「Remmina」の版間の差分
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+ | [https://remmina.org/ Remmina] は、Gitlab[https://www.gitlab.com/Remmina/Remmina] でホストされている [[GTK]] で書かれたリモートデスクトップクライアントです。SSH、VNC、RDP、NX、XDMCP のプロトコルをサポートしています。 |
== インストール == |
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{{Pkg|remmina}} パッケージを[[インストール]]してください。 |
{{Pkg|remmina}} パッケージを[[インストール]]してください。 |
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− | VNC サポートが必要なら {{Pkg|libvncserver}} パッケージをインストールします。 |
+ | * VNC サポートが必要なら {{Pkg|libvncserver}} パッケージをインストールします。 |
− | SPICE サポートが必要なら {{Pkg|spice-gtk}} パッケージをインストールします。 |
+ | * SPICE サポートが必要なら {{Pkg|spice-gtk}} パッケージをインストールします。 |
− | RDP |
+ | * RDP サポートが必要ならオプションの {{Pkg|freerdp}} もインストールします。 |
− | * {{Pkg|freerdp}} をインストールしても Remmina のドロップダウンメニューに RDP の選択肢が現れない場合、{{ic|killall remmina}} を実行して Remmina を完全に終了してください。Remmina を再起動したときに、RDP が使えるようになっているはずです。 |
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− | * Remmina 1.2.0 現在、freerdp を使用して RDP 接続を行うと頻繁に接続が切れてしまうという報告がありますが、デスクトップ RDP 接続は問題ありません。 |
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* パスワードの保存は [[GNOME Keyring]] に依存しています。 |
* パスワードの保存は [[GNOME Keyring]] に依存しています。 |
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+ | {{Note|1=もし必要なパッケージをインストールした後、Remmina のドロップダウンメニューで特定のプロトコル(例えば RDP)が利用できない場合は、まず Remmina を完全に終了してください:{{ic|killall remmina}} を実行します。Remmina を再起動すると、プロトコルが利用可能になるはずです。}} |
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== 使用方法 == |
== 使用方法 == |
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+ | Remmina の設定ファイル: |
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− | 前に保存した接続プロファイルを開くには次を実行: |
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− | $ |
+ | ${XDG_CONFIG_DIRS}/remmina.pref または ${XDG_CONFIG_HOME}/remmina/remmina.pref |
+ | 最初の Remmina 実行時には、システム全体の Remmina 設定ファイルが ${XDG_CONFIG_HOME} にコピーされます。 |
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− | 以下は {{ic|1=name=}} プロパティを元に接続プロファイルの名前を人間が読める形式に変更するスクリプトです: |
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+ | Remmina 接続プロファイルはサーバーへの接続を保存したもので、ファイル名は自動生成されますが、好きなファイル名で手動で作成することもできます。カスタムプロファイル名と場所を指定することが可能です。 |
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− | #!/bin/bash |
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− | cd ~/.remmina |
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− | ls -1 *.remmina | while read a; do |
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− | N=`grep '^name=' "$a" | cut -f2 -d=`; |
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− | [ "$a" == "$N.remmina" ] || mv "$a" "$N".remmina; |
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− | done |
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+ | ${XDG_DATA_DIRS}/FILE.remmina または ${XDG_DATA_HOME}/remmina/FILE.remmina |
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− | 起動時にトレイに最小化したい場合は、{{ic|-i}}/{{--icon}} オプションを使ってください。 |
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+ | |||
+ | 既存の接続プロファイルを使用して接続するには: |
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+ | remmina -c FILE.remmina |
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+ | URIを使用してクイック接続するには: |
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+ | remmina -c rdp://username@server |
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+ | remmina -c rdp://domain\\username@server |
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+ | remmina -c vnc://username@server |
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+ | remmina -c vnc://server?VncUsername=username |
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+ | remmina -c ssh://user@server |
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+ | remmina -c spice://server |
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+ | 暗号化されたパスワードを使用してURIでクイック接続するには: |
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+ | |||
+ | remmina -c rdp://username:encrypted-password@server |
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+ | remmina -c vnc://username:encrypted-password@server |
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+ | remmina -c vnc://server?VncUsername=username\&VncPassword=encrypted-password |
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+ | |||
+ | URIで使用するパスワードを暗号化するには: |
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+ | |||
+ | remmina --encrypt-password |
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+ | Remmina 接続プロファイルのユーザーネームとパスワードを更新し、異なる解像度モードを設定するには: |
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+ | echo "ausernamenapassword" | remmina --update-profile /PATH/TO/FOO.remmina --set-option username --set-option resolution_mode=2 --set-option password |
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== 参照 == |
== 参照 == |
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* [https://gitlab.com/Remmina/Remmina/issues バグトラッカー] - アプリケーション用 |
* [https://gitlab.com/Remmina/Remmina/issues バグトラッカー] - アプリケーション用 |
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* [https://github.com/FreeRDP/FreeRDP/wiki Project wiki] - 詳細な資料 |
* [https://github.com/FreeRDP/FreeRDP/wiki Project wiki] - 詳細な資料 |
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+ | {{TranslationStatus|Remmina|2024-07-02|747656}} |
2024年7月2日 (火) 19:54時点における最新版
Remmina は、Gitlab[1] でホストされている GTK で書かれたリモートデスクトップクライアントです。SSH、VNC、RDP、NX、XDMCP のプロトコルをサポートしています。
インストール
- VNC サポートが必要なら libvncserver パッケージをインストールします。
- SPICE サポートが必要なら spice-gtk パッケージをインストールします。
- RDP サポートが必要ならオプションの freerdp もインストールします。
- パスワードの保存は GNOME Keyring に依存しています。
使用方法
Remmina の設定ファイル:
${XDG_CONFIG_DIRS}/remmina.pref または ${XDG_CONFIG_HOME}/remmina/remmina.pref
最初の Remmina 実行時には、システム全体の Remmina 設定ファイルが ${XDG_CONFIG_HOME} にコピーされます。
Remmina 接続プロファイルはサーバーへの接続を保存したもので、ファイル名は自動生成されますが、好きなファイル名で手動で作成することもできます。カスタムプロファイル名と場所を指定することが可能です。
${XDG_DATA_DIRS}/FILE.remmina または ${XDG_DATA_HOME}/remmina/FILE.remmina
既存の接続プロファイルを使用して接続するには:
remmina -c FILE.remmina
URIを使用してクイック接続するには:
remmina -c rdp://username@server remmina -c rdp://domain\\username@server remmina -c vnc://username@server remmina -c vnc://server?VncUsername=username remmina -c ssh://user@server remmina -c spice://server
暗号化されたパスワードを使用してURIでクイック接続するには:
remmina -c rdp://username:encrypted-password@server remmina -c vnc://username:encrypted-password@server remmina -c vnc://server?VncUsername=username\&VncPassword=encrypted-password
URIで使用するパスワードを暗号化するには:
remmina --encrypt-password
Remmina 接続プロファイルのユーザーネームとパスワードを更新し、異なる解像度モードを設定するには:
echo "ausernamenapassword" | remmina --update-profile /PATH/TO/FOO.remmina --set-option username --set-option resolution_mode=2 --set-option password
参照
- バグトラッカー - アプリケーション用
- Project wiki - 詳細な資料