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− | アイコンテーマもインストールする必要があります。デフォルトのテーマは ''Oxygen'' です。このテーマは {{Pkg|oxygen-icons}} パッケージでインストールすることができます。 |
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+ | * (必要であれば) スクリーンロッカー。例えば [[slock]] や [[XScreenSaver]]。これらは両方 LXQt と統合されていることが確認されており、他のものもそうかもしれません。サスペンド/スリープ時のスクリーンロックを無効化したい場合は、''LXQt > 設定 > LXQt 設定 > セッション > サスペンド/ハイバネートの前に画面をロックする'' のチェックボックスで設定してください。{{Tip|LXQt は、スクリーンロックに {{Pkg|xdg-utils}} の ''xdg-screensaver'' を使い、これは LXQt セッションで XScreenSaver と {{Pkg|xautolock}} と一緒に使った場合にのみ動作します。他のスクリーンロッカーを使うこともできます。例えば、''slock'' の場合、[[Slock#サスペンド時にロック]] の指示に従いつつ、LXQt に合う見た目を得るためにパッチを当てられた {{AUR|xdg-utils-slock}} もインストールしてください。 |
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− | * {{App|LXQt Connman applet|[[Connman]] の LXQt システムトレイアプレット。|https://github.com/surlykke/lxqt-connman-applet|{{AUR|lxqt-connman-applet-git}}}} |
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− | * {{App|LXImage-Qt|LXQt の画像ビューア・スクリーンショットツール。|https://github.com/lxde/lximage-qt|{{Pkg|lximage-qt}}}} |
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+ | * 以上で、{{ic|~/.config/lxqt/lxqt.conf}} を編集して、スクリーンロッカーを追加することができます。xautolock はもはや必要ありません。例えば、i3lock を使うには以下を追加してください: |
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− | * {{App|ObConf-Qt|ObConf の Qt 移植。[[Openbox]] の設定ツール。|https://github.com/lxde/obconf-qt|{{AUR|obconf-qt-git}}}} |
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+ | [Screensaver] |
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− | * {{App|LXAppearance|使いやすい GTK+ の設定ツール。LXDE に含まれています。|git://lxde.git.sourceforge.net/gitroot/lxde/lxappearance|{{Pkg|lxappearance}}}} |
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+ | lock_command=i3lock |
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− | * {{App|QTerminal|軽量な Qt ベースのターミナルエミュレータ。|https://github.com/qterminal/qterminal|{{Pkg|qterminal}}}} |
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+ | * ディスプレイマネージャとして [[LightDM]] を使っている場合、スクリーンロックには [[light-locker]] を使うこともできます。 |
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− | * {{App|[[SDDM]]|LXQt の推奨ディスプレイマネージャ。|https://github.com/sddm/sddm|{{Pkg|sddm}}}} |
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+ | * オーディオサポートは、[[一般的な推奨事項#サウンドシステム]] を見てください。 |
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+ | * 一部の LXQt パネルプラグインは、正しく機能するために追加のパッケージを必要とします。{{Pkg|lxqt-panel}} の [[PKGBUILD#optdepends|任意の依存関係]]を確認してください。 |
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− | 必要であれば {{Pkg|slock}} や {{Pkg|xscreensaver}} などの画面ロッカーもインストールしてください。どちらも LXQt で動作することを確認済みです。 |
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− | LXQt パネルのプラグインの中には追加でパッケージを必要とするものがあります。{{Pkg|lxqt-panel}} の[[PKGBUILD#optdepends|提案パッケージ]]を確認してください。 |
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== LXQt の起動 == |
== LXQt の起動 == |
2022年8月23日 (火) 07:43時点における版
関連記事
2013年の初めに、Hong Jen Yee "PCMan" によって LXDE コンポーネントの Qt ツールキットへの移植が開始されました。2013年7月3日に LXDE-Qt の最初のプレビュー がリリースされました。そして、7月21日、(LXDE と同じような設計思想でデスクトップを開発していた) Razor-qt プロジェクトと LXDE プロジェクトが合併することがアナウンスされました。
こうして、Razor-qt コンポーネントと LXDE コンポーネントを使用する、Qt 上に構築されたデスクトップ、LXQt が誕生しました。開発では主に LXQt に焦点を当てていますが、LXDE の GTK 2 バージョンも開発が続けられる予定です。
目次
インストール
まず、xorg をインストール・設定してください。そして、lxqt グループをインストールし、アイコンテーマをインストールしてください (例えば、breeze-icons や oxygen-icons)。
以下をインストールすることで、機能を追加できます:
- LXQt Connman applet — ConnMan の LXQt システムトレイアプレット。
- nm-trayAUR や nm-tray-gitAUR NetworkManager の Qt ベースフロントエンド。
- SDDM — LXQt での推奨ディスプレイマネージャ。
- (必要であれば) スクリーンロッカー。例えば slock や XScreenSaver。これらは両方 LXQt と統合されていることが確認されており、他のものもそうかもしれません。サスペンド/スリープ時のスクリーンロックを無効化したい場合は、LXQt > 設定 > LXQt 設定 > セッション > サスペンド/ハイバネートの前に画面をロックする のチェックボックスで設定してください。
- 以上で、
~/.config/lxqt/lxqt.conf
を編集して、スクリーンロッカーを追加することができます。xautolock はもはや必要ありません。例えば、i3lock を使うには以下を追加してください:
[Screensaver] lock_command=i3lock
- ディスプレイマネージャとして LightDM を使っている場合、スクリーンロックには light-locker を使うこともできます。
- オーディオサポートは、一般的な推奨事項#サウンドシステム を見てください。
- 一部の LXQt パネルプラグインは、正しく機能するために追加のパッケージを必要とします。lxqt-panel の 任意の依存関係を確認してください。
LXQt の起動
グラフィカルログイン
お好きなディスプレイマネージャのセッションメニューから LXQt Desktop を選択してください。
xinit を使う
~/.xinitrc
ファイルに次の行を追加してください:
exec startlxqt
設定
LXQt には設定を変更するための GUI アプリケーションが用意されています。設定ファイルは ~/.config/lxqt
に存在します。このディレクトリは最初に自動的に作成されます。新しいユーザーのデフォルト設定は /etc/xdg/lxqt
にあります。
デフォルトのウィンドウマネージャを変更する
Openbox が LXQt におけるデフォルトのウィンドウマネージャですが、lxqt-config-session
から設定するか ~/.config/lxqt/session.conf
ファイルを編集することで LXQt で使用するウィンドウマネージャを指定することができます。
次の行を使用したいウィンドウマネージャに変更してください:
window_manager=openbox
例えば、LXQt で metacity を使いたい場合、次のとおりに変更してください:
window_manager=metacity
LXQt で Compiz を使いたい場合は、次のとおりに変更してください:
window_manager=compiz ccp
アプリケーションの自動実行
ログイン時に X アプリケーションを起動させたい場合、メインメニューから LXQt -> Preferences -> LXQt Settings -> Session Settings をクリックしてください。もしくは、次のコマンドでも起動できます:
lxqt-config-session
ウィンドウの左側にある "AutoStart" をクリックしてください。新しいアプリケーションを追加してグローバルに自動起動 (全てのセッションで起動) あるいはローカルに自動起動 (ラベル付けされた LXQt で自動起動) できます (このオプションのバグについては issue 746 を見て下さい)。
アイテムを追加すると lxqt-config-session
は ~/.config/autostart
に .desktop ファイルを作成します。/etc/xdg/autostart
に存在するインストール済みのアプリケーションはログイン時に自動的に起動します。ディレクトリ内のファイルを編集することで自動起動の設定を変更することが可能です。また、"Global Autostart" と "LXQt Autostart" に .desktop ファイルが置かれているディレクトリは関係ありません。OnlyShowIn
の設定によって区別されています。OnlyShowIn=true
となっている場合、"LXQt Autostart" となります。さらに、X-LXQt-Module=true
が設定されている場合、そのアイテムは lxqt-config-session
に表示されません。
アプリケーションメニューの編集
/usr/share/applications/lxqt-*.desktop
に保存されている .desktop
ファイルを編集することでメニューエントリを編集できます。デスクトップエントリを参照してください。
Picom
Picom がインストールされている場合、デフォルトセッションの初期化時に自動的に起動します。
アプリケーションの提案
LXQt は軽量デスクトップであるため、ただインストールしただけではデスクトップアプリケーションがあまり入っていません。インストールするアプリケーションの選択はユーザーに委ねられています。Razor-qt wiki にインストールできる便利な Qt アプリケーションがリストアップされたページが存在します。また、Arch で利用できるアプリケーションを包括的にまとめたアプリケーション一覧のページも参照してください。
トラブルシューティング
Qt テーマが反映されない
LXQt のアプリケーションが使用している Qt テーマにそわない場合 (特に KDE のシステム設定を使ってテーマを設定した場合)、KDE 4.6.1 現在、KDE のスタイルを探す場所を Qt に知らせる必要があります (Oxygen, QtCurve など)。
そのためには QT_PLUGIN_PATH
環境変数を設定してください。例えば、次のような行を /etc/profile
(root 権限がない場合 ~/.profile
) に挿入してください:
export QT_PLUGIN_PATH=$HOME/.kde4/lib/kde4/plugins/:/usr/lib/kde4/plugins/
これで qtconfig-qt4
があなたの KDE スタイルを探せるようになって問題が解決するはずです。
また、KDE の styles ディレクトリに Qt の styles ディレクトリからシンボリックリンクを貼ることも可能です:
# ln -s /usr/lib/kde4/plugins/styles/ /usr/lib/qt/plugins/styles
Qt Configuration が起動しない
LXQt Configuration Center や設定メニューの 'Qt Configuration' は qtconfig
を起動するために使用します。qtconfig を動かす前に以下の環境変数を設定する必要があります:
export QTCHOOSER_RUNTOOL=qtconfig export QT_SELECT=4
上記は qt4 の qtconfig を有効にします。
初回ログイン時に LXQt Panel の表示が壊れている
初めて LXQt にログインしたとき、パネルにはスタートボタンや時計などが表示されず、見た目もおかしくなっています。修正するためには、LXQt の Appearance 設定を開いて LXQt のテーマを設定する必要があります。
(本体スタートボタンが存在する) パネルの左下をクリックすると、メニューが表示されます。Preferences->LXQt settings->Appearance を選択して LXQt Theme アイコンをクリックしてください。それから、テーマを選択します。
パネルが通常通りに表示されるようになったら、そこからカスタマイズを加えていくことができるはずです。
デスクトップアイコンがまとめられてしまう
デスクトップ上のアイコンを移動するときに、他のアイコンと至近距離まで近づけると結合されます。アイコンを分離できなくなった場合、.config/pcmanfm-qt/lxqt/desktop-items-0.conf
を削除してデスクトップを再起動してください。