フォントパッケージガイドライン
32ビット – CLR – クロス – Eclipse – Electron – Free Pascal – GNOME – Go – Haskell – Java – KDE – カーネル – Lisp – MinGW – Node.js – ノンフリー – OCaml – Perl – PHP – Python – R – Ruby – Rust – VCS – ウェブ – Wine
このドキュメントは、フォント の PKGBUILD の記述に関する提案された標準ガイドラインをカバーしています。
目次
一般的なガイドライン
パッケージの命名
フォントが variable font の場合は、接尾辞 -variable
を追加します。
パッケージの説明
パッケージの説明には少なくとも font という単語と、sans-serif, serif, monospace のうちどの種類のフォントなのかを含める必要があります。
アーキテクチャ
フォントはアーキテクチャに依存しません。arch=(any)
を使ってください。
依存関係
フォントは何かに依存しているわけではありません。しかし、リポジトリにある多くのパッケージは、fontconfig と xorg-mkfontscale を依存関係として含んでいます。これらはフォントパッケージがフォントキャッシュを更新するためにインストールスクリプトを使う必要があったときに必要でした。現在では多くの重複した作業は pacman フック によって行われています。fontconfig や xorg-mkfontscale をインストールすると、/usr/share/fonts/
にある全ての既存フォントがキャッシュされ、fontconfig や mkfontscale を使うことを強制する必要はありません。
提供するもの
多くのアプリケーションは仮想パッケージ ttf-font
に依存しています。あなたのフォントファミリーが criteria を満たすなら、provides=('ttf-font')
を追加してください。
出典
以下のソースからフォントが利用可能かどうかを、この順番で確認します。
- GitHub のようなコードホスティングプラットフォームまたは公式ウェブサイト
- Google Fonts:
https://fonts.google.com/download?family=Name
. - Font Squirrel, Font Library, FFonts,
- 1001 Fonts, 1001 Free Fonts, DaFont.
以下のサイトは推奨できません。
- FontSpace (チェックサムが原因不明で変更される)
パッケージ
次のスニペットは、OFL(SIL Open Font License)の下でリリースされた OTF フォントの例です。
license=('OFL') ... package() { install -Dm644 -t "$pkgdir/usr/share/fonts/OTF" "path/to/font/*.otf" install -Dm644 -t "$pkgdir/usr/share/licenses/$pkgname" "path/to/license/OFL.txt" }
- OFL は技術的には custom license ですので、各フォントパッケージのライセンスファイルは
/usr/share/licenses/$pkgname
にインストールする必要があります。 - フォントに多くのフォントファイルが含まれている場合、インストール先のディレクトリに
OTF
の代わりに$pkgname
を使うことを検討してください。
Example packages
- ttf-merriweather-sansAUR
- otf-commissionerAUR – split package with OTF, TTF and variable version
See also
- Forum discussion concerning this article