「Rust パッケージガイドライン」の版間の差分
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2019年5月6日 (月) 00:05時点における版
パッケージ作成ガイドライン
32ビット – CLR – クロス – Eclipse – Electron – Free Pascal – GNOME – Go – Haskell – Java – KDE – カーネル – Lisp – MinGW – Node.js – ノンフリー – OCaml – Perl – PHP – Python – R – Ruby – Rust – VCS – ウェブ – Wine
このドキュメントでは Rust の PKGBUILD を書く時の基準とガイドラインを説明しています。
一般的なガイドライン
パッケージの命名
Rust のバイナリの場合はプログラムの名前だけを使ってください。
ビルド
Rust パッケージのビルド:
build() { cargo build --release --locked }
説明:
--release
で cargo はリリースビルドをコンパイルします。--locked
で cargo はCargo.lock
ファイルを変更して依存関係を更新しなくなります。再現可能なビルド とするために必要です。
チェック
大抵の Rust プロジェクトではテストスイートを簡単に実行できるようになっています:
check() { cargo test --release --locked }
パッケージ
Rust はバイナリを target/release
にビルドするので /usr/bin
にインストールします:
package() { install -Dm 755 target/release/${pkgname} -t "${pkgdir}/usr/bin" }
パッケージによっては man ページなど他のファイルもインストールするので、cargo
を用いるのがよいでしょう:
package() { cargo install --root "${pkgdir}"/usr --root "${srcdir}/${pkgname}-${pkgver}" }