}} などと名前を付けてタイプは {{ic|InfluxDB 0.9}} に設定してください。この例では、Http 設定の url は {{ic|http://localhost:8086}} とします。ここで設定するポートはウェブインターフェイスのポートではないので注意してください。データベースの名前は先に作成した名前に合わせてください (例: {{ic|example}})。変更していない場合、デフォルトのユーザー名とパスワードは {{ic|root}} です。 |
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− | * {{ic|Test connection}} をクリックすると設定に問題ないか確認できます。{{ic|Save}} を押してください。 |
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− | * |
+ | * 左側のメニューで ''Data sources'' をクリックし、''Add new'' をクリックします。 |
+ | * 名前は {{ic|influxdb}} のようなものにすることができ、タイプは {{ic|InfluxDB 0.9}} に設定する必要があります。この例では、HTTP 設定の URL は {{ic|<nowiki>http://localhost:8086</nowiki>}} です。データベース名は、前に選択したものに対応します (例: {{ic|example}}) 変更しない場合、ユーザー名とパスワードは {{ic|root}} になります。 |
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− | * 新しいダッシュボードを追加するために左側の小さな緑のボックスにマウスを移動してクリックして {{ic|Add panel}} から {{ic|Graph}} を選択してください。 |
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− | * |
+ | * ''Test connection'' をクリックしてすべてが機能していることを確認し、''Save'' をクリックします。 |
+ | |||
− | * グラフ設定の {{ic|Metrics}} では右下のデータソースで {{ic|influxdb}} を選んでください。 |
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+ | ==== Grafana のダッシュボードの作成 ==== |
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− | * 収集したデータを選択してクエリを作成してください。{{ic|FROM}} のとなりに存在する {{ic|select measurement}} をクリックします。ドロップダウンメニューにデータベースのテーブルのリストが表示されます (例: {{ic|localhost}})。何も表示されない場合、InfluxDB に接続できていないか、まだデータが何も収集されていません。 |
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− | * 太字の {{ic|SELECT}} というテキストのところにある {{ic|value}} をクリックして観測データを選択してください (例: {{ic|uptime}})。 |
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− | * 変更を保存するには、{{ic|Back to dashboard}} をクリックしてから、フロッピーディスクのアイコンを押してください。 |
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+ | * 左のメニューにある ''Home'' をクリックしてから ''New'' をクリックしてください。 |
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− | == 参照 == |
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+ | * 新しいダッシュボードを追加するために左側の小さな緑のボックスにマウスを移動してクリックして ''Add panel'' から ''Graph'' を選択してください。 |
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− | * [https://grafana.org/ 公式ホームページ] |
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+ | * 新しいグラフのタイトルをクリックして ''Edit'' を選択してください。 |
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+ | * グラフ設定の ''Metrics'' では右下のデータソースで {{ic|influxdb}} を選んでください。 |
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+ | * 収集したデータを選択してクエリを作成してください。''FROM'' のとなりに存在する ''select measurement'' をクリックします。ドロップダウンメニューにデータベースの "テーブル" のリストが表示されます (例: {{ic|localhost}}) 何も表示されない場合、InfluxDB に接続できていないか、まだデータが何も収集されていません。 |
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+ | * 太字の ''SELECT'' というテキストのところにある ''value'' をクリックして観測データを選択してください (例: {{ic|uptime}}) |
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+ | * 変更を保存するには、''Back to dashboard'' をクリックしてから、フロッピーディスクのアイコンを押してください。 |
2024年3月30日 (土) 00:24時点における最新版
Grafana はオープンソースの汎用ダッシュボード・グラフコンポーザーで、ウェブアプリケーションとして動作します。バックエンドとして graphite, InfluxDB, Prometheus をサポートしています。
目次
インストール
インストールしたら grafana
サービスを起動/有効化してからローカルホストのアプリケーションにアクセスしてください。例: http://127.0.0.1:3000 ウェブフロントエンドにアクセスするときのデフォルトのユーザー名は admin
でパスワードは admin
です。
設定
設定ファイルのデフォルトの場所は /etc/grafana.ini
です。
変更を加えた後は、grafana.service
を再起動することを忘れないでください。
使用例
InfluxDB
インストール
指示に従って InfluxDB をインストールします。
データの収集
Grafana や InfluxDB と組み合わせてスケーラブルなサーバー監視を行う場合は、collectdAUR のようなソフトウェアを選択できます。より一般的には、あらゆる測定データを InfluxDB で集約し、Grafana で表示できます。InfluxDB と対話するためのいくつかのプログラミング言語用のモジュールとライブラリがあり、プログラム curl を使用して単純な http post コマンドでデータを保存することもできます。
example
という名前のデータベースを作成:
$ curl -G http://localhost:8086/query --data-urlencode "q=CREATE DATABASE example"
example
データベースにデータを送信:
$ curl -i -XPOST 'http://localhost:8086/write?db=example' --data-binary 'cpu_load_short,host=server01,region=us-west value=0.64 1434055562000000000'
データソースを追加する
- 左側のメニューで Data sources をクリックし、Add new をクリックします。
- 名前は
influxdb
のようなものにすることができ、タイプはInfluxDB 0.9
に設定する必要があります。この例では、HTTP 設定の URL はhttp://localhost:8086
です。データベース名は、前に選択したものに対応します (例:example
) 変更しない場合、ユーザー名とパスワードはroot
になります。 - Test connection をクリックしてすべてが機能していることを確認し、Save をクリックします。
Grafana のダッシュボードの作成
- 左のメニューにある Home をクリックしてから New をクリックしてください。
- 新しいダッシュボードを追加するために左側の小さな緑のボックスにマウスを移動してクリックして Add panel から Graph を選択してください。
- 新しいグラフのタイトルをクリックして Edit を選択してください。
- グラフ設定の Metrics では右下のデータソースで
influxdb
を選んでください。 - 収集したデータを選択してクエリを作成してください。FROM のとなりに存在する select measurement をクリックします。ドロップダウンメニューにデータベースの "テーブル" のリストが表示されます (例:
localhost
) 何も表示されない場合、InfluxDB に接続できていないか、まだデータが何も収集されていません。 - 太字の SELECT というテキストのところにある value をクリックして観測データを選択してください (例:
uptime
) - 変更を保存するには、Back to dashboard をクリックしてから、フロッピーディスクのアイコンを押してください。