フォントパッケージガイドライン

提供: ArchWiki
2022年2月22日 (火) 23:05時点におけるKgx (トーク | 投稿記録)による版 (→‎Package: 翻訳)
ナビゲーションに移動 検索に移動

このドキュメントは、フォントPKGBUILD の記述に関する提案された標準ガイドラインをカバーしています。

一般的なガイドライン

パッケージの命名

  • TTF フォント: ttf-fontname
  • OTF フォント: otf-fontname

フォントが variable font の場合は、接尾辞 -variable を追加します。

ノート: パッケージ名は完全に小文字にする必要があります。

パッケージの説明

パッケージの説明には少なくとも font という単語と、sans-serif, serif, monospace のうちどの種類のフォントなのかを含める必要があります。

アーキテクチャ

フォントはアーキテクチャに依存しません。arch=(any) を使ってください。

依存関係

フォントは何かに依存しているわけではありません。しかし、リポジトリにある多くのパッケージは、fontconfigxorg-mkfontscale を依存関係として含んでいます。これらはフォントパッケージがフォントキャッシュを更新するためにインストールスクリプトを使う必要があったときに必要でした。現在では多くの重複した作業は pacman フック によって行われています。fontconfig や xorg-mkfontscale をインストールすると、/usr/share/fonts/ にある全ての既存フォントがキャッシュされ、fontconfig や mkfontscale を使うことを強制する必要はありません。

提供するもの

多くのアプリケーションは仮想パッケージ ttf-font に依存しています。あなたのフォントファミリーが criteria を満たすなら、provides=('ttf-font') を追加してください。

出典

以下のソースからフォントが利用可能かどうかを、この順番で確認します。

以下のサイトは推奨できません。

  • FontSpace (チェックサムが原因不明で変更される)

パッケージ

次のスニペットは、OFL(SIL Open Font License)の下でリリースされた OTF フォントの例です。

license=('OFL')
...
package() {
  install -Dm644 -t "$pkgdir/usr/share/fonts/OTF" "path/to/font/*.otf"
  install -Dm644 -t "$pkgdir/usr/share/licenses/$pkgname" "path/to/license/OFL.txt"
}
  • OFL は技術的には custom license ですので、各フォントパッケージのライセンスファイルは /usr/share/licenses/$pkgname にインストールする必要があります。
  • フォントに多くのフォントファイルが含まれている場合、インストール先のディレクトリに OTF の代わりに $pkgname を使うことを検討してください。

Example packages

See also