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「Parallels Desktop」の版間の差分

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parallel tools のバージョンを表記するときは <Parallels.Version>.<Tools Version> という形式を使います。例えば: 9.0.24237.1028877 は Parallels バージョン 9.0.24237 + tools バージョン 1028877 を意味します。
parallel tools のバージョンを表記するときは <Parallels.Version>.<Tools Version> という形式を使います。例えば: 9.0.24237.1028877 は Parallels バージョン 9.0.24237 + tools バージョン 1028877 を意味します。

=== 必要なカーネルと Xorg のバージョン ===

場合によって tools インストーラで使われているバイナリが Arch リポジトリに入っている最新の Xorg やカーネルに対応していない可能性があります。

バージョンと必要なソフトウェアの対応:

* 9.0.24229.991745 は 3.13.8 (もしくは 3.13.y) (3.14 では黒画面が表示されシステムがフリーズします) と xorg 1.15.y 以下を必要とします。
* 9.0.24237.1028877 は Arch の 3.14.15-1-lts (新しいバージョンでも動作するかもしれません) と xorg 1.15.y 以下で動作します。
* 11.0.0.31193 は Arch 4.1.6-1 と xorg 1.17.2-4 で動作します。
* 12.1.0.41489 は最新の Arch 4.8.7-1 と Xorg 1.18.4 で動作します。インストールスクリプト ({{ic|cdrom//Parallels Tools//install}}) の PATH ステートメントを削除して、カーネルブートパラメータに {{ic|1=iomem=relaxed}} を追加すする必要があります。

古いカーネルや Xorg を取得する方法:

* linux 3.13.8 は [[Arch Linux Archive]] から取得できます。
* linux 3.14.15 は現在の linux-lts なので、インストールして grub の設定を再生成するだけで OK です。
* xorg 1.15.y は [[AMD Catalyst]] に書かれている方法で取得できます。

{{ic|/etc/pacman.conf}} のリポジトリ設定 (3.13.8):
[core]
#Include = /etc/pacman.d/mirrorlist
SigLevel = PackageRequired
Server = http://seblu.net/a/arm/2014/04/09/$repo/os/$arch
[extra]
#Include = /etc/pacman.d/mirrorlist
SigLevel = PackageRequired
Server = http://seblu.net/a/arm/2014/04/09/$repo/os/$arch

(arch のインストールでロールバックマシンを使うのではなく) カーネルをダウングレードする場合、次を実行:

# pacman -Syy

# pacman -S linux


=== Xorg の設定 ===
=== Xorg の設定 ===


Parallels tools インストーラは Xorg の設定についても管理するので、[[Xorg]] の記事に書かれている手順に従って適切なパッケージをインストールしてくさい。{{Pkg|xf86-video-vesa}} ビデオドライバ使う必要があります:
Parallels Tools インストーラは Xorg の設定を自動行うため、[[Xorg]] の指示に従って、システムに関連パッケージをインストールするけで済みますvesa ドライバーを使用するには、{{Pkg|xf86-video-vesa}} パッケージインストールしてください。

# pacman -S xf86-video-vesa


=== 依存パッケージの準備 ===
=== 依存パッケージの準備 ===


標準的なビルドユーティリティである {{Pkg|gcc}}、{{Pkg|dkms}}、{{Pkg|linux-headers}} をインストールする必要があります。
インストールスクリプトは init スクリプトを {{ic|/etc/init.d/}} から探そうとするので、存在しない場合インストールが失敗します。Arch は systemd を使っているため、systemd の scripts ディレクトリへのシンボリックリンクを作成して def_sysconfdir 変数を設定してください:

# ln -sf /usr/lib/systemd/scripts/ /etc/init.d

# export def_sysconfdir=/etc/init.d

また、インストールスクリプトは {{ic|/etc/X11/xorg.conf}} ファイルも使用します。空のファイルを作成することで、インストーラによって自動的に設定が行われます:

# touch /etc/X11/xorg.conf

そして、ビルドに必要な標準ユーティリティと python2、カーネルヘッダをインストールしてください:

# pacman -S base-devel python2 linux-headers

Parallels のバージョンによっては、{{ic|linux-headers}} の代わりに {{ic|linux-lts-headers}} をインストールする必要があります。

最後に、python 2 の一時的なシンボリックリンクを作成してください。インストールが完了したらリンクは削除してください。

# ln -sf /usr/bin/python2 /usr/local/bin/python

=== Parallels tools のインストール ===

"Virtual Machine" メニューから "install Parallels Tools" を選択してください。Parallels Tools は cd イメージ上にあり、そこから仮想マシンに接続されます。最初にイメージをマウントする必要があります:


=== Parallels Tools のインストール ===
# mount /dev/cdrom /mnt/cdrom


"仮想マシン" メニューから "Parallels Tools のインストール" を選択します。Parallels Tools は CD イメージに格納されており、仮想マシンに接続されます。最初にマウントする必要があります。
それから以下のようにインストールスクリプトを使って Parallels tools のインストールに進みます:


# cd /mnt/cdrom
$ mount /dev/cdrom /mnt/cdrom


これで、次のインストールスクリプトを使用して Parallels Tools をインストールできます。
# ./install


$ cd /mnt/cdrom
=== Systemd の設定 ===
$ ./install


Parallels Tools はほとんどの場合、特に設定なしで正常に動作しますが、場合によってはパッチを適用する必要があります:
Parallels tools デーモンはブート時に起動しないため、以下のようにサービスファイルを作成してください:


{| class="wikitable"
{{hc|/usr/lib/systemd/system/parallels-tools.service|<nowiki>
! Liunx Kernel !! [[Parallels Desktop]] !! [[#Parallels tools|Parallels Tools]] !! Work out of box
[Unit]
|-
Description=Parallels Tools
| 5.17 || 17.1.4 || 51567 || {{Yes}}
[Service]
|-
Type=oneshot
| 5.18 || 17.1.4 || 51567 || {{No}}
ExecStart=/usr/lib/systemd/scripts/prltoolsd start
|-
ExecStop=/usr/lib/systemd/scripts/prltoolsd stop
| 5.18 || 18.0.0 || 53049 || {{Yes}}
RemainAfterExit=yes
|}
[Install]
WantedBy=multi-user.target
</nowiki>}}


Parallels Desktop 17.1.4 を使用していて、カーネルバージョン 5.18 ({{ic|uname -a}} で確認) の VM をインストールした場合、以下のトラブルシューティングセクションに従ってください。
そしてサービスを[[有効化]]してください:


==== トラブルシューティング: Parallels 17 をカーネル 5.18 をサポートするようにパッチを適用する ====
# systemctl enable parallels-tools.service


これで、ステムを再起動すると Parallels tools インストールされ動作し始めます。
"仮想マン" メニューから "Parallels Tools インストール" を選択します。Parallels Tools は CD イメージに格納されており、仮想マシンに接続されます。


このプロセスには root 権限が必要です。
=== Tools の使用 ===
root ユーザーになり、Tools 仮想 CD を Linux VM にマウントします:


$ su
==== フォルダの共有 ====
$ mount /dev/cdrom /mnt


CD ディレクトリ全体をホームディレクトリにコピーし、{{ic|prl-tools-build}} に名前を変更します:
ホスト側で "virtual machine > configuration > sharing" からゲストと共有するフォルダを指定することができます。設定したら以下のように共有フォルダをマウントします:


$ cp -R /mnt ~
# mount -t prl_fs ''name_of_share'' ''/mnt/name_of_share''
$ cd ~
$ mv mnt prl-tools-build


コミュニティパッチをダウンロードし、パッチを適用する {{ic|kmods/}} を準備します:
==== Dynamic Display Resolution ====


$ wget https://raw.githubusercontent.com/wegank/nixos-config/7b89b4c6d1a87c83f10aa5d0f96fe0229795056e/hardware/parallels-unfree/prl-tools.patch
{{ic|prlcc}} という便利なツールが存在します。ウィンドウのサイズを変更したときに (ゲストの) ディスプレイの解像度を自動的に変更します。このツールを実行していないと、ウィンドウの中身が伸び縮みしてしまいます。prlcc は基本的に自動的に実行され、バックグラウンドで動作します。動作しない場合、以下を実行してください (もしくは {{ic|/etc/X11/xinit/xinitrc.d/90-prlcc}} のように設定ファイルに記述してください):
$ cd ~/prl-tools-build/kmods
$ tar zxf prl_mod.tar.gz
$ rm prl_mod.tar.gz


パッチを適用し、インストールします:
{{bc|$ prlcc &}}


$ cd ~/prl-tools-build
=== インストール後 ===
$ patch -p1 < prl-tools.patch
$ cd kmods
$ tar zcf prl_mod.tar.gz *
$ cd ~/prl-tools-build
$ ./install


(Parallels フォーラムでコミュニティ提供のパッチについては、[https://forum.parallels.com/threads/patch-support-for-kernel-5-18-parallel-tools-17-1-4-51567.357611/ このスレッドを参照してください。)
通常、linux カーネルや Xorg などのシステムパッケージをアップデートすると Parallels tools が破壊されてしまう可能性があり、そうなると再インストールが必要になります。ときどき、tools が新しいパッケージに未対応で動作を停止するので、そのような場合、新しくインストールしたパッケージをロールバックして、Parallels が新しい製品をリリースするのを待ってから (それによって互換性の問題が解決されたら) ゲストのアップデートをしてください。
(フォーラムで提供されている Parallels Tools パッチの適用方法に関するステップバイステップの手順については、[https://forum.parallels.com/threads/tools-patch-procedure.351669/ このスレッドを参照してください。)

2025年2月14日 (金) 07:17時点における版

この記事またはセクションは情報が古くなっています。
理由: 訳が古く、英語版からかなり離れています。 (Discuss)

関連記事

Parallels Desktop は macOS のハイパーバイザであり、様々なオペレーティングシステムを"仮想マシン" (ゲスト) としてホストシステムにインストールすることができます。これによって複数のマシンを物理的に管理する手間が省けます。仮想化に関する詳しい説明は Wikipedia を見て下さい。

Arch をゲストとしてインストール

Parallels Desktop は Linux ゲストを標準でサポートしていますが、サポート対象の Linux ディストリビューションは少数に限られており、Arch Linux は含まれていません。これは、Parallels Tools のインストールがベンダーによってテストされていないことを意味し、Arch で動作させるには手動での介入が必要になります。Parallels Tools を使用しない場合は、新しい仮想マシンを作成するときに "other linux" を選択し、実際のマシンと同じように進めるだけで簡単にインストールできます。

Apple Mac x86_64 ハードウェア上の Parallels Desktop

以下の手順に加えて、Parallels Knowledgebase に Arch Linux のインストールガイドがあります。

Apple Mac M1 以降の Parallels Desktop

Archbootaarch64 イメージを使用して、好みの VM をインストールできます。

すぐに使用できるプレーンイメージが必要な場合は、Download VM をダウンロードしてください。ログイン情報については、Readme を参照してください。

Parallels Tools

概要

ホストのオペレーティングシステムとゲストのオペレーティングシステムの相互運用性を増すために、Parallels は "Parallels tools" という名前のパッケージを提供しており、カーネルモジュールとユーザースペースユーティリティが含まれています。Parallels Tools の特徴は Parallels Tools Overview に記載があります。

この記事ではこのツールをフルに活用して、Xorg の設定まで行います。ヘッドレスサーバーの場合、X に関連するセクションはスキップできます。

parallel tools のバージョンを表記するときは <Parallels.Version>.<Tools Version> という形式を使います。例えば: 9.0.24237.1028877 は Parallels バージョン 9.0.24237 + tools バージョン 1028877 を意味します。

Xorg の設定

Parallels Tools インストーラーは Xorg の設定を自動で行うため、Xorg の指示に従って、システムに関連パッケージをインストールするだけで済みます。vesa ドライバーを使用するには、xf86-video-vesa パッケージをインストールしてください。

依存パッケージの準備

標準的なビルドユーティリティである gccdkmslinux-headers をインストールする必要があります。

Parallels Tools のインストール

"仮想マシン" メニューから "Parallels Tools のインストール" を選択します。Parallels Tools は CD イメージに格納されており、仮想マシンに接続されます。最初にマウントする必要があります。

$ mount /dev/cdrom /mnt/cdrom

これで、次のインストールスクリプトを使用して Parallels Tools をインストールできます。

$ cd /mnt/cdrom
$ ./install

Parallels Tools はほとんどの場合、特に設定なしで正常に動作しますが、場合によってはパッチを適用する必要があります:

Liunx Kernel Parallels Desktop Parallels Tools Work out of box
5.17 17.1.4 51567 Yes
5.18 17.1.4 51567 No
5.18 18.0.0 53049 Yes

Parallels Desktop 17.1.4 を使用していて、カーネルバージョン 5.18 (uname -a で確認) の VM をインストールした場合、以下のトラブルシューティングセクションに従ってください。

トラブルシューティング: Parallels 17 をカーネル 5.18 をサポートするようにパッチを適用する

"仮想マシン" メニューから "Parallels Tools のインストール" を選択します。Parallels Tools は CD イメージに格納されており、仮想マシンに接続されます。

このプロセスには root 権限が必要です。 root ユーザーになり、Tools 仮想 CD を Linux VM にマウントします:

$ su
$ mount /dev/cdrom /mnt

CD ディレクトリ全体をホームディレクトリにコピーし、prl-tools-build に名前を変更します:

$ cp -R /mnt ~
$ cd ~
$ mv mnt prl-tools-build

コミュニティパッチをダウンロードし、パッチを適用する kmods/ を準備します:

$ wget https://raw.githubusercontent.com/wegank/nixos-config/7b89b4c6d1a87c83f10aa5d0f96fe0229795056e/hardware/parallels-unfree/prl-tools.patch
$ cd ~/prl-tools-build/kmods
$ tar zxf prl_mod.tar.gz
$ rm prl_mod.tar.gz

パッチを適用し、インストールします:

$ cd ~/prl-tools-build
$ patch -p1 < prl-tools.patch
$ cd kmods
$ tar zcf prl_mod.tar.gz *
$ cd ~/prl-tools-build
$ ./install

(Parallels フォーラムでコミュニティ提供のパッチについては、[https://forum.parallels.com/threads/patch-support-for-kernel-5-18-parallel-tools-17-1-4-51567.357611/ このスレッドを参照してください。) (フォーラムで提供されている Parallels Tools パッチの適用方法に関するステップバイステップの手順については、[https://forum.parallels.com/threads/tools-patch-procedure.351669/ このスレッドを参照してください。)