「Free Pascal パッケージガイドライン」の版間の差分
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2023年6月28日 (水) 17:34時点における最新版
パッケージ作成ガイドライン
32ビット – CLR – クロス – Eclipse – Electron – Free Pascal – GNOME – Go – Haskell – Java – KDE – カーネル – Lisp – MinGW – Node.js – ノンフリー – OCaml – Perl – PHP – Python – R – Ruby – Rust – VCS – ウェブ – Wine
このページでは Free Pascal Compiler (FPC) でビルドされるソフトウェアの PKGBUILD を書く方法を説明しています。fpc パッケージはホスト CPU (i686 または x86_64) を対象にしたコンパイラを提供します。
Free Pascal
パッケージの命名規則
通常はプロジェクト名だけで十分です。しかし、クロスコンパイルの場合、multilib から i686 Linux をターゲットにする場合はパッケージの先頭に fpc32-
を付け、Arch 以外の Linux システムをターゲットにする場合は fpc-cpu-system-pkgname
という形式で名前を付ける必要があります。
便利なスニペット
- FPC のバージョンとユニットの CPU と OS を確認するには:
_unitdir=`fpc -iSP`-`fpc -iSO` _fpcver=`fpc -iV`
パッケージング
FPC ベースのパッケージを作成する場合、以下の事柄に従ってください:
makedepends
またはdepends
に常に fpc を追加する- コンパイル済みのファイル (*.a, *.compiled, *.o, *.ppu, *.res, *.rst) は常に
/usr/lib/fpc/$_fpcver/units/$arch-linux
に保存する - インポートライブラリをインストールする場合は
staticlibs
をoptions
に追加する
クロスコンパイル
- 常に
depends
に上記の対応するクロスコンパイラパッケージ (fpc-cpu-system-rtl
) を追加します。 - 非 Unix ベースのシステムの場合、常に
!strip
をoptions
に追加します。 - 全てのコンパイル済みユニット (*.a, *.compiled, *.o, *.ppu, *.res, *.rsj) を常に
/usr/lib/fpc/$_fpcver/units/$_unitdir
(マルチリブの場合は/usr/lib/fpc/$_fpcver/units/i386-linux
) の下に置いて下さい。 - 常に
any
を使用してください。(multilib の場合はx86_64
) をアーキテクチャとして使用します。 - インポートライブラリをインストールする場合は
staticlibs
をoptions
に追加してください。