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{{Related|アプリケーション一覧/その他#アプリケーションランチャー}} |
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== インストール == |
== インストール == |
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− | [[ |
+ | [[Xorg]] ディスプレイ サーバーで使用する {{Pkg|rofi}} パッケージを [[インストール]] して下さい。 |
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+ | メインブランチの [[Wayland]] コンポジタのマージサポートは、 [https://github.com/davatorium/rofi/pull/1139] で無制限に停止しています。[[Wayland]] をサポートするには、代わりに {{AUR|rofi-lbonn-wayland}} または {{AUR|rofi-lbonn-wayland-git}} をインストールしてください。これらのパッケージには、Layer Shell プロトコルをサポートする Wayland コンポジターが必要であることに注意してください。これには、Sway などの wlroots ベースのコンポジターや一部の Mir ベースのコンポジターが含まれますが、Gnome 用のコンポジターなどの mutter は含まれていません。 |
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+ | |||
+ | rofi とその使用法の詳細については、{{man|1|rofi}} の man ページを参照してください。 |
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== 設定 == |
== 設定 == |
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* ローカル設定。通常、XDGにより {{ic|~/.config/rofi/config.rasi}} にあります。 |
* ローカル設定。通常、XDGにより {{ic|~/.config/rofi/config.rasi}} にあります。 |
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− | * Xresources: X サーバーにキー値を格納する方法です。 |
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* コマンドラインオプション |
* コマンドラインオプション |
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− | |||
− | {{Note|Xresources 形式は rofi 1.6.0 より廃止されており、いつでも動作しなくなる可能性があります。}} |
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− | |||
− | そのため、 |
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$ rofi -combi-modi window,drun,ssh -theme solarized -font "hack 10" -show combi |
$ rofi -combi-modi window,drun,ssh -theme solarized -font "hack 10" -show combi |
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− | + | 次のような設定ファイルで表します: |
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configuration { |
configuration { |
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modi: "window,drun,ssh,combi"; |
modi: "window,drun,ssh,combi"; |
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− | theme: "solarized"; |
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font: "hack 10"; |
font: "hack 10"; |
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combi-modi: "window,drun,ssh"; |
combi-modi: "window,drun,ssh"; |
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} |
} |
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+ | @theme "solarized" |
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{{ic|config.rasi}} ファイルのオプション一覧を取得するには {{ic|rofi -dump-config}} を実行してください。{{ic|rofi -dump-config > ~/.config/rofi/config.rasi}} を実行し、直接あなたの {{ic|config}} ファイルに書き込むことができます。 |
{{ic|config.rasi}} ファイルのオプション一覧を取得するには {{ic|rofi -dump-config}} を実行してください。{{ic|rofi -dump-config > ~/.config/rofi/config.rasi}} を実行し、直接あなたの {{ic|config}} ファイルに書き込むことができます。 |
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=== アイコン === |
=== アイコン === |
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− | アイコンを使用して、対応するエントリとともに表示することができます。 {{pkg|papirus-icon-theme}} がインストールされ、 {{ic|-show-icons}} を使用し、{{ic|-icon-theme}} でアイコンテーマを定義している場合は、次の操作を実行することで、rofi |
+ | アイコンを使用して、対応するエントリとともに表示することができます。 {{pkg|papirus-icon-theme}} がインストールされ、 {{ic|-show-icons}} を使用し、{{ic|-icon-theme}} でアイコンテーマを定義している場合は、次の操作を実行することで、 rofi でアイコンを使用できます。 |
$ rofi -combi-modi window,drun,ssh -theme solarized -font "hack 10" -show combi -icon-theme "Papirus" -show-icons |
$ rofi -combi-modi window,drun,ssh -theme solarized -font "hack 10" -show combi -icon-theme "Papirus" -show-icons |
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+ | == カスタムテーマ == |
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− | ==Rofi を dmenu の代替として使う== |
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− | + | 以下のコマンドで rofi のテーマのプレビューと適用ができます |
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+ | rofi-theme-selector |
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− | rofi -show run -modi run -location 1 -width 100 \ |
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− | -lines 2 -line-margin 0 -line-padding 1 \ |
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− | -separator-style none -font "mono 10" -columns 9 -bw 0 \ |
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− | -disable-history \ |
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− | -hide-scrollbar \ |
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− | -color-window "#222222, #222222, #b1b4b3" \ |
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− | -color-normal "#222222, #b1b4b3, #222222, #005577, #b1b4b3" \ |
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− | -color-active "#222222, #b1b4b3, #222222, #007763, #b1b4b3" \ |
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− | -color-urgent "#222222, #b1b4b3, #222222, #77003d, #b1b4b3" \ |
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− | -kb-row-select "Tab" -kb-row-tab "" |
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+ | カスタマイズは、{{ic|~/.config/rofi/config.rasi}} ファイル に保存されます。 |
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− | {{Tip|上記のコマンドに {{ic|-dump-xresources}} フラグを追加して、出力されたテキストをファイルに保存して [https://davedavenport.github.io/rofi/p11-Generator.html 公式テーマジェネレータ] にアップロードすることでさらなるカスタマイズができます。}} |
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− | {{Note|コマンドラインオプションの {{ic|-show run}} と {{ic|-modi run}} によって Rofi は [[dmenu]] によって提供されている {{ic|dmenu_run}} と同じように動作しますが、Rofi の機能は制限されます。モードについて詳しくは {{ic|man rofi}} や [https://github.com/DaveDavenport/rofi 公式のプロジェクトの説明] を見てください。}} |
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+ | === 投稿されたテーマ === |
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− | ==Execute shell commands from rofi== |
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+ | Rofi にはいくつかの公式テーマが {{ic|/usr/share/rofi/themes}} に保存されており、[https://github.com/DaveDavenport/rofi-themes rofi-themes] リポジトリにはさらに多くのユーザーテーマがあります。 |
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− | If you want the ability to run shell commands or use your own scripts directly from rofi with seeing the output, then ensure following: |
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− | * configure the PATH variable in {{ic|~/.profile}} (instead of e.g. {{ic|~/.bashrc}}) and then logout and re-login to your window manager/desktop environment |
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− | * define {{ic|-run-shell-command '{terminal} -e \\"{cmd}; read -n 1 -s"'}}. This allows you to enter the command on the inputbar followed by SHIFT+ENTER. The terminal stays open until the next keypress. |
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+ | 公式テーマをロードするか、.rasi ユーザーテーマをダウンロードして、{{ic|~/.config/rofi/example.rasi}} に配置して、以下のコマンドを実行します: |
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− | This is an example with the recommended escaping sequence for i3: |
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+ | $ rofi <options> -theme example |
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− | bindsym $mod+d exec --no-startup-id "rofi -show drun -font \\"DejaVu 9\\" -run-shell-command '{terminal} -e \\" {cmd}; read -n 1 -s\\"'" |
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+ | または、設定ファイルの {{ic|configure { }<nowiki/>}} ブロックの外側に以下のように記述します。 |
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− | == カスタムテーマ == |
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+ | theme: "example" |
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− | 以下のコマンドで rofi のテーマのプレビューと適用ができます |
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+ | == 既知の問題 == |
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− | rofi-theme-selector |
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+ | === インプットメソッド === |
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+ | 日本語入力等に用いる[[インプットメソッド]]が rofi 内では上手く動作しません。<nowiki>[</nowiki>[https://github.com/davatorium/rofi/issues/483 rofi issue #483]<nowiki>]</nowiki>, <nowiki>[</nowiki>[https://github.com/davatorium/rofi/pull/1735 rofi pull #1735]<nowiki>]</nowiki> 回避策として、別の場所で書いた文字列をドラックによって選択し、 [[クリップボード#セレクション|PRIMARY セレクション]]を通して Ctrl+Shift+c によって rofi 内に貼り付けることができます。 |
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+ | == ヒントとテクニック == |
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− | カスタマイズは、{{ic|~/.config/rofi/config.rasi}} ファイル に保存されます。 |
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+ | |||
+ | === Rofi を dmenu の代替として使う === |
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+ | |||
+ | [[dmenu]] として (シンボリック リンクを介して) 呼び出された場合、''rofi'' は ''dmenu'' のように機能します。次に、スクリプトから ''dmenu'' を呼び出すプログラム ([[pass]] からの ''passmenu'' など) は、''dmenu'' の代わりに ''rofi'' を使用します。''dmenu'' モードでの {{ic|rofi}} の正確な動作は、{{man|5|rofi-dmenu}} で説明されています。 |
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+ | |||
+ | [[dmenu]] の外観に近づけるために、{{Pkg|rofi}} パッケージにデフォルトで同梱されているファイル {{ic|/usr/share/rofi/themes/dmenu.rasi}} を rofi 構成ディレクトリにコピーします。(通常は {{ic|~/.config/rofi}}) を有効にし、{{ic|config.rasi}} の末尾に {{ic|@theme dmenu}} を追加するか、{{ic|-theme dmenu}} コマンドラインのオプションを追加します。 |
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+ | |||
+ | === rofi からシェルコマンドを実行 === |
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+ | |||
+ | {{ic|-run-shell-command '{terminal} -e ''SHELL'' -ic "{cmd} && read"}} を定義します。{{ic|''SHELL''}} は使用しているシェルです (例:Bash、zsh) これにより、入力バーにコマンドを入力し、続いて {{ic|Shift+Enter}} を入力できます。 ターミナルは、次にキーを押すまで開いたままになります。 |
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+ | |||
+ | これは、i3 の推奨されるエスケープシーケンスの例です。 |
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+ | |||
+ | bindsym $mod+d exec --no-startup-id rofi -show drun -run-shell-command '{terminal} -e zsh -ic "{cmd} && read"' |
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+ | |||
+ | === Unicode 文字選択の統合 === |
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+ | |||
+ | {{Pkg|rofimoji}} は ''rofi'' と統合された Unicode 絵文字/文字選択ピッカーです [https://github.com/fdw/rofimoji#readme 使い方] と [https://github.com/fdw/rofimoji#configuration 設定] については、 [https://github.com/fdw/rofimoji#usage project's README] を参照してください。 |
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+ | |||
+ | === 絵文字選択メニュー === |
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+ | |||
+ | ''rofi'' と統合された絵文字ピッカーの {{Pkg|rofi-emoji}} をインストールします。 [https://github.com/Mange/rofi-emoji#readme 使用方法] については、[https://github.com/Mange/rofi-emoji#readme プロジェクトの README] を参照してください。 |
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+ | |||
+ | 絵文字に関するレンダリングの問題が発生した場合 (たとえば、長方形としてレンダリング)、される場合 {{AUR|ttf-symbola}}、{{Pkg|noto-fonts-cjk}}、および/または {{Pkg|noto-fonts-emoji}} などをインストールして下さい。 |
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+ | |||
+ | === 電源管理メニューとしての Rofi === |
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+ | |||
+ | Rofi を使用して、systemd で電源管理操作を実行できます。[https://github.com/jluttine/rofi-power-menu rofi-power-menu リポジトリ] をクローンします。これを起動するには、"rofi-power-menu" 実行可能ファイルの場所を rofi に伝える必要があります。たとえば、実行可能ファイルが {{ic|$HOME/.rofi-power-menu}} にある場合: |
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+ | $ rofi -show p -modi p:$HOME/.rofi-power-menu |
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− | ===Contributed Themes=== |
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+ | 実行可能ファイルを PATH に入れ、その名前だけを渡すこともできます。 |
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− | Rofiにはいくつかの公式テーマが付属しており、[https://github.com/DaveDavenport/rofi-themes rofi-themes] リポジトリにはさらに多くのユーザーテーマがあります。 |
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+ | デフォルトのシンボルを表示するには、{{Pkg|ttf-nerd-fonts-symbols-2048-em}} をインストールする必要がある場合があります。 |
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− | Load up an official theme, or download a .rasi user theme and place it in {{ic|~/.config/rofi/example.rasi}} on the command line or in a config file: |
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+ | 詳細については、リポジトリの README ファイルを参照してください。 |
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− | rofi <options> -theme example |
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+ | === クリップボードマネージャーとしての Rofi === |
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− | or in your configuration file |
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+ | Rofi は、[[Greenclip]] を使用して X11 クリップボード マネージャーとして使用できます。{{AUR|rofi-greenclip}} パッケージをインストールします。 |
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− | theme: "example"; |
2023年2月9日 (木) 18:14時点における最新版
Rofi は simpleswitcher のクローンとして Sean Pringle によって開発が始まり Dave Davenport によって拡張されたウィンドウスイッチャ・実行ダイアログ・SSH ランチャです。dmenu を置き換えることができます。
目次
インストール
Xorg ディスプレイ サーバーで使用する rofi パッケージを インストール して下さい。
メインブランチの Wayland コンポジタのマージサポートは、 [1] で無制限に停止しています。Wayland をサポートするには、代わりに rofi-lbonn-waylandAUR または rofi-lbonn-wayland-gitAUR をインストールしてください。これらのパッケージには、Layer Shell プロトコルをサポートする Wayland コンポジターが必要であることに注意してください。これには、Sway などの wlroots ベースのコンポジターや一部の Mir ベースのコンポジターが含まれますが、Gnome 用のコンポジターなどの mutter は含まれていません。
rofi とその使用法の詳細については、rofi(1) の man ページを参照してください。
設定
現在、オプションを設定する方法が三つあります。
- ローカル設定。通常、XDGにより
~/.config/rofi/config.rasi
にあります。 - コマンドラインオプション
$ rofi -combi-modi window,drun,ssh -theme solarized -font "hack 10" -show combi
次のような設定ファイルで表します:
configuration { modi: "window,drun,ssh,combi"; font: "hack 10"; combi-modi: "window,drun,ssh"; } @theme "solarized"
config.rasi
ファイルのオプション一覧を取得するには rofi -dump-config
を実行してください。rofi -dump-config > ~/.config/rofi/config.rasi
を実行し、直接あなたの config
ファイルに書き込むことができます。
アイコン
アイコンを使用して、対応するエントリとともに表示することができます。 papirus-icon-theme がインストールされ、 -show-icons
を使用し、-icon-theme
でアイコンテーマを定義している場合は、次の操作を実行することで、 rofi でアイコンを使用できます。
$ rofi -combi-modi window,drun,ssh -theme solarized -font "hack 10" -show combi -icon-theme "Papirus" -show-icons
カスタムテーマ
以下のコマンドで rofi のテーマのプレビューと適用ができます
rofi-theme-selector
カスタマイズは、~/.config/rofi/config.rasi
ファイル に保存されます。
投稿されたテーマ
Rofi にはいくつかの公式テーマが /usr/share/rofi/themes
に保存されており、rofi-themes リポジトリにはさらに多くのユーザーテーマがあります。
公式テーマをロードするか、.rasi ユーザーテーマをダウンロードして、~/.config/rofi/example.rasi
に配置して、以下のコマンドを実行します:
$ rofi <options> -theme example
または、設定ファイルの configure { }
ブロックの外側に以下のように記述します。
theme: "example"
既知の問題
インプットメソッド
日本語入力等に用いるインプットメソッドが rofi 内では上手く動作しません。[rofi issue #483], [rofi pull #1735] 回避策として、別の場所で書いた文字列をドラックによって選択し、 PRIMARY セレクションを通して Ctrl+Shift+c によって rofi 内に貼り付けることができます。
ヒントとテクニック
dmenu として (シンボリック リンクを介して) 呼び出された場合、rofi は dmenu のように機能します。次に、スクリプトから dmenu を呼び出すプログラム (pass からの passmenu など) は、dmenu の代わりに rofi を使用します。dmenu モードでの rofi
の正確な動作は、rofi-dmenu(5) で説明されています。
dmenu の外観に近づけるために、rofi パッケージにデフォルトで同梱されているファイル /usr/share/rofi/themes/dmenu.rasi
を rofi 構成ディレクトリにコピーします。(通常は ~/.config/rofi
) を有効にし、config.rasi
の末尾に @theme dmenu
を追加するか、-theme dmenu
コマンドラインのオプションを追加します。
rofi からシェルコマンドを実行
-run-shell-command '{terminal} -e SHELL -ic "{cmd} && read"
を定義します。SHELL
は使用しているシェルです (例:Bash、zsh) これにより、入力バーにコマンドを入力し、続いて Shift+Enter
を入力できます。 ターミナルは、次にキーを押すまで開いたままになります。
これは、i3 の推奨されるエスケープシーケンスの例です。
bindsym $mod+d exec --no-startup-id rofi -show drun -run-shell-command '{terminal} -e zsh -ic "{cmd} && read"'
Unicode 文字選択の統合
rofimoji は rofi と統合された Unicode 絵文字/文字選択ピッカーです 使い方 と 設定 については、 project's README を参照してください。
絵文字選択メニュー
rofi と統合された絵文字ピッカーの rofi-emoji をインストールします。 使用方法 については、プロジェクトの README を参照してください。
絵文字に関するレンダリングの問題が発生した場合 (たとえば、長方形としてレンダリング)、される場合 ttf-symbolaAUR、noto-fonts-cjk、および/または noto-fonts-emoji などをインストールして下さい。
電源管理メニューとしての Rofi
Rofi を使用して、systemd で電源管理操作を実行できます。rofi-power-menu リポジトリ をクローンします。これを起動するには、"rofi-power-menu" 実行可能ファイルの場所を rofi に伝える必要があります。たとえば、実行可能ファイルが $HOME/.rofi-power-menu
にある場合:
$ rofi -show p -modi p:$HOME/.rofi-power-menu
実行可能ファイルを PATH に入れ、その名前だけを渡すこともできます。
デフォルトのシンボルを表示するには、ttf-nerd-fonts-symbols-2048-em をインストールする必要がある場合があります。
詳細については、リポジトリの README ファイルを参照してください。
クリップボードマネージャーとしての Rofi
Rofi は、Greenclip を使用して X11 クリップボード マネージャーとして使用できます。rofi-greenclipAUR パッケージをインストールします。