「GNUnet」の版間の差分
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Note that an update with GNUnet will not make the old content unavailable, GNUnet merely allows the publisher to point users to more recent versions. |
Note that an update with GNUnet will not make the old content unavailable, GNUnet merely allows the publisher to point users to more recent versions. |
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+ | GNUnet には、独自のデーモン管理システムである ''自動再起動マネージャー'' (GNUnet サービスに限定) が付属しています。 |
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− | GNUnet comes with an own daemon management system, the ''Automatic Restart Manager'' (limited to the GNUnet services). |
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+ | [[systemd]] を使用せずにシステム サービスを手動で開始するには、{{ic|gnunet-arm}} ユーティリティを「{{ic|gnunet}} ユーザー として起動します。 |
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− | To start the system services manually without [[systemd]] launch the {{ic|gnunet-arm}} utility ''as {{ic|gnunet}} user'': |
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$ sudo -u gnunet gnunet-arm -c /etc/gnunet.conf -s |
$ sudo -u gnunet gnunet-arm -c /etc/gnunet.conf -s |
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+ | systemd を使用せずにシステム サービスを手動で終了するには、次のコマンドを起動します。 |
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− | To end the system services manually without systemd, launch: |
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$ sudo -u gnunet gnunet-arm -c /etc/gnunet.conf -e |
$ sudo -u gnunet gnunet-arm -c /etc/gnunet.conf -e |
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+ | systemd を使用せずにユーザー サービスを手動で開始するには、{{ic|gnunet-arm}} ユーティリティを ''現在のユーザーとして'' 起動します。 |
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− | To start the user services manually without systemd, launch the {{ic|gnunet-arm}} utility ''as current user'': |
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$ gnunet-arm -c ~/.config/gnunet.conf -s |
$ gnunet-arm -c ~/.config/gnunet.conf -s |
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+ | systemd を使用せずにユーザーサービスを手動で終了するには、次のコマンドを起動します。 |
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− | To end the user services manually without systemd, launch: |
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$ gnunet-arm -c ~/.config/gnunet.conf -e |
$ gnunet-arm -c ~/.config/gnunet.conf -e |
2023年5月28日 (日) 15:49時点における版
GNUnet は中央サーバーや信頼機関を使わないセキュアなピアツーピアネットワークを提供するフレームワークです。現在、フレームワークを使って実装されたサービスとして検閲を免れるファイル共有があります。
Wikipedia:ja:GNUnet も参照してください。
インストール
GNUnet は gnunetAUR パッケージでインストールできます。グラフィカルインターフェイスも使いたい場合は gnunet-gtkAUR をインストールしてください。
もしくは、最新の git バージョンを gnunet-gitAUR と gnunet-gtk-gitAUR パッケージでインストールすることもできます。
設定
もしくは、ターミナルからピアを今すぐ起動するには:
# gnunet-arm -s
How to start and stop a GNUnet peer も参照してください。
使用方法
GNUnet ネットワークへの参入
gnunet
システムサービスを 起動、場合によっては 有効化 します。一部の操作では、gnunet
ユーザーサービスも開始する必要があります。
ネットワークを確認する
通常のユーザーとして gnunet-peerinfo
コマンドを起動することで、ネットワークの現在の状態を確認できます。
$ gnunet-peerinfo
ピア ID の起動を確認するには:
$ gnunet-peerinfo -s
直接接続しているピア (これらを "neighbours" と呼びます) を一覧表示するには、次のコマンドを実行します。
$ gnunet-core
ファイル共有
デフォルトでは、ファイル共有サービスは ユーザーごと に実行されます。つまり、システムとユーザーの両方の gnunet
サービス を 起動 する必要があります。このオプションを変更して マシンごと にファイル共有を実行したい場合は、それに応じて /etc/gnunet.conf
を編集します。
[fs] ... RUN_PER_USER = NO ... UNIXPATH = $GNUNET_RUNTIME_DIR/gnunet-service-fs.sock ...
ファイルを検索する
gnunet-search
を使用して、キーワード (これらは必ずしもファイル名に関連しているわけではありません) を使用してファイルを検索します。たとえば、"commons" キーワードでインデックス付けされたファイルを検索するには、次のコマンドを起動します。
$ gnunet-search --timeout='10 s' 'commons'
タイムアウトを指定しないと (上記の例では 10 秒)、gnunet-search
は永久に実行され、ユーザーが CTRL-C を押すのを待ちます。
gnunet-search
コマンドには、印刷出力を操作するための --printf
オプションがあります。これは、find
ユーティリティです。詳細については、man gnunet-search
と入力してください。
検索結果を "GNUnet ディレクトリ" として保存する
gnunet-search
の -o
オプションを使用して、検索結果を "GNUnet ディレクトリ" (.gnd
ファイル) として保存します。この場合、出力は印刷されます (-s
オプション)
たとえば、3 秒間検索し、"commons" キーワードによって得られた結果を three-seconds-commons.gnd
という名前のファイルに保存するには、次のように起動します。
$ gnunet-search -s -t 3s -o three-seconds-commons.gnd 'commons'
後で three-seconds-commons.gnd
の内容を検査したい場合は、次のコマンドを起動できます。
$ gnunet-directory three-seconds-commons.gnd
ダウンロード
gnunet-search
の出力は、デフォルトでは、通常のユーザーとして直接コピーして起動できる gnunet-download
コマンドのリストです。
たとえば、gnunet-search 'commons'
によって生成された出力を使用すると、
$ gnunet-search 'commons'
#1: gnunet-download -o "Liotard (2017)_ Fablab - a new space for commons based peer production.pdf" gnunet://fs/chk/C6369DRQ3S8RYK1FD5VDE666W2HVEJ5G5GJRX29BH6ZM08CBRWS7FY9326RBJ4G0N8V1RJ2N802KBYZT7RJT2EDK1J9JR2DXK5MTVM0.4SXJCK9NT5XGCZ0YAJ0ETXJJGY3P2SMNZ0Q94N775YEX9SXS2RW5FWRFK4GMBTP668Z3R8QZZ4WSHW1KG1AVQ5VFC1VF5T3WF57GT58.336423 #2: gnunet-download -o "Rose, Carol (1986)_ The Comedy of the Commons_ Commerce, Custom, and inherently Public Property.pdf" gnunet://fs/chk/TQK3A2C279EJQ50B1TQWFNTPMGQZJJ4JXYTF2D88D03H038TB7SVVSRBT74FMYPNZ47YZSV096PVVZH0TQ3B8KBVBV2H8GN9VAASTJR.CQ7M7843MGPZCV8M26NKH6EB5MBGZAXRWCF39YS668WM6F22D214GSXNTJ4RYGE7XF68VPZM4C19XR48TT4J8WH8S2E00C96Q8K6790.1593230 #3: gnunet-download -o "Hardin, Garett (1968)_ Tragedy of the Commons.pdf" gnunet://fs/chk/Y1FD7D123CEGWDW544YDEP15YA5E7ZD2XRSJBNP0847A5JXMMZEZ0XACGRG42BBBTGKZ0ZCBW0A9T6196Z5N26HA6SP1T8GDAT5H5SG.RN38G25DMYG3TBQJEGWDZT2B84N1JYYJZ8VRJ8HG2G1A4EFD4GH5TZXB0RXV7QEMZBSKWCCEF736FXNH6C5BYKG9DSTV99ETFGC93R0.1520328 ...
起動して、
$ gnunet-download -o "Hardin, Garett (1968)_ Tragedy of the Commons.pdf" gnunet://fs/chk/Y1FD7D123CEGWDW544YDEP15YA5E7ZD2XRSJBNP0847A5JXMMZEZ0XACGRG42BBBTGKZ0ZCBW0A9T6196Z5N26HA6SP1T8GDAT5H5SG.RN38G25DMYG3TBQJEGWDZT2B84N1JYYJZ8VRJ8HG2G1A4EFD4GH5TZXB0RXV7QEMZBSKWCCEF736FXNH6C5BYKG9DSTV99ETFGC93R0.1520328
これにより、現在のディレクトリに Hardin, Garett (1968)_ Tragedy of the Commons.pdf
がダウンロードされます。
リモート GNUnet ディレクトリをダウンロードせずにマウントする
gnunet-fuseAUR という名前のモジュールは、GNUnet ネットワークからリモート ディレクトリをマウントするために開発されました。gnunet-fuse
を使用すると、GNUnet ネットワーク上に公開されたディレクトリを読み取り専用ファイルシステムとしてマウントし、通常のファイル操作を使用してアクセスできます。gnunet-download
を介してディレクトリを再帰的にダウンロードするのとは対照的に、これにはファイルがオンデマンドでダウンロードされるという利点があります。アクセスしたファイル (またはディレクトリ) のみがダウンロードされます。詳細については、モジュールをインストールし、"man gnunet-fuse
" と入力してください。
アップロード
GNUnet ファイル共有ネットワーク上でファイルを公開するには、後で他の人がファイルを検索するために使用できるキーワードを選択する必要があります。
キーワードは厳密には必須ではありませんが、推奨されます。これは、GNUnet ではファイル名ではなくキーワードによる検索が許可されているためです。GNUnet の依存関係である libextractor ライブラリは、ファイルからキーワードを自動的に抽出できますが、独自のキーワードを入力することもできます。
次の例では、キーワード "commons" と "state" を使用して、ostrom.pdf
という名前のファイルを公開します。
$ gnunet-publish -k 'commons' -k 'state' ostrom.pdf
Publishing `/srv/filesharing/gnunet/ostrom.pdf' done. URI is `gnunet://fs/chk/M57S...
GNUnet ユーザーは、gnunet-search
コマンドを使用してファイルを検索できるようになりました。
$ gnunet-search 'commons'
#1: gnunet-download -o "ostrom.pdf" gnunet://fs/chk/M57S...
現在公開されているすべてのファイルをリストするには、gnunet-fs -i
を起動します。後でファイルの共有を停止したい場合は、gnunet-unindex filename
を使用できます (この例では、gnunet-unindex 'ostrom.pdf'
)
ファイルが公開されると、ファイルのインデックスに使用されたキーワードを取得することはできません (つまり、逆検索) ただし、さらにキーワードを追加することはいつでも可能です。
新しくアップロードされたファイルがピアに表示されるまでには、しばらく時間がかかる (最大で数時間) 場合があることに注意してください。
gnunet-publish
コマンドには、インデックスを付けずにファイルを公開するためのオプション -n
または同等の --noindex
が用意されています。使用すると、GNUnet は完全な挿入を実行し、ファイル全体を暗号化された形式で GNUnet データベースに保存します。
このオプションは、検閲が厳しい国で検閲されたファイルの場合に、GNUnet を実行しているコンピュータに物理的にアクセスした人が現在公開されているファイルを知ることを回避する目的で作成されました。--noindex
オプションを使用して公開されたファイルは、ネットワークからダウンロードされたチャンクとして表示されるため、非公開またはインデックス付けを解除することはできません (そもそもインデックス付けされていません)。ただし、公開中にコンテンツの優先順位を低く指定し (--prio
)、データベースがいっぱいになったときに公開されるコンテンツが簡単に失われてもよいことを GNUnet に伝えることは常に可能です。
詳細については、the chapter on file-sharing in the handbook を参照してください。https://gnunet.org/en/use.html#filesharing も参照してください。
インデックス付きファイルの変更と削除
- ファイルを変更すると、ファイルのURIが変わります。したがって、GNUnet はこれをまったく別のファイルと見なし、インデックス付きファイルは見つからないとみなします。したがって、最初に元のファイルのインデックスが解除されていることを確認し (
gnunet-unindex
コマンドを使用)、ファイルを変更してから、新しいファイルにインデックスを付けて、ネットワーク経由でアクセスできるようにします。 - ファイルシステムからファイルを削除する場合は、まずそのファイルのインデックスを解除する必要があります。
- 公開されたファイルを多かれ少なかれ頻繁に更新する必要があることが事前にわかっている場合は、GNUnet#更新可能なファイルの公開 を参照してください。
ダウンロード + 共有
GNUnet ファイル共有ネットワークは DHT です (Wikipedia:ja:分散ハッシュテーブル を参照) DHT のピアとして、ユーザーはさまざまなファイルのチャンクをディスク上に保存します。これは、ダウンロードしていないファイルやダウンロードしたファイルであっても です。どのファイルが保存されるかは、DHT 距離メトリック/アルゴリズムによって異なります。
技術的には、ファイルが完全にダウンロードされていない限り、ファイルの一部のみが保存されます。これらはキャッシュ (通常は /var/lib/gnunet/.local/share/gnunet
の下) に保存されます。DHT クエリがキャッシュされた部分の 1 つについてピアに到達すると、ピアはそれを提供します。ファイル共有ブロックの保存に使用されるデータベースは有限 (構成可能なクォータ以下) に保たれ、すべてのキャッシュされた部分は期限切れになり、新しいファイル用のスペースを確保できます。
誰かが GNUnet ネットワークでファイルを共有すると、そのファイルの分散チャンクはネットワークのキャッシュにしばらく残り、ファイルを共有した人がオフラインになってもファイルは利用可能なままになります。しかし、元の発行者が行方不明になり、他の誰もファイルを 明示的に (gnunet-publish
を使用して) 共有しなかった場合、ピアのキャッシュが期限切れになるか、ピアがオフラインになると、そのファイルは最終的に利用できなくなります。
ファイルが GNUnet ネットワークに確実に残るようにする唯一の方法は、ファイルをダウンロードした後に (gnunet-publish
を使用して) 明示的に再公開し、ファイルを公開するマシンが定期的にネットワークにアクセスできるようにすることです。
ダウンロード後にファイルを公開すると、再公開用に選択されたキーワードに関係なく、ファイルがダウンロードされたときと同じ URI (以下の例では gnunet://fs/chk/Y1FD...
) が常に生成されます。
$ gnunet-download -o 'Hardin, Garett (1968)_ Tragedy of the Commons.pdf' gnunet://fs/chk/Y1FD...
100% [============================================================] Downloading `Hardin, Garett (1968)_ Tragedy of the Commons.pdf' done (160 b/s).
$ gnunet-publish -k 'tragedy' 'Hardin, Garett (1968)_ Tragedy of the Commons.pdf'
Publishing `/srv/filesharing/gnunet/Hardin, Garett (1968)_ Tragedy of the Commons.pdf' done. URI is `gnunet://fs/chk/Y1FD...
VPN
GNUnet は VPN を提供しており、これを使用してインターネット接続を共有したり (これは Tor 出口ノードを実行するのと同じように危険な可能性があります)、ホスト上のサービスへのアクセスを提供したりできます (これらのサービスは安全です)
GNUnet で VPN をセットアップする方法については、https://gnunet.org/en/use.html#vpn を参照してください。
GNU ネームサービス (GNS)
GNU ネーム サービス (GNS) は、ドメイン名前解決 (DNS) に代わる完全に分散化された代替手段であり、後者と同じ重大なセキュリティ上の欠陥に悩まされることはありません (セキュリティの問題 を参照)
GNS の使用方法については、https://gnunet.org/en/use.html#gns_cli および https://gnunet.org/en/use.html#gns_browser を参照してください。
他の GNUnet ユーザーとチャットする
GNUnet ユーザーとチャットするには、gnunet-messenger
ユーティリティを使用できます。"これには、gnunet.service
ユーザーユニット を 起動 する必要があります" (おそらく、gnunet.service
システムユニットと一緒に – マルチユーザー設定で現在のユーザーとしてデーモンを起動する を参照してください) たとえば、"アリス" というニックネームを使用して "miscellanea" ルームに入るには、
$ gnunet-messenger -e alice -r miscellanea
* Welcome to the messenger, 'alice'! * You try to open a room... * You joined the room. [EHDA8T] * 'anonymous' opened the room on: 2ABN944E16FTWFMOKTMQ5JMPQ233YSPBKC47XR2DHSPQCQ8GYK80 [EHDA8T] * 'anonymous' gets renamed to 'alice' █
App ecosystem
GNUnet GTK
GNUnet GTK is a collection of graphical interfaces for the GNUnet framework. It ships the following GTK applications:
gnunet-conversation-gtk
gnunet-fs-gtk
gnunet-namestore-gtk
gnunet-peerinfo-gtk
gnunet-setup
gnunet-statistics-gtk
To install GNUnet GTK download the gnunet-gtkAUR package.
Messenger GTK
Currently several graphical user interfaces for chatting on the GNUnet network are being developed. One of these is Messenger GTK (messenger-gtkAUR, or messenger-gtk-gitAUR for the development version), a mobile-friendly GTK graphical user interface for chatting with GNUnet users. For chatting via command line, see Messenger CLI (messenger-cliAUR or messenger-cli-gitAUR for the development version).
Web User Interface
A Web interface for GNUnet exists and is available as gnunet-webui-gitAUR.
re:claimID
re:claimID is a decentralized Identity Provider (IdP) service built on top of the GNU Name System. It allows users to securely share personal information with websites using standardized protocols (OpenID Connect).
For users re:claimID offers an extension for Firefox and an extension for Chromium for managing re:claimID identities in the web browser (the gnunetAUR package needs to be installed).
After having installed the extension it will be possible to add a new identity to the local re:claimID instance and add some attributes to it by visiting https://ui.reclaim/ (the link will not work without the extension installed).
For more information, please refer to the manual.
GNU Taler
GNU Taler is a microtransaction and electronic payment system built on top of GNUnet. Differently than other distributed payment systems Taler is not based on a blockchain, but on blind signatures instead.
For more information please consult the official documentation. See also packages syncAUR, taler-exchangeAUR, taler-mdbAUR, taler-merchantAUR and taler-twisterAUR.
GNU Anastasis
GNU Anastasis is a protocol and implementation that allows users to securely deposit core secrets with an open set of escrow providers and to recover these secrets if their original copies are lost. Anastasis is available on AUR (anastasisAUR and anastasis-gtkAUR). For more information please consult https://www.gnu.org/software/anastasis/ and https://anastasis.lu/.
Troubleshooting
GNUnet fails to publish files
A common mistake for who does not understand how the GNUnet services work is that of trying to publish files located in the home directory (or in its subdirectories) when the file sharing service is not running for the current user. The problem is that the gnunet
system user (which runs the GNUnet system service) has normally no access to the home directories of other users.
An easy solution is to create a shared directory, where only users that belong to the gnunet
group have write permissions, and use it to place the files that will be published. For instance, /srv/filesharing/gnunet
could be a good choice:
# install -dm775 -g gnunet -o gnunet /srv/filesharing/gnunet
Each user belonging to the gnunet
group can then create a link to it in their home directory,
$ ln -s /srv/filesharing/gnunet ~/Publishing
which can be dereferenced by gnunet-publish
:
$ (cd ~/Publishing && gnunet-publish -k commons ostrom.pdf) && gnunet-fs -i
/srv/filesharing/gnunet/ostrom.pdf
If you prefer to run the file sharing service as current user, edit /etc/gnunet.conf
accordingly:
[fs] ... RUN_PER_USER = YES ... UNIXPATH = $GNUNET_USER_RUNTIME_DIR/gnunet-service-fs.sock ...
Low bandwidth
It is recommended for file-sharing that you increase GNUnet's bandwidth restrictions from the actually pretty low defaults. The example below sets the WAN and LAN limits to unlimited
.
$ gnunet-config -s ats -o WAN_QUOTA_IN -V unlimited $ gnunet-config -s ats -o WAN_QUOTA_OUT -V unlimited $ gnunet-config -s ats -o LAN_QUOTA_IN -V unlimited $ gnunet-config -s ats -o LAN_QUOTA_OUT -V unlimited
/var/lib/gnunet/ grows too big
GNUnet's cache is kept finite and cannot grow forever. However the quota reserved for it by default is not small (currently 5 GB). To reduce this number, you must assign your preferred value to the QUOTA
key in the datastore
section of /etc/gnunet.conf
.
/etc/gnunet.conf
... [datastore] ... QUOTA = 2 GB ...
/var/lib/gnunet/ is left after uninstall
The /var/lib/gnunet/
directory is the home directory of the gnunet
system user, which is left after uninstalling GNUnet. If you are sure that you are never going to use GNUnet ever again, launch:
# userdel -r gnunet # groupdel gnunetdns
The network is too static
By default GNUnet bootstraps itself using a hostlist
file downloaded from internet (plain https
) every time it connects to the network. If you want to instruct it to learn and memorize host lists provided by other peers you need to add the -e
option to the OPTIONS
key under hostlist
in /etc/gnunet.conf
. Further options are also available.
/etc/gnunet.conf
... [hostlist] ... # Options: # -p : provide a hostlist as a hostlist servers # -b : bootstrap using configured hostlist servers # -e : enable learning advertised hostlists # -a : advertise hostlist to other servers OPTIONS = -b -e -a -p ...
Tips and tricks
Launching the daemon as current user in a multi-user setup
After a fresh install the user configuration file is missing. In a multi-user setup this is almost only used (if needed) to start and stop the gnunet.service
user unit while the system daemon is running, hence it is generally enough to create a minimal configuration file containing only:
~/.config/gnunet.conf
[arm] START_SYSTEM_SERVICES = NO START_USER_SERVICES = YES
Without setting START_SYSTEM_SERVICES
to NO
, launching the daemon as current user while the system daemon is running will result in duplicate processes.
See The Multi-User Setup, in the manual for further insight.
A button for switching GNUnet on and off
If you use GNOME you might want to install the Systemd Manager shell extension (gnome-shell-extension-systemd-managerAUR) and add GNUnet to it:
$ dconf write /org/gnome/shell/extensions/systemd-manager/systemd \ '['\''{"name":"GNUnet system service","service":"gnunet.service","type":"system"}'\'', '\''{"name":"GNUnet user service","service":"gnunet.service","type":"user"}'\'']'
(After installing the extension you might need to restart the session.)
Single-user setup
The GNUnet peer can be started also from the current user without running the gnunet
system service. For a single-user setup make sure that START_SYSTEM_SERVICES
and START_USER_SERVICES
are set to YES
in ~/.config/gnunet.conf
:
~/.config/gnunet.conf
[arm] START_SYSTEM_SERVICES = YES START_USER_SERVICES = YES
To start the peer as current user, start the gnunet.service
user unit. To stop a peer which is running as current user, stop the gnunet.service
user unit.
For further information, please refer to the chapter on the single-user setup in the handbook.
Publishing updatable files
It is possible to publish "updatable" files (i.e., files for which you might want to release a different version in the future, advertising that it is the same file – just updated – and not a different one). To release an updatable file you need to create an ego and use it to sign the file. This is the only way to assure that a malicious party cannot supply counterfeited updates.
To create an ego the gnunet-identity
utility is available, for which the gnunet.service
user unit needs to be started (possibly along with the gnunet.service
system unit – see #Launching the daemon as current user in a multi-user setup). For instance, to create an ego named "caroline", start the gnunet
user unit and launch:
$ gnunet-identity -C caroline
Now that you have created an ego, you need to specify a string that identifies the current release of the file (the -t
option), and already now the string that will identify your planned next version (the -N
option) – you will have to remember the latter. Any content is possible for both strings.
$ gnunet-publish -P caroline -t 'diary version 1' -N 'diary version 2' -k 'diary' until-2020/my_diary.md
Publishing `/srv/filesharing/gnunet/until-2020/my_diary.md' done. URI is `gnunet://fs/chk/AF26...'. Namespace URI is `gnunet://fs/sks/V3TK.../diary version 1'.
When an update will be ready, you will have to use the same string that you had previously chosen for it ("diary version 2" in our example), possibly accompanying it with another name for a further update (if applicable):
$ gnunet-publish -P caroline -t 'diary version 2' -N 'diary version 3' -k 'diary' until-2021/my_diary.md
Publishing `/srv/filesharing/gnunet/until-2021/my_diary.md' done. URI is `gnunet://fs/chk/5Y7V...'. Namespace URI is `gnunet://fs/sks/V3TK.../diary version 2'.
If you decide that an update will be the last one, omit the -N
option (will not allow any future updates).
Note that an update with GNUnet will not make the old content unavailable, GNUnet merely allows the publisher to point users to more recent versions.
systemd を使用しない GNUnet の起動と停止
GNUnet には、独自のデーモン管理システムである 自動再起動マネージャー (GNUnet サービスに限定) が付属しています。
systemd を使用せずにシステム サービスを手動で開始するには、gnunet-arm
ユーティリティを「gnunet
ユーザー として起動します。
$ sudo -u gnunet gnunet-arm -c /etc/gnunet.conf -s
systemd を使用せずにシステム サービスを手動で終了するには、次のコマンドを起動します。
$ sudo -u gnunet gnunet-arm -c /etc/gnunet.conf -e
systemd を使用せずにユーザー サービスを手動で開始するには、gnunet-arm
ユーティリティを 現在のユーザーとして 起動します。
$ gnunet-arm -c ~/.config/gnunet.conf -s
systemd を使用せずにユーザーサービスを手動で終了するには、次のコマンドを起動します。
$ gnunet-arm -c ~/.config/gnunet.conf -e