「Xrdp」の版間の差分

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Install the necessary [[PulseAudio]] modules with {{AUR|pulseaudio-module-xrdp}}.
 
Install the necessary [[PulseAudio]] modules with {{AUR|pulseaudio-module-xrdp}}.
   
=== Running with Vino (GNOME VNC Server for root session) ===
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=== Vino で実行 (root セッションの Gnome VNC-Server) ===
   
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サーバーを有効化すると vino-preferences から確認できるようになります。Vino はデフォルトでポート 5900 を使って接続するので、xrdp の設定ファイルを編集する必要があります。以下のコードを使って xrdp の設定ファイル ({{ic|/etc/xrdp/xrdp.ini}}) に vino のセッションを追加してください。
Enable the server to be seen via vino-preferences. Since vino defaults to port 5900 for connections, we will edit the xrdp configuration file to understand this. Append the vino session to xrdp's configuration file:
 
   
 
{{hc|/etc/xrdp/xrdp.ini|2=
 
{{hc|/etc/xrdp/xrdp.ini|2=
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}}
 
}}
   
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VNC 接続エラーが発生した場合は、{{ic|vino-server}} デフォルトで TLS 接続のみを受け入れることが原因である可能性があります。{{ic|xrdp}} 接続できるように、これを標準の VNC 認証に変更する必要があります。
If you encounter VNC connection errors, it may be because {{ic|vino-server}} defaults to accepting only TLS connections. This must be changed to standard VNC authentication so that {{ic|xrdp}} may connect:
 
   
 
$ gsettings set org.gnome.Vino require-encryption false
 
$ gsettings set org.gnome.Vino require-encryption false
   
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{{ic|vino-server}} ループバックインターフェースのみリッスンするように制限することもできます
You can also restrict {{ic|vino-server}} to only listen on the loopback interface:
 
   
 
$ gsettings set org.gnome.Vino network-interface lo
 
$ gsettings set org.gnome.Vino network-interface lo
   
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xrdp サーバを再起動することを忘れないでください。そうすれば、vino セッションに接続できるはずです(xfreerdp を使ってテスト済み)。
Remember to restart the xrdp server, and one should be able to connect to the vino session (tested using xfreerdp).
 
   
 
== 参照 ==
 
== 参照 ==

2021年10月7日 (木) 14:14時点における版

xrdp は Microsoft の Remote Desktop Protocol (RDP) をサポートするデーモンです。Xvnc, X11rdp, xorgxrdp をバックエンドとして使用します。

インストール

xrdpAUR パッケージ (または開発版を使いたい場合は xrdp-gitAUR) をインストールしてください。これはバックエンドとして、Xvnc のみサポートします。

Xorg backend

To use xorgxrdp instead for the backend, install the xorgxrdpAUR package.

Add allowed_users=anybody to /etc/X11/Xwrapper.config to allow anybody to start an X server.

使用方法

xrdp を起動したら RDP クライアントからローカルホストに接続できます (標準の RDP ポートは 3389)。xrdp は小さなメッセージウィンドウを表示します。

sessman-Xvnc を選択した場合、ホストのアカウントのユーザー名とパスワードを指定することができ、xrdp は新しい Xvnc インスタンスを起動します。/etc/xrdp/startwm.sh にある SESSION リストからウィンドウマネージャが開きます。

セッションウィンドウを閉じて RDP 接続を終了すると、次回 RDP で接続したときは同じセッションにアクセスすることができます。セッションウィンドウからウィンドウマネージャやデスクトップ環境を終了した場合、セッションが終了され、次回は新しいセッションが開きます。

xrdp は既に同じジオメトリのセッションが開かれていないか確認して、ジオメトリ/解像度が一致しない場合は新しいセッションを起動します。

Tips and tricks

ブート時に自動起動

xrdpAUR パッケージには systemd のサービスファイルが含まれています。xrdp.service有効化してください。

Graphical acceleration

For Xorg sessions, you can enable OpenGL and Vulkan graphical acceleration by installing xorgxrdp-glamorAUR for Intel and AMD GPUs and xorgxrdp-nvidiaAUR for Nvidia GPUs.

Sound

Install the necessary PulseAudio modules with pulseaudio-module-xrdpAUR.

Vino で実行 (root セッションの Gnome VNC-Server)

サーバーを有効化すると vino-preferences から確認できるようになります。Vino はデフォルトでポート 5900 を使って接続するので、xrdp の設定ファイルを編集する必要があります。以下のコードを使って xrdp の設定ファイル (/etc/xrdp/xrdp.ini) に vino のセッションを追加してください。

/etc/xrdp/xrdp.ini
[xrdp8]
name=Vino-Session
lib=libvnc.so
username=ask
password=ask
ip=127.0.0.1
port=5900

VNC 接続エラーが発生した場合は、vino-server デフォルトで TLS 接続のみを受け入れることが原因である可能性があります。xrdp 接続できるように、これを標準の VNC 認証に変更する必要があります。

$ gsettings set org.gnome.Vino require-encryption false

vino-server ループバックインターフェースのみリッスンするように制限することもできます

$ gsettings set org.gnome.Vino network-interface lo

xrdp サーバを再起動することを忘れないでください。そうすれば、vino セッションに接続できるはずです(xfreerdp を使ってテスト済み)。

参照

  • TigerVNC - RDP の代替としてバックエンドで使われる VNC
  • freerdp - ネットワークレベル認証 (NLA) などの RDP 7.1 の機能をサポートしている rdesktop フォーク。[1] を参照。