Python パッケージガイドライン
32ビット – CLR – クロス – Eclipse – Electron – Free Pascal – GNOME – Go – Haskell – Java – KDE – カーネル – Lisp – MinGW – Node.js – ノンフリー – OCaml – Perl – PHP – Python – R – Ruby – Rust – VCS – ウェブ – Wine
このドキュメントでは Python ソフトウェアの PKGBUILD を書くときの決まり事とガイドラインを提供します。
パッケージの命名規則
Python 3 ライブラリの場合、python-modulename
を使って下さい。アプリケーションの場合、プログラムの名前を使って下さい。どちらの場合でもパッケージの名前は小文字である必要があります。
Python 2 ライブラリの場合は python2-modulename
という風に名前を付けて下さい。
バージョン付きパッケージ
特定のバージョンのパッケージを追加する必要がある場合は python-modulename-version
を使って下さい (例: python-colorama-0.2.5
)。python の依存パッケージが colorama==0.2.5
ならば Arch のパッケージは python-colorama-0.2.5
になります。
ファイルの配置場所
ほとんどの Python パッケージは setup.py による distutils システムでインストールされます。ファイルは /usr/lib/python<python version>/site-packages/pkgname
ディレクトリにインストールされます。
ノート
--optimize=1
パラメータは .pyo
ファイルをコンパイルして pacman から追跡することができます。
基本的に Python パッケージはアーキテクチャに依存しないので arch
には any
を指定します。
tests
という名前のディレクトリをインストールしてはいけません。他の Python パッケージと衝突する可能性があります (例: /usr/lib/python2.7/site-packages/tests/
)。
サンプル
サンプル PKGBUILD は こちら を見るか、abs パッケージに入っている /usr/share/pacman/PKGBUILD-python.proto
ファイルを見て下さい。