Pianobar

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Pianobar はパーソナライズドインターネットラジオ Pandora のフリー/オープンソースなコンソールベースのクライアントです。

機能:

  • ステーションを再生・管理 (作成、音楽を追加、削除、名前を変更...)
  • 曲を評価してなぜ選択されたのか説明
  • 次に流れる曲のリスト/再生した曲の履歴
  • キーバインディングやテキスト出力のカスタマイズ
  • リモートコントロールと eventcmd インターフェイス (トラックを last.fm に送信するなど)
  • アメリカ国外のリスナーのためのプロキシサポート
ヒント: Pianobar はコマンド ライン インターフェイス ベースのプログラムであるため、デスクトップとは異なる vterm に配置して実行し続けることができます。

インストール

Pianobar は公式リポジトリpianobar パッケージでインストールできます。

設定

まず、Pianobar の設定ファイルを作成する必要があります。設定ファイルは $XDG_CONFIG_HOME/pianobar/config または ~/.config/pianobar/config に配置してください。

$ man pianobar
CONFIGURATION
       The  configuration file consists of simple key = value lines, each ter‐
       minated with a newline (\n) character. Note that keys  and  values  are
       both  case  sensitive, and there must be exactly one space on each side
       of the equals sign.

       act_* keys control pianobar's key-bindings.  Every  one-byte  character
       except for \x00 and the special value disabled are allowed here.

以下は設定ファイルの例です。設定オプションの詳細は man pianobar を見てください。

$ ~/.config/pianobar/config
audio_quality = {high, medium, low}
autostart_station = stationid

password = plaintext_password
user = your@user.name

トラブルシューティング

音質の問題

pianobar の再生中に音質に問題が発生する場合、サウンドドライバーとして ALSA を使っているのであれば、以下を実行すれば修正される可能性があります。

警告: デフォルトのドライバが変更されるため、修正を加えるとオーディオを使用する他のアプリケーションに影響を与える可能性があります。

alsa-oss をインストールしてください。詳しくは ALSA のページを参照。

デフォルトの libao ドライバーを alsa から oss に変更:

/etc/libao.conf
default_driver=oss

そして pianobar を実行

$ aoss pianobar

もしくは、pulseaudio を使うこともできます:

/etc/libao.conf
default_driver=pulse
ノート: ALSA ドライバーの dev=default オプションを必ず削除するか、特定の Pulse シンク名または番号を指定するように調整してください。

ネットワークエラー

pianobar を実行したときに Network error: Peer certificate cannot be authenticated with given CA certificates が表示された場合は、次の行を 追加 してみてください。

~/.config/pianobar/config
ca_bundle = /etc/ca-certificates/extracted/tls-ca-bundle.pem

参照