「Equinox Desktop Environment」の版間の差分
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[http://equinox-project.org/ Equinox Desktop Environment (EDE)] はシンプルで、極端に軽量で高速な DE です。 |
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− | 最も基本的な環境を提供することに特化しています: ウィンドウマネージャ (デフォルトでは [[PekWM]] が使用されます)、パネルを含むシンプルな GUI、リムーバルメディアを監視するデーモン、通知デーモン。後は設定プログラムや電卓などしかありません。バージョン 2.0 から、EDE は FreeDesktop.org のガイドラインに従っています。 |
+ | 最も基本的な環境を提供することに特化しています: ウィンドウマネージャ (デフォルトでは [[PekWM]] が使用されます)、パネルを含むシンプルな GUI、リムーバブルメディアを監視するデーモン、通知デーモン。後は設定プログラムや電卓などしかありません。バージョン 2.0 から、EDE は FreeDesktop.org のガイドラインに従っています。 |
他のデスクトップ環境と異なり、EDE² は [http://fltk.org FLTK ツールキット] を使っています。特に RAM が少ない環境や、システムを徹底的にカスタマイズしたいと思っているユーザー、機能やアプリケーションで肥大化してない GUI を必要としているユーザーに適しています。 |
他のデスクトップ環境と異なり、EDE² は [http://fltk.org FLTK ツールキット] を使っています。特に RAM が少ない環境や、システムを徹底的にカスタマイズしたいと思っているユーザー、機能やアプリケーションで肥大化してない GUI を必要としているユーザーに適しています。 |
2018年1月31日 (水) 21:02時点における最新版
Equinox Desktop Environment (EDE) はシンプルで、極端に軽量で高速な DE です。
最も基本的な環境を提供することに特化しています: ウィンドウマネージャ (デフォルトでは PekWM が使用されます)、パネルを含むシンプルな GUI、リムーバブルメディアを監視するデーモン、通知デーモン。後は設定プログラムや電卓などしかありません。バージョン 2.0 から、EDE は FreeDesktop.org のガイドラインに従っています。
他のデスクトップ環境と異なり、EDE² は FLTK ツールキット を使っています。特に RAM が少ない環境や、システムを徹底的にカスタマイズしたいと思っているユーザー、機能やアプリケーションで肥大化してない GUI を必要としているユーザーに適しています。
インストール
EDE はあまり一般的なソフトウェアとは言えません。基本的に自分でコンパイルする必要があります。ただし Arch Linux には、ビルド済みのパッケージが存在し、カスタムリポジトリからインストールできます。
インストール (パッケージ)
EDE のリポジトリを有効にするには、以下を /etc/pacman.conf
に追加してください:
[ede] SigLevel = Optional Server = http://ede.elderlinux.org/repos/archlinux/$arch
そしてデータベースファイルを更新します:
# pacman -Syy
リポジトリを追加したら pacman で EDE のパッケージをインストールできます:
# pacman -S ede
このリポジトリでは EDE を4つのパッケージに分けています:
- edelib
- ede-common
- ede
- ede-wallpapers (任意)
インストール (AUR)
自分で EDE をビルドすることも可能です。ありがたいことに Arch では AUR にパッケージがあるので、あまり労力を費やさないでビルドすることができます。
2つのパッケージが存在し、edelibAUR は EDE の依存パッケージで、edeAUR が実際の DE です。
DE の起動
EDE を立ち上げるにはディスプレイマネージャを使用するか startx を使って下さい。後者を使用する場合、以下をユーザーの .xinitrc に書いて下さい:
exec startede
アプリケーション
EDE はベアボーン DE であり、ファイルマネージャやテキストエディタなどの一般的なアプリケーションを使いたい場合は自分で追加する必要があります。自由に選択してください。
DE の性質から言って、軽量なソフトウェアをインストールするのが理にかなっているでしょう。ただし、FLTK のアプリケーションはあまり多くはないので、GTK+ など別のツールキットを使用することになると思います。