「Microsoft フォント」の版間の差分

提供: ArchWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(英語版に同期)
(Windows XP の記述を削除(英語版に追従))
126行目: 126行目:
   
 
お気に入りのブラウザで serif,sans-serif,monospace フォントを MS フォントに関連付けるのも有効です。
 
お気に入りのブラウザで serif,sans-serif,monospace フォントを MS フォントに関連付けるのも有効です。
 
==Windows XP==
 
MS フォントを Windows XP のように表示する方法のガイドが http://www.sharpfonts.co.cc/ にあります (サイトは落ちています、[[Arch User Repository|AUR]] の {{AUR|sharpfonts}} を試して下さい)。要するに、上述の通りフォントをインストールして著者によって修正がなされた XML ファイルを使って下さい。
 
   
 
== Windows 8 ==
 
== Windows 8 ==

2021年9月11日 (土) 14:53時点における版

関連記事

TrueType の Microsoft フォントのインストールと Windows のフォントレンダリングのエミュレート。

ヒント: 公式リポジトリからインストールできる代替フォントについてはメトリック互換フォントを見てください。

インストール

Windows のパーティションからフォントを使う

Windows のパーティションがマウントされている場合、そのパーティションにリンクすることでフォントを使用することができます。フォントを読むために、システム圧縮ファイルの回避策を適用する必要があるかもしれません。

ノート: シンボリックリンクフォントはChromeがクラッシュするため、google-chromeAUR ユーザはコピーを選ぶべきです。

例えば、Windows の C:\ パーティションが /windows にマウントされている場合:

# ln -s /windows/Windows/Fonts /usr/share/fonts/WindowsFonts

それから fontconfig のキャッシュの再生成をしてください:

# fc-cache --force

もしくは、Windows フォントを /usr/share/fonts にコピーします:

# mkdir /usr/share/fonts/WindowsFonts
# cp /windows/Windows/Fonts/* /usr/share/fonts/WindowsFonts/
# chmod 644 /usr/share/fonts/WindowsFonts/*

それから fontconfig のキャッシュの再生成をしてください:

# fc-cache --force

Windows ISO からフォントを抽出する

Windows の ISO ファイルからフォントを見つけ出すこともできます。ISOの中にあるフォントが含まれているイメージのファイルフォーマットは、ISOがオンラインでダウンロードされている場合はWIM(Windows Imaging Format)、Windowsのメディア作成ツールで作成された場合はESD(Windows Electronic Software Download)のいずれかです。.isoから sources/install.esd または sources/install.wim ファイルを抽出して、ファイルの中にある Windows/Fonts ディレクトリを探してください。7z (p7zip内)または wimextract (wimlib内)を使用して抽出できます。7zの使用例は以下を参照:

$ 7z e Win10_1709_English_x64.iso sources/install.wim
$ 7z e install.wim 1/Windows/{Fonts/"*".{ttf,ttc},System32/Licenses/neutral/"*"/"*"/license.rtf} -ofonts/
$ 7z e install.wim Windows/{Fonts/"*".{ttf,ttc},System32/Licenses/neutral/"*"/"*"/license.rtf} -ofonts/ # Windows 7

フォントとライセンスは fonts ディレクトリの中にあります。

最新のパッケージ

ノート: 以下のパッケージには Windows 7/8/10 および/または Office 2007 のセットアップ・インストールメディアへのアクセスが必要です、詳しくはそれぞれの PKGBUILD を見て下さい。

レガシーなパッケージ

ノート: 以下のパッケージによって提供されているフォントは時代遅れのものであり、近代的なヒント情報がなかったり完全な文字セットを揃えていません。最新のパッケージを使うことが推奨されます。

ttf-ms-fontsAUR に含まれるもの:

警告: オリジナルの Microsoft の End User License Agreement によれば、上記のフォントを使用する際にはいくつかの法的な制限が課せられます。

ttf-tahomaAUR を AUR から取得することもでき、ご想像どおり、これらには Tahoma が含まれています。

ttf-vista-fontsAUR に含まれるもの:

MS フォントを便利に使う Fontconfig のルール

ウェブサイトはよく一般的な名前 (helvetica, courier, times または times new roman) を使ってフォントを指定し、fontconfig にあるルールはこれらのフォントをフリーフォント(Liberation, Google CrOS, GUST TeX Gyre...)に置き換えます。置き換えは /etc/fonts/conf.d/30-metric-aliases.conf に定義されています:

Ms Windows フォントをフルに活用するには上述の様々なパッケージに含まれているMs Windows 固有フォントを一般的な名前にマッピングするルールを作る必要があります:

<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>
       <alias binding="same">
         <family>Helvetica</family>
         <accept>
         <family>Arial</family>
         </accept>
       </alias>
       <alias binding="same">
         <family>Times</family>
         <accept>
         <family>Times New Roman</family>
         </accept>
       </alias>
       <alias binding="same">
         <family>Courier</family>
         <accept>
         <family>Courier New</family>
         </accept>
       </alias>
</fontconfig>

お気に入りのブラウザで serif,sans-serif,monospace フォントを MS フォントに関連付けるのも有効です。

Windows 8

ttf-ms-win8AUR パッケージは最新の代替パッケージとして AUR の ttf-ms-fontsAUR, ttf-vista-fontsAUR, ttf-win7-fontsAUR パッケージを置き換えます。

フォントの新しいバージョンを提供しますが、ライセンスの問題からフォントを自動でダウンロードすることは不可能です。

ノート: Microsoft フォントを Windows システムの外で使用することは EULA によって禁止されています (ただし特定の国々では EULA は無効です)。フォントを使用する前に Microsoft のライセンスを確認してください。

インストール済みの最新 Windows 8.1 からフォントを取得することができます。どのエディションの Windows 8.1 でも可能です。

Windows 8.1 ではフォントが %WINDIR%\Fonts に置かれており、ライセンスファイルが %SYSTEM32%\license.rtf にあります。

source=() で指定されているファイルが必要です。PKGBUILD ファイルと同一のディレクトリに配置して、makepkg を実行してください。

makepkg --pkg ttf-ms-win8ttf-ms-fontsAUR よりもカバー範囲が広い Windows 8.1 コアフォントパッケージを作成します。