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− | [https://grafana.com/ Grafana] はオープンソースの汎用ダッシュボード・グラフコンポーザーで、ウェブアプリケーションとして動作します。バックエンドとして graphite, [[InfluxDB]], |
+ | [https://grafana.com/ Grafana] はオープンソースの汎用ダッシュボード・グラフコンポーザーで、ウェブアプリケーションとして動作します。バックエンドとして [https://graphiteapp.org/ graphite], [[InfluxDB]], [[Prometheus]] をサポートしています。 |
== インストール == |
== インストール == |
2024年3月30日 (土) 00:03時点における版
Grafana はオープンソースの汎用ダッシュボード・グラフコンポーザーで、ウェブアプリケーションとして動作します。バックエンドとして graphite, InfluxDB, Prometheus をサポートしています。
インストール
インストールしたら grafana
サービスを起動・有効化してからローカルホストのアプリケーションにアクセスしてください。例: http://127.0.0.1:3000 。ウェブフロントエンドにアクセスするときのデフォルトのユーザー名は admin
でパスワードは admin
です。
使用例
Influxdb のインストール
よく使われるバックエンドは InfluxDB です。インストールして influxdb
サービスを起動・有効化してください。ウェブインターフェイスは http://localhost:8083/ から利用できます。
データの収集
Grafana と InfluxDB を組み合わせてスケーラブルなサーバーを監視する場合、collectd や statsd などのソフトウェアを選択します。大抵の観測データなら InfluxDB に収集して Grafana で表示できます。InfluxDB を複数のプログラミング言語で使用するためのモジュールやライブラリが存在し、curl プログラムを使って http の post コマンドを実行することでデータを保存できます。
example
という名前のデータベースを作成:
$ curl -G http://localhost:8086/query --data-urlencode "q=CREATE DATABASE example"
example
データベースにデータを送信:
$ curl -i -XPOST 'http://localhost:8086/write?db=example' --data-binary 'cpu_load_short,host=server01,region=us-west value=0.64 1434055562000000000'
Grafana のダッシュボードの作成
- ダッシュボードを作成する前に、データソースを追加する必要があります。左のメニューにある
Data sources
をクリックしてからAdd new
をクリックしてください。 influxdb
などと名前を付けてタイプはInfluxDB 0.9
に設定してください。この例では、Http 設定の url はhttp://localhost:8086
とします。ここで設定するポートはウェブインターフェイスのポートではないので注意してください。データベースの名前は先に作成した名前に合わせてください (例:example
)。変更していない場合、デフォルトのユーザー名とパスワードはroot
です。Test connection
をクリックすると設定に問題ないか確認できます。Save
を押してください。- 次に、フロントページに戻って、左上の
Home
をクリックしてからNew
をクリックしてください。 - 新しいダッシュボードを追加するために左側の小さな緑のボックスにマウスを移動してクリックして
Add panel
からGraph
を選択してください。 - 新しいグラフのタイトルをクリックして
Edit
を選択してください。 - グラフ設定の
Metrics
では右下のデータソースでinfluxdb
を選んでください。 - 収集したデータを選択してクエリを作成してください。
FROM
のとなりに存在するselect measurement
をクリックします。ドロップダウンメニューにデータベースのテーブルのリストが表示されます (例:localhost
)。何も表示されない場合、InfluxDB に接続できていないか、まだデータが何も収集されていません。 - 太字の
SELECT
というテキストのところにあるvalue
をクリックして観測データを選択してください (例:uptime
)。 - 変更を保存するには、
Back to dashboard
をクリックしてから、フロッピーディスクのアイコンを押してください。