「カーネルモジュールパッケージガイドライン」の版間の差分
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* {{Ic|nvidia}} が {{Ic|nvidia-utils}} に依存するように設定 (何か理由があれば設定しなくてもかまいません)。 |
* {{Ic|nvidia}} が {{Ic|nvidia-utils}} に依存するように設定 (何か理由があれば設定しなくてもかまいません)。 |
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* {{Ic|kernel26-mm}} など他のカーネル用のモジュールの場合、そのカーネルに対応するカーネルモジュールが含まれた {{Ic|nvidia-mm}} を作成して、同じように {{Ic|nvidia-utils}} に依存させます。 |
* {{Ic|kernel26-mm}} など他のカーネル用のモジュールの場合、そのカーネルに対応するカーネルモジュールが含まれた {{Ic|nvidia-mm}} を作成して、同じように {{Ic|nvidia-utils}} に依存させます。 |
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− | * {{Ic|nvidia}} |
+ | * {{Ic|nvidia}} がカーネルに依存していることを確認してください。例: {{bc|1=depends=('linux' 'nvidia-utils')}} |
− | depends=('kernel26>=2.6.24-2' 'kernel26<2.6.25-0' 'nvidia-utils') |
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− | 上記の例で {{Ic|2.6.24-1}} ではなく {{Ic|2.6.24-2}} となっているのは、カーネルのサブシステムに重要な変更があったために、全てのモジュールを再ビルドする必要があるからです。そのような場合では depends のバージョンを変更しないと、古いバージョンのカーネルを使っているユーザーからモジュールが壊れていると報告を受ける可能性があります。 |
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=== 原則 === |
=== 原則 === |
2023年6月28日 (水) 22:26時点における版
32ビット – CLR – クロス – Eclipse – Electron – Free Pascal – GNOME – Go – Haskell – Java – KDE – カーネル – Lisp – MinGW – Node.js – ノンフリー – OCaml – Perl – PHP – Python – R – Ruby – Rust – VCS – ウェブ – Wine
パッケージの分離
システム上に複数のカーネルをインストールしたいというユーザーのために、カーネルモジュールを含むパッケージには特別な扱いが必要です。
カーネルモジュールと他の補助ファイル・ユーティリティが含まれているソフトウェアをパッケージ化するときは、補助ファイルとカーネルモジュールを分離してください。
ガイドライン
カーネルモジュールが含まれているソフトウェア (例えば NVIDIA ドライバー) をパッケージにするときは:
- 標準カーネルのカーネルモジュールだけが含まれる
nvidia
パッケージを作成。 - 補助ファイルが含まれる
nvidia-utils
パッケージを作成。 nvidia
がnvidia-utils
に依存するように設定 (何か理由があれば設定しなくてもかまいません)。kernel26-mm
など他のカーネル用のモジュールの場合、そのカーネルに対応するカーネルモジュールが含まれたnvidia-mm
を作成して、同じようにnvidia-utils
に依存させます。nvidia
がカーネルに依存していることを確認してください。例:depends=('linux' 'nvidia-utils')
原則
別のカーネル向けにビルドされたカーネルモジュールを別のディレクトリに保存することでカーネルモジュールを共存させることができ、補助ファイルはひとつの場所にまとめることができます。モジュールと補助ファイルの両方がパッケージに含まれている場合、パッケージの補助ファイルが衝突してしまうため pacman でモジュールをインストールできなくなってしまいます。
モジュールと他のファイルを分離することで同一マシン上に複数のカーネルが存在する場合でも複数のカーネルモジュールパッケージをインストールして補助ファイルを共有することが可能になります。
ファイルの配置場所
既存の同じ名前のモジュールを上書きするようなカーネルモジュールの場合、/lib/modules/xx.yy.zz-ARCH/updates
ディレクトリにモジュールを配置してください。depmod が実行されたとき、/lib/modules/xx.yy.zz-ARCH/updates
ディレクトリのモジュールが優先されます。