KDE パッケージガイドライン
32ビット – CLR – クロス – Eclipse – Electron – Free Pascal – GNOME – Go – Haskell – Java – KDE – カーネル – Lisp – MinGW – Node.js – ノンフリー – OCaml – Perl – PHP – Python – R – Ruby – Rust – VCS – ウェブ – Wine
Arch Linux の KDE パッケージは特定の形式に従っています。
目次
ビルドディレクトリ
CMake パッケージをビルドするときはプロジェクトのルート以外にビルドディレクトリを作成して、そのディレクトリから cmake を実行することが推奨されます。この場合 PKGBUILD は以下のようになります:
prepare() { mkdir -p build } build() { cd build cmake ../${pkgname}-${pkgver} }
インストールプレフィックス
すべてのパッケージは、cmake_install_prefix
変数を設定する必要があります。
-DCMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr
ビルドタイプ
通常、ビルドタイプを指定する必要はありません。これにより、CMake は CFLAGS
、CPPFLAGS
などの環境変数を尊重するようになります。[1]
Qt バージョンを強制する
KF パッケージの命名
Plasma ウィジェット
Plasma ウィジェット(以前の Plasmoids)パッケージは、plasma6-applets-widgetname
という名前にするべきです。これにより、Plasma 6 関連のパッケージとして認識され、公式パッケージとの差別化ができます。plasma6-applets の例 を参照してください。
ランナー
Plasmaランナーパッケージは、plasma6-runners-runnername
という名前にするべきです。これにより、Plasma 6 関連のパッケージとして認識され、公式パッケージとの差別化ができます。plasma6-runners の例 を参照してください。
サービスメニュー
サービスメニューパッケージは、kf6-servicemenus-servicename
という名前にするべきです。これにより、KF6 関連のパッケージとして認識されます。kf6-servicemenus の例 を参照してください。
テーマ
Plasma テーマパッケージは、plasma6-themes-themename
という名前にするべきです。これにより、Plasma 6 関連のパッケージとして認識されます。plasma6-themes の例 を参照してください。
アイコンと .desktop ファイルのインストール
一部の KDE ソフトウェアは、hicolor テーマのアイコンと .desktop
ファイルを提供しており、これらは pacman フック 経由でインストールする必要があります。.install
でこれらのタイプのファイルに対してインストールコマンドを使用しないでください。不要な二重実行が発生する可能性があります。