「GNOME/トラブルシューティング」の版間の差分

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[[Category:GNOME]]
 
[[Category:GNOME]]
 
[[en:GNOME/Troubleshooting]]
 
[[en:GNOME/Troubleshooting]]
[[zh-hans:GNOME/Troubleshooting]]
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[[it:GNOME (Italiano)/Troubleshooting]]
 
メインの記事は [[GNOME]] を見てください。
 
メインの記事は [[GNOME]] を見てください。
   
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上記の方法が上手くいかない場合、[[Xorg]] サーバーを再起動する必要があります: コンソールでログインしている場合 {{ic|pkill X}}、GDM でログインしている場合 {{ic|systemctl restart gdm}}。Xorg サーバーを再起動するとユーザーがログアウトします。実行する前に全ての作業を保存して下さい。
 
上記の方法が上手くいかない場合、[[Xorg]] サーバーを再起動する必要があります: コンソールでログインしている場合 {{ic|pkill X}}、GDM でログインしている場合 {{ic|systemctl restart gdm}}。Xorg サーバーを再起動するとユーザーがログアウトします。実行する前に全ての作業を保存して下さい。
   
== シェがセグメンテーションフォールトを起こす ==
+
== デフォトアプリケーションが間違っている ==
   
  +
アプリケーションを初めてインストールしたとき、特定のプロトコルについて間違ったアプリケーションが GNOME によって関連付けられてしまうことがあります。例えば、フォルダが [[GNOME Files]] ではなく ''easytag'' によって扱われてしまうなど。
If ''gnome-shell'' keeps disappearing and reappearing, then it has segfaulted (likely due to an extension). GNOME Shell extensions are written in Javascript, so to enable extension debugging, the appropriate Javascript-related packages, {{Pkg|gjs}} and {{Pkg|js78}}, must be [[Debugging/Getting traces#General|rebuilt with debug symbols]].
 
   
  +
GNOME Files については次のページを見て下さい: [[GNOME Files#Files がデフォルトのファイルマネージャにならない]]
Enabling debugging for ''js78'' requires a few more steps than ''gjs'' since the former uses [[Clang]] and explicitly disables debugging in the {{ic|configure_args}} array in its {{ic|PKGBUILD}}. For ''js78'', you will also need to heed the note about Clang in [[Debugging/Getting traces#General]] and '''remove''' the following configuration options from {{ic|configure_args}}:
 
   
  +
この場合、現在関連付けられているアプリケーションと PDF に推奨されるアプリケーションをクエリするには、次のコマンドを実行します。
--disable-debug
 
  +
$ xdg-mime query default application/pdf
--disable-debug-symbols
 
   
  +
PDF のデフォルトのアプリをドキュメントビューアに変更するには、次のコマンドを実行します:
Once the newly rebuilt ''gjs'' and ''js78'' packages have been installed and ''gnome-shell'' has been restarted (with {{ic|Alt+F2}} {{ic|r}} or by logging out and logging back in), debug symbols will be available in the resulting core dump whenever ''gnome-shell'' crashes:
 
  +
$ xdg-mime default org.gnome.Evince.desktop application/pdf
   
  +
他のアプリケーションについては、次のページにデフォルトハンドラの設定について詳しく書かれています: [[デフォルトアプリケーション]]
{{hc|1=$ coredumpctl -1|2=
 
TIME PID UID GID SIG COREFILE EXE
 
Mon 2017-07-17 15:34:49 CEST 27368 1000 1000 11 present /usr/bin/gnome-shell
 
$ coredumpctl gdb 27368
 
(gdb) bt
 
#0 0x00007fbc7b997945 in js::GCMethods<JSObject*>::needsPostBarrier(JSObject*) (v=0x7fbc0a9548c0) at /usr/include/mozjs-38/js/RootingAPI.h:663
 
#1 0x00007fbc7b997945 in JS::Heap<JSObject*>::set(JSObject*) (newPtr=0x0, this=0x254c260) at /usr/include/mozjs-38/js/RootingAPI.h:296
 
#2 0x00007fbc7b997945 in JS::Heap<JSObject*>::operator=(JSObject* const&) (p=<optimized out>, this=0x254c260) at /usr/include/mozjs-38/js/RootingAPI.h:266
 
#3 0x00007fbc7b997945 in GjsMaybeOwned<JSObject*>::reset() (this=0x254c250) at ./gjs/jsapi-util-root.h:267
 
#4 0x00007fbc7b997945 in closure_clear_idle(void*) (data=0x254c220) at gi/closure.cpp:133
 
#5 0x00007fbc79abd8c5 in g_main_context_dispatch () at /usr/lib/libglib-2.0.so.0
 
#6 0x00007fbc79abdc88 in () at /usr/lib/libglib-2.0.so.0
 
#7 0x00007fbc79abdfa2 in g_main_loop_run () at /usr/lib/libglib-2.0.so.0
 
#8 0x00007fbc7b27508c in meta_run () at /usr/lib/libmutter-0.so.0
 
#9 0x0000000000401ff7 in main ()
 
}}
 
   
  +
任意で、{{AUR|gnome-defaults-list}} を[[インストール]]することができます。設定ファイルは {{ic|/etc/gnome/defaults.list}} です。
The core dump can then be filed as an issue on [https://gitlab.gnome.org/GNOME/gnome-shell/issues GNOME Shell's issue tracker]. See [https://wiki.gnome.org/GettingInTouch/Bugzilla/GettingTraces/Details Getting Stack Traces -- Detailed Version] on the GNOME Wiki for more details.
 
   
  +
{{Note|
== デフォルトアプリケーションが間違っている ==
 
  +
別の MIME タイプ関連付けコマンドもあります。{{ic|xdg-mime query default <mime-type>}} を使用してクエリされた現在関連付けられているアプリがすでに正しいにもかかわらず、間違ったアプリがそのタイプを処理している場合は、次のことを試してください:
  +
* 次のコマンドを実行して、{{ic|gio}} の関連付けを確認します。: {{ic|gio mime application/pdf}}
  +
* 必要に応じて、{{ic|gio mime application/pdf org.gnome.Evince.desktop}} を使用してドキュメントビューアへの関連付けを変更します。
  +
}}
   
  +
== Tracker や Documents がローカルファイルを表示しない ==
アプリケーションを初めてインストールしたとき、特定のプロトコルについて間違ったアプリケーションが GNOME によって関連付けられてしまうことがあります。例えば、フォルダが [[GNOME Files]] ではなく ''easytag'' によって扱われてしまうなど。
 
   
  +
Tracker (と Documents) にあなたのローカルファイルを検出させるには、[https://standards.freedesktop.org/basedir-spec/basedir-spec-latest.html XDG 互換のディレクトリ] ('Documents' や 'Music' など) にファイルを保存する必要があります。詳しくは [[XDG ユーザーディレクトリ]]を参照。
GNOME Files については次のページを見て下さい: [[GNOME Files#Files がデフォルトのファイルマネージャにならない]]。
 
   
  +
また、ホームディレクトリなどの特定のディレクトリを再帰的に検索するように Tracker を設定することも可能です。{{ic|tracker-preferences}} を使って設定することができます。
ドキュメントビューアについては、次のコマンドを実行:
 
$ xdg-mime default evince.desktop application/pdf
 
   
  +
== GNOME のオンラインアカウント設定ページが正しく表示されない ==
他のアプリケーションについては、次のページにデフォルトハンドラの設定について詳しく書かれています: [[デフォルトアプリケーション]]。
 
   
  +
Alacarte (メニューエディタ)との干渉により、GNOME のオンラインアカウントの設定ページが表示されないことがあります。そうなった場合、Alacarte の "Restore System Configuration" で gnome-control-center の欠けている機能を元に戻すことができます。(https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=1520431 を見てください。)
任意で、{{AUR|gnome-defaults-list}} を[[インストール]]することができます。設定ファイルは {{ic|/etc/gnome/defaults.list}} です。
 
   
  +
== GNOME オンラインアカウントにログインすると空白のポップアップウィンドウが表示される ==
== Tracker や Documents がローカルファイルを表示しない ==
 
   
  +
一部のサービス (Google、Microsoft など) ではログインに認証が必要なため、状況によっては (Nvidia ドライバなどにより)、ログインページにリダイレクトされずにポップアップが空白になります。この問題を解決するには、WebKit Composite を一時的に無効にします。
Tracker (と Documents) にあなたのローカルファイルを検出させるには、[https://standards.freedesktop.org/basedir-spec/basedir-spec-latest.html XDG 互換のディレクトリ] ('Documents' や 'Music' など) にファイルを保存する必要があります。詳しくは [[XDG ユーザーディレクトリ]]を参照。
 
  +
$ WEBKIT_DISABLE_COMPOSITING_MODE=1 gnome-control-center online-accounts
 
また、ホームディレクトリなどの特定のディレクトリを再帰的に検索するように Tracker を設定することも可能です。{{ic|tracker-preferences}} を使って設定することができます。
 
   
 
== dconf-editor で設定が変更できない ==
 
== dconf-editor で設定が変更できない ==
142行目: 130行目:
 
== Intel HD Graphics のティアリング解消 ==
 
== Intel HD Graphics のティアリング解消 ==
   
  +
;DRI3
[https://bugzilla.gnome.org/show_bug.cgi?id=711028#c2 こちらのバグレポート] によれば、DRI3 には GNOME Shell の Mutter コンポジタが効率的にウィンドウを垂直同期できるようにする {{ic|buffer_age}} 拡張が含まれています。バージョン {{ic|1:2.99.917+682+g4eaab17-1}} から DRI3 は {{Pkg|xf86-video-intel}} でデフォルトで有効になっています [https://git.archlinux.org/svntogit/packages.git/commit/trunk?h=packages/xf86-video-intel&id=cd3de9bb45a9ab84383541ed45ee6f0c10ea8798]。
 
  +
[https://bugzilla.gnome.org/show_bug.cgi?id=711028#c2 バグレポート] によると、DRI3 には、GNOME Shell の Mutter コンポジタが 効率的な方法で Windows を vblank に同期できるようにする {{ic|buffer_age}} 拡張機能が含まれています。バージョン {{ic|1:2.99.917+682+g4eaab17-1}} 以降、DRI3 は {{Pkg|xf86-video-intel}} でデフォルトで有効になっています [https://gitlab.archlinux.org/archlinux/packaging/packages/xf86-video-intel/-/commit/ef20fe3ac9109d5d51ad39e6a87d85ade2646605]
   
  +
;Intel TearFree
Intel アダプタでティアリングの問題を解決する方法として [[Intel Graphics#ティアリングの解消|Xorg Intel TearFree オプション]]を有効にすることが知られていますが、このオプションはコンポジタの利用と重複します (メモリの使用量は増えパフォーマンスは下がります、[https://bugs.freedesktop.org/show_bug.cgi?id=37686#c123 上流のバグレポートの最後のコメント] を見て下さい)。
 
  +
[[Intel graphics#Tearing|Xorg Intel TearFree オプション]] を有効にすることは、Intel アダプタのティアリング問題に対する既知の回避策です。ただし、このオプションの動作によりメモリ消費量が増加し、パフォーマンスが低下します。[https://bugs.freedesktop.org/show_bug.cgi?id=37686#c123 バグレポートの最終コメント] を参照してください。
   
  +
;Mutter tweaks
Intel TearFree オプションを有効にする代わりに、GNOME Shell の Mutter コンポジタはティアリング問題を解決するための設定が存在します ([https://bugzilla.gnome.org/show_bug.cgi?id=657071#c1 この修正の上流の提案] や [https://bugs.freedesktop.org/show_bug.cgi?id=37686#c59 Freedesktop バグレポート] での説明を見て下さい)。設定を有効にするには {{ic|1=CLUTTER_PAINT=disable-clipped-redraws:disable-culling}} という行を {{ic|/etc/environment}} に追加して Xorg サーバーを再起動してください。
 
  +
{{Note|1=この [https://bugzilla.gnome.org/show_bug.cgi?id=711028#c0 リポート] では副作用があることが報告されており、すべてのケースでティアリングを修正できるわけではありません。}}
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GNOME Shell の Mutter コンポジタには、ティアリングの問題に対処する調整機能があります ([https://bugzilla.gnome.org/show_bug.cgi?id=657071#c1 この修正の最初の提案] と、[https://bugs.freedesktop.org/show_bug.cgi?id=37686#c59 Freedesktop のバグレポート] での言及を参照してください) この調整を有効にするには、次の行を {{ic|/etc/environment}} に {{ic|1=CLUTTER_PAINT=disable-clipped-redraws:disable-culling}} を追加します、次に Xorg サーバーを再起動して下さい。
  +
  +
;Disable fullscreen unredirect
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GNOME Shellはデフォルトでフルスクリーンアプリケーションのリダイレクトを解除します。これは、ティアリングが発生する可能性があります。これを無効にするには gnome shell の拡張 {{AUR|gnome-shell-extension-disable-unredirect}} を使用して無効にできます。
   
 
== マルチモニターを使っている場合にウィンドウが他のウィンドウの下で開いてしまう ==
 
== マルチモニターを使っている場合にウィンドウが他のウィンドウの下で開いてしまう ==
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$ xinput set-prop "SynPS/2 Synaptics TouchPad" "Device Enabled" 1
 
$ xinput set-prop "SynPS/2 Synaptics TouchPad" "Device Enabled" 1
 
== パスワードが保存されない ==
 
 
[[GNOME Keyring#パスワードが保存されない]]を見てください。
 
   
 
== GNOME Shell のキーボードソースメニューが表示されない ==
 
== GNOME Shell のキーボードソースメニューが表示されない ==
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== GNOME Shell Dash でアプリケーションの順番を変更しようとすると GNOME がクラッシュする ==
 
== GNOME Shell Dash でアプリケーションの順番を変更しようとすると GNOME がクラッシュする ==
 
Dash は Activities をクリックしたときに、デフォルトで[[wikipedia:GNOME_Shell#Design_components|左側]]に表示される"ツールバー"です。ドラッグアンドドロップで Dash でアプリケーションの順番を変えることができます。順番が変わらなかったり、GNOME がクラッシュするときは、[https://bbs.archlinux.org/viewtopic.php?id=171689 アイコンテーマを変更] してみてください。
 
Dash は Activities をクリックしたときに、デフォルトで[[wikipedia:GNOME_Shell#Design_components|左側]]に表示される"ツールバー"です。ドラッグアンドドロップで Dash でアプリケーションの順番を変えることができます。順番が変わらなかったり、GNOME がクラッシュするときは、[https://bbs.archlinux.org/viewtopic.php?id=171689 アイコンテーマを変更] してみてください。
 
== 環境変数でグローバルな Wayland 環境を設定する ==
 
 
{{ic|env GDK_BACKEND&#61;wayland gnome-session --session&#61;gnome-wayland}} を実行してグローバルな Wayland 環境を設定する方法は現在上手く行きません。''gnome-session'' はすぐに終了してしまいます。代わりに、bash プロファイルに {{ic|export GDK_BACKEND&#61;'wayland,x11'}} と記述するか、コマンドラインで {{ic|env GDK_BACKEND&#61;'wayland,x11' gnome-session --session&#61;gnome-wayland}} を実行してください。ただし、通常はどちらの環境変数も不要で {{ic|gnome-session}} に {{ic|--session&#61;gnome-wayland}} スイッチを付けて実行すれば動作します。{{ic|GDK_BACKEND}} 環境変数が設定されていない場合、Wayland に対応している GNOME アプリケーションは Wayland で実行され、対応していない場合は Xwayland で実行されます。GNOME の {{ic|GDK_BACKEND}} については [https://developer.gnome.org/gtk3/stable/gtk-running.html] を見てください。
 
 
== gnome-extra をインストールすると Gnome がクラッシュする ==
 
 
GNOME 環境が実行されている間に {{Grp|gnome-extra}} グループをインストールすると GNOME がクラッシュしてしまうことがあります。X は問題なく動作し続けますが、GNOME は機能しなくなります。解決策としては、GNOME ではなくターミナルから {{Grp|gnome-extra}} をインストールしてください。インストールが完了したら、GNOME は問題なく動作します。
 
   
 
== Gnome 動画プレイヤー (Totem) で H264 動画が再生できない ==
 
== Gnome 動画プレイヤー (Totem) で H264 動画が再生できない ==
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* 外部モニターが接続されている場合、フタを閉じてもコンピュータをサスペンドしない。
 
* 外部モニターが接続されている場合、フタを閉じてもコンピュータをサスペンドしない。
 
現在 {{Pkg|gnome-tweaks}} では後者の場合のモニターがコンピュータに接続されているときの挙動を変更することができません。モニターが接続されていないときにサスペンドしないように設定することは可能です。
 
現在 {{Pkg|gnome-tweaks}} では後者の場合のモニターがコンピュータに接続されているときの挙動を変更することができません。モニターが接続されていないときにサスペンドしないように設定することは可能です。
{{Note|フタを閉じた時の挙動は systemd によっても管理されています。[[電源管理#systemd による電源管理]]を参照。}}
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{{Note|フタを閉じた時の挙動は systemd によっても管理されています。[[電源管理#電源管理]]を参照。}}
   
 
== gnome-shell / gnome-session がセッションの起動時にクラッシュする ==
 
== gnome-shell / gnome-session がセッションの起動時にクラッシュする ==
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{{Pkg|gnome-software-packagekit-plugin}} をインストールします。
 
{{Pkg|gnome-software-packagekit-plugin}} をインストールします。
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== タッチパッドで右クリックが機能しない ==
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ボタンが分割されているタッチパッド (ボタンレスタッチパッドなど) では、タッチパッドの右側 (またはその他の場所) を 1 本の指でタップすると、右ボタンではなく、左ボタンの動作が得られることがあります。
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GNOME 3.28 の時点では、タッチパッドのデフォルトの動作は、マウスの右ボタンをエミュレートは、2 本指のタップです。この動作は、GNOME Tweaks ({{Pkg|gnome-tweaks}}) で、左側のメニューの ''キーボードとマウス'' に移動し、次に ''マウスクリックエミュレーション'' オプションを選択することで変更できます。
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クリック方法には次の値を使用できます:
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; Fingers : デフォルト値、右クリックボタンをエミュレートするには 2 本の指を上に置きます (デフォルト)
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; Area : 右クリック動作の場合は button-right をタップし、中クリックの場合は button-middle をタップします。
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; Disabled : マウスクリックエミュレーションなし
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あるいは、この動作は、''gsettings'' を使用してコマンドラインインターフェイスで変更することもできます。たとえば、''areas'' のクリック方法を設定するには、次のようにします:
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$ gsettings set org.gnome.desktop.peripherals.touchpad click-method areas
  +
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== デバイスセキュリティ設定パネルの不安定な動作 ==
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こちらを参照 [[GNOME#デバイスのセキュリティ設定]]
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== Wayland でのカーソルサイズまたはテーマの問題 ==
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Telegram [https://gitlab.gnome.org/GNOME/gnome-shell/-/issues/5894][https://github.com/telegramdesktop/tdesktop/issues/25075#issuecomment-1250020362] などの一部の [[Qt]] アプリケーションではカーソル設定がされていない可能性があります
  +
これにより、カーソルのテーマやサイズが間違ってしまい、ウィンドウのサイズを変更できなくなる可能性があります。
  +
  +
{{ic|XCURSOR_THEME}} と {{ic|XCURSOR_SIZE}} [[環境変数]] を手動で設定します (例: {{ic|1=XCURSOR_THEME=Adwaita}}、{{ic|1=XCURSOR_PATH=/usr/share/icons}} または {{ic|1=XCURSOR_SIZE=24}})
  +
  +
現在のシステムのカーソルサイズのインライン取得を使用することもできます:
  +
$ XCURSOR_SIZE="$(gsettings get org.gnome.desktop.interface cursor-size)" _executable
  +
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上記の変数が Wayland (Telegram など) で機能しない場合は、{{ic|1=QT_QPA_PLATFORM=xcb}} も追加してみてください。
  +
  +
== GNOME のソフトウェアレンダリングを強制する ==
  +
  +
GPU ドライバで問題が発生した場合は、次の [[環境変数]] を使用して GNOME セッションごとにソフトウェアレンダリングを強制できます。
  +
  +
Wayland セッションの場合:
  +
MESA_LOADER_DRIVER_OVERRIDE=kms_swrast
  +
  +
X11 セッションの場合:
  +
LIBGL_ALWAYS_SOFTWARE=1

2024年3月28日 (木) 12:12時点における最新版

メインの記事は GNOME を見てください。

目次

シェルがフリーズする

シェルがフリーズした場合 (特定の設定や、拡張が壊れている場合や、メモリが不足したときにフリーズします)、Alt + F2 を押してから r と入力してもシェルが再起動しないことがあります。

このような場合、他の TTY に切り替えて (Ctrl + Alt + F2) から次のコマンドを入力して下さい: pkill -HUP gnome-shell。数秒してからシェルが再起動するはずです。X11 ではこの方法でシェルを再起動した場合、ユーザーはログアウトしません。全ての作業は保存されるため好ましいでしょう。(デフォルトの) Wayland ではシェルを再起動するとセッションが終了するため、全ての作業が消失します。

上記の方法が上手くいかない場合、Xorg サーバーを再起動する必要があります: コンソールでログインしている場合 pkill X、GDM でログインしている場合 systemctl restart gdm。Xorg サーバーを再起動するとユーザーがログアウトします。実行する前に全ての作業を保存して下さい。

デフォルトアプリケーションが間違っている

アプリケーションを初めてインストールしたとき、特定のプロトコルについて間違ったアプリケーションが GNOME によって関連付けられてしまうことがあります。例えば、フォルダが GNOME Files ではなく easytag によって扱われてしまうなど。

GNOME Files については次のページを見て下さい: GNOME Files#Files がデフォルトのファイルマネージャにならない

この場合、現在関連付けられているアプリケーションと PDF に推奨されるアプリケーションをクエリするには、次のコマンドを実行します。

$ xdg-mime query default application/pdf

PDF のデフォルトのアプリをドキュメントビューアに変更するには、次のコマンドを実行します:

$ xdg-mime default org.gnome.Evince.desktop application/pdf

他のアプリケーションについては、次のページにデフォルトハンドラの設定について詳しく書かれています: デフォルトアプリケーション

任意で、gnome-defaults-listAURインストールすることができます。設定ファイルは /etc/gnome/defaults.list です。

ノート:

別の MIME タイプ関連付けコマンドもあります。xdg-mime query default <mime-type> を使用してクエリされた現在関連付けられているアプリがすでに正しいにもかかわらず、間違ったアプリがそのタイプを処理している場合は、次のことを試してください:

  • 次のコマンドを実行して、gio の関連付けを確認します。: gio mime application/pdf
  • 必要に応じて、gio mime application/pdf org.gnome.Evince.desktop を使用してドキュメントビューアへの関連付けを変更します。

Tracker や Documents がローカルファイルを表示しない

Tracker (と Documents) にあなたのローカルファイルを検出させるには、XDG 互換のディレクトリ ('Documents' や 'Music' など) にファイルを保存する必要があります。詳しくは XDG ユーザーディレクトリを参照。

また、ホームディレクトリなどの特定のディレクトリを再帰的に検索するように Tracker を設定することも可能です。tracker-preferences を使って設定することができます。

GNOME のオンラインアカウント設定ページが正しく表示されない

Alacarte (メニューエディタ)との干渉により、GNOME のオンラインアカウントの設定ページが表示されないことがあります。そうなった場合、Alacarte の "Restore System Configuration" で gnome-control-center の欠けている機能を元に戻すことができます。(https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=1520431 を見てください。)

GNOME オンラインアカウントにログインすると空白のポップアップウィンドウが表示される

一部のサービス (Google、Microsoft など) ではログインに認証が必要なため、状況によっては (Nvidia ドライバなどにより)、ログインページにリダイレクトされずにポップアップが空白になります。この問題を解決するには、WebKit Composite を一時的に無効にします。

$ WEBKIT_DISABLE_COMPOSITING_MODE=1 gnome-control-center online-accounts

dconf-editor で設定が変更できない

dconf で設定が行えない場合、dconf のユーザー設定が破損している可能性があります。この場合 ~/.config/dconf/user* にあるユーザーの dconf ファイルを削除してその後 dconf-editor で設定を行うのがベストです。

拡張がシェルを破壊する

シェル拡張を有効にしたときに GNOME が壊れるときは、まずインストールディレクトリから user-themeauto-move-windows の拡張を削除してください。

インストールディレクトリは ~/.local/share/gnome‑shell/extensions, /usr/share/gnome‑shell/extensions, /usr/local/share/gnome‑shell/extensions のどれかです。上記の2つの拡張が入っているフォルダを削除することで修復できるはずです。直らない場合、試行錯誤して問題の拡張を分離してください。

前述のディレクトリに拡張が含まれているディレクトリを削除・追加するとシステムに対応する拡張が削除・追加されます。GNOME Shell の拡張に関する詳細は GNOME のウェブサイト を見て下さい。

extensions.gnome.org/local で拡張をアンインストールしたときに問題が発生した場合、pacman -S gnome-shell-extensions で拡張をシステム全体にインストールしたのが原因です。パッケージを削除すると全てのユーザーアカウントに影響が出ます。

GNOME 3 をアップデートした後に拡張が動作しない

ノート: 以下の方法では、サポートされていないバージョンの GNOME シェルを使用して拡張機能を有効化することができますが、拡張機能が正常に動作することを保証するものではありません。このような拡張機能をアクティブにしようとする最も可能性の高い結果は、 GNOME シェルがクラッシュして再起動を繰り返すことになります。

以下の設定を試す前に、extensions.gnome.org/local を開いて拡張のアップデートが存在しないか確認して下さい。

現在の GNOME バージョンに対応するアップデートが存在しない場合、次のコマンドを実行して拡張のバージョン検証を無効化します:

$ gsettings set org.gnome.shell disable-extension-version-validation true

もしくは、拡張を修正して、バージョン検証を満たすようにサポートするシェルのバージョンを変更します。拡張がインストールされているフォルダを探して下さい。おそらくは ~/.local/share/gnome-shell/extensions/usr/share/gnome-shell/extensions です。

拡張のサブフォルダにある metadata.json をそれぞれ編集してください。

編集後: "shell-version": ["3.x"]
編集前 (例): "shell-version": ["3.4"]

"3.x" は全てのバージョンのシェルで拡張が動作することを示します。これで破壊される場合、元に戻して下さい。

conky を動かしているとキーボードショートカットが機能しない

conky だけを動かしていると Alt+F2, Alt+F1, その他メディアキーショートカットなどの GNOME シェルのキーボードショートカットが動作しません。ただし gedit などの他のアプリケーションが動いているときは、キーボードショートカットは動作します。

解決方法: .conkyrc を編集してください。

own_window yes
own_window_transparent yes
own_window_argb_visual yes
own_window_type dock
own_window_class Conky
own_window_hints undecorated,below,sticky,skip_taskbar,skip_pager

Unable to apply stored configuration for monitors

このメッセージが表示されたときは xrandrgnome-settings-daemon plugin プラグインを無効にしてみてください:

$ dconf write /org/gnome/settings-daemon/plugins/xrandr/active false

カーソルテーマの一貫性

カーソルテーマ#デスクトップ環境を参照。

Alt-Key + マウスボタンでウィンドウの形を変えられない

GNOME 3.6 以上では、過去に使われていた Alt キーではなく Super キーを使ってマウスボタンで形を変えるようになっています (タイトルバー以外の場所からウィンドウをドラッグするキー)。GNOME の開発者は バグレポート によって 3.4 から 3.6 でこの変更をすることを決定しました。

マウスボタンの挙動を元の Alt キーに戻したい場合、次を実行:

$ gsettings set org.gnome.desktop.wm.preferences mouse-button-modifier '<Alt>'  
ノート: システム設定 > キーボード > ショートカット から上記の変更をすることはできません。

システムアイコンや GDM のログインのロードが遅い

Files のタイトルバーにあるアイコンなど、システムアイコンのロード問題は次のコマンドを実行することで直ります:

# gdk-pixbuf-query-loaders --update-cache

フォーラムスレッド に書かれているように、上記のコマンドを実行すると GDM でログインするときに "Oh no! Something has gone wrong!" エラーが画面に表示されたり、リロードが異常に遅い問題も解決します。

ウィンドウを最大化したときに表示に乱れが発生する

GNOME 3.12.0 現在、ウィンドウを最大化すると表示が乱れることがあります。フォーラムスレッドバグレポート を参照してください。解決方法は下のセクションで詳しく書いています: #Intel HD Graphics のティアリング解消

Intel HD Graphics のティアリング解消

DRI3

バグレポート によると、DRI3 には、GNOME Shell の Mutter コンポジタが 効率的な方法で Windows を vblank に同期できるようにする buffer_age 拡張機能が含まれています。バージョン 1:2.99.917+682+g4eaab17-1 以降、DRI3 は xf86-video-intel でデフォルトで有効になっています [1]

Intel TearFree

Xorg Intel TearFree オプション を有効にすることは、Intel アダプタのティアリング問題に対する既知の回避策です。ただし、このオプションの動作によりメモリ消費量が増加し、パフォーマンスが低下します。バグレポートの最終コメント を参照してください。

Mutter tweaks
ノート: この リポート では副作用があることが報告されており、すべてのケースでティアリングを修正できるわけではありません。

GNOME Shell の Mutter コンポジタには、ティアリングの問題に対処する調整機能があります (この修正の最初の提案 と、Freedesktop のバグレポート での言及を参照してください) この調整を有効にするには、次の行を /etc/environmentCLUTTER_PAINT=disable-clipped-redraws:disable-culling を追加します、次に Xorg サーバーを再起動して下さい。

Disable fullscreen unredirect

GNOME Shellはデフォルトでフルスクリーンアプリケーションのリダイレクトを解除します。これは、ティアリングが発生する可能性があります。これを無効にするには gnome shell の拡張 gnome-shell-extension-disable-unredirectAUR を使用して無効にできます。

マルチモニターを使っている場合にウィンドウが他のウィンドウの下で開いてしまう

新しいウィンドウが他のウィンドウの下に表示されてしまうのは GNOME Shell のバグです。この問題を解決するには、次のコマンドを実行:

$ gsettings set org.gnome.shell.overrides workspaces-only-on-primary false

ロックボタンでタッチパッドが有効にならない

ラップトップによってはタッチパッドを無効にするタッチパッドロックボタンが付いており、これを使うことでタッチパッドに触れるおそれを持たずにタイピングをすることができます。しかしながら現在 GNOME ではこのボタンを押すことでタッチパッドをロックすることはできても、アンロックすることはできません。タッチパッドがロックされたままの場合、以下を実行することでロックを解除できます:

$ xinput set-prop "SynPS/2 Synaptics TouchPad" "Device Enabled" 1

GNOME Shell のキーボードソースメニューが表示されない

ネットワークやボリューム、電源などのアイコンが表示されるステータス領域のとなりにキーボードの入力ソース (例えば英語キーボードレイアウトなら 'en') を表示するメニューが表示されます。キーボードソースメニューが表示されない場合、おそらく GNOME が認識できない方法で Xorg のキーボードレイアウトが設定されています。

メニューを表示するには、作成した Xorg キーボード設定を削除して localectl を使ってキーボードのロケールを設定してください。

コマンドを実行してログアウトすると、GDM や GNOME Shell デスクトップにキーボードの入力ソースメニューが表示されるはずです。詳しくは Input sources in GNOME を参照。

マウスカーソルが表示されない

gnome-settings-daemon で別のウィンドウマネージャを使っている場合、マウスカーソルが消えてしまうことがあります。次を実行して下さい:

$ gsettings set org.gnome.settings-daemon.plugins.cursor active false

画面がロックされているときにセッションメニューに再起動ボタンが表示されない

XScreenSaver がインストールされている場合、起動時に実行するようになっていないことを確認して下さい。GNOME#スタートアップアプリケーションを参照。

PulseAudio によって GNOME や GDM に遅延が発生する

システムワイドモードで PulseAudio を実行している場合、PulseAudio 7.0 のアップグレードによって GDM や GNOME が破壊されることがあります。詳しくは こちらのフォーラムポスト を見て下さい。

GNOME Shell Dash でアプリケーションの順番を変更しようとすると GNOME がクラッシュする

Dash は Activities をクリックしたときに、デフォルトで左側に表示される"ツールバー"です。ドラッグアンドドロップで Dash でアプリケーションの順番を変えることができます。順番が変わらなかったり、GNOME がクラッシュするときは、アイコンテーマを変更 してみてください。

Gnome 動画プレイヤー (Totem) で H264 動画が再生できない

コーデック#ヒントとテクニックを見てください。

ノートパソコンのフタを閉じてもサスペンドしない

GNOME はサスペンドについてデフォルトで以下のような挙動をするように設定されています:

  • 外部モニターが接続されていない場合、フタを閉じるとコンピュータをサスペンドする。
  • 外部モニターが接続されている場合、フタを閉じてもコンピュータをサスペンドしない。

現在 gnome-tweaks では後者の場合のモニターがコンピュータに接続されているときの挙動を変更することができません。モニターが接続されていないときにサスペンドしないように設定することは可能です。

ノート: フタを閉じた時の挙動は systemd によっても管理されています。電源管理#電源管理を参照。

gnome-shell / gnome-session がセッションの起動時にクラッシュする

ときどきログイン直後に gnome-session がクラッシュすることがあります。Wayland を使っている場合に発生しやすく、何度ログインしても失敗します。~/.config/gnome-session/saved-session のファイルを削除することで一時的に問題を回避することが可能です。セッションマネージャの auto-save-session 機能を無効化することで永続的な解決になります:

$ gsettings set org.gnome.SessionManager auto-save-session false

OpenGL での低パフォーマンスとカクつき

  • NVIDIA専用ドライバ使用時

おそらく こちらのバグ が性能劣化の原因です。mutter383ba566bd7c2a76d0856015a66e47caedef06b6 コミットをリバートする必要があります。ABS を使って prepare() 関数に git revert -n 383ba566bd7c2a76d0856015a66e47caedef06b6 を追加することでリバートしてビルドできます。もしくは mutter-performanceAUR をインストールするという方法もあります。

  • フリードライバ使用時

ビデオの再生が(少し)カクつくようなら、Wayland の代わりに GNOME on Xorg を試してみてください。

GNOME Wayland セッションが利用できない

GNOME Wayland はまだ複数の GPU による出力をサポートしていません。GNOME X11 に フォールバック してください。

ビデオデバイスのどれかひとつにのみディスプレイを接続している場合、以下をシステム環境変数に追加してください:

MUTTER_ALLOW_HYBRID_GPUS=1

一部のチップセットの 問題 を回避するには Early KMS を有効にしてください。

gnome-control-center が空でカテゴリが何も表示されない

(i3 など) 別のウィンドウマネージャを使っている場合、gnome-control-center は空のウィンドウで起動します。XDG_CURRENT_DESKTOP 変数を GNOME に設定してから起動する必要があります (スクリプトで設定するか ~/.profile で変数をエクスポートしてください):

export XDG_CURRENT_DESKTOP=GNOME
gnome-control-center &

(Fn)キーのショートカットを使用した時、 Gnome が1秒間フリーズする

これはブラジルのポルトガル語ABNT 2キーボードの問題です。 ブラジルポルトガル語を有効にしている場合、GNOMEでこの問題が発生する可能性があります。 この問題を修正してこのキーボードレイアウトを引き続き使用するには、次の行にコメントを入力して、スクロールロックボタンのマッピングを解除します。 /usr/share/X11/xkb/symbols/br:

 modifier_map Mod3   { Scroll_Lock };

そして、セッションを再開します。(ログアウトしてログイン)。

一部のアプリではズームイン/ズームアウトのキーボードショートカットが機能しない

そのような場合は、GNOME Tweaks( gnome-tweaks)を開き、[キーボードとマウス]> [追加のレイアウトオプション]ボタン>テンキーのレイアウトに移動します。 Disabled の値を Hexadecimal に変更します。

プリンターの設定が GNOME 設定で機能しない

CUPSsystem-config-printer をインストールする必要があります。

スクリーンリーダーが機能しない

espeak-ng をインストールします。 または、 festival を使用することもできます。

Gnome Software が archlinux パッケージを表示しない

gnome-software-packagekit-plugin をインストールします。

タッチパッドで右クリックが機能しない

ボタンが分割されているタッチパッド (ボタンレスタッチパッドなど) では、タッチパッドの右側 (またはその他の場所) を 1 本の指でタップすると、右ボタンではなく、左ボタンの動作が得られることがあります。

GNOME 3.28 の時点では、タッチパッドのデフォルトの動作は、マウスの右ボタンをエミュレートは、2 本指のタップです。この動作は、GNOME Tweaks (gnome-tweaks) で、左側のメニューの キーボードとマウス に移動し、次に マウスクリックエミュレーション オプションを選択することで変更できます。

クリック方法には次の値を使用できます:

Fingers 
デフォルト値、右クリックボタンをエミュレートするには 2 本の指を上に置きます (デフォルト)
Area 
右クリック動作の場合は button-right をタップし、中クリックの場合は button-middle をタップします。
Disabled 
マウスクリックエミュレーションなし

あるいは、この動作は、gsettings を使用してコマンドラインインターフェイスで変更することもできます。たとえば、areas のクリック方法を設定するには、次のようにします:

$ gsettings set org.gnome.desktop.peripherals.touchpad click-method areas

デバイスセキュリティ設定パネルの不安定な動作

こちらを参照 GNOME#デバイスのセキュリティ設定

Wayland でのカーソルサイズまたはテーマの問題

Telegram [2][3] などの一部の Qt アプリケーションではカーソル設定がされていない可能性があります これにより、カーソルのテーマやサイズが間違ってしまい、ウィンドウのサイズを変更できなくなる可能性があります。

XCURSOR_THEMEXCURSOR_SIZE 環境変数 を手動で設定します (例: XCURSOR_THEME=AdwaitaXCURSOR_PATH=/usr/share/icons または XCURSOR_SIZE=24)

現在のシステムのカーソルサイズのインライン取得を使用することもできます:

$ XCURSOR_SIZE="$(gsettings get org.gnome.desktop.interface cursor-size)" _executable

上記の変数が Wayland (Telegram など) で機能しない場合は、QT_QPA_PLATFORM=xcb も追加してみてください。

GNOME のソフトウェアレンダリングを強制する

GPU ドライバで問題が発生した場合は、次の 環境変数 を使用して GNOME セッションごとにソフトウェアレンダリングを強制できます。

Wayland セッションの場合:

MESA_LOADER_DRIVER_OVERRIDE=kms_swrast

X11 セッションの場合:

LIBGL_ALWAYS_SOFTWARE=1